ダンス の検索結果

紅白歌合戦を楽しむ三つのキーワード

「80年代」「アイドル」「東京オリンピック」

紅白の“点”をつなげて“線”で見る　「NHK紅白歌合戦」（以下「紅白」と表記）はその年だけの … ［続きを読む］

［２０１４年　ポピュラー音楽　ベスト５］

アナ雪、松田聖子……女声がいいです。

　年の瀬。なんていうかこの、世界とソリが合っていないんだな、最近。自分が考えていることと、世間の感じていることの、波長がまるっきり合わない。 … ［続きを読む］

［２０１４年　アイドルイベント　ベスト５］

崩れ落ちる道重さゆみに、「巨人の星」を見た

　アイドルは音楽ジャンルの一つとして、すっかり定着した。　私はこの1年でアイドルだけで日本武道館に7回、横浜アリーナに3回行った。　週末とも … ［続きを読む］

［20］第２章　演劇篇（１２）

享楽化の歴史は繰り返す

エロ・ナンバーワン女優　エロ・グロ・ナンセンスからやや離れたので、余談ながら横倉辰治が一時参加していた稀代のエロチック女優河合澄子一座につい … ［続きを読む］

土井たか子さんと大江麻理子キャスターのはざまで（下）――期待を裏切ることのできる人

　ここからが大江麻理子キャスターの話になる。マネックス証券の松本大（おおき）社長と結婚すると聞いたとき、「ああ、雇均法後の世界の女性だなあ」 … ［続きを読む］

「2013年以前もデング熱国内感染者はいた」と考えるこれだけの理由

　69年ぶりにデング熱の国内感染が8月26日に確認された。それ以降、感染者は増加の一途をたどり、9月13日までに国内感染者は17都道府県で計 … ［続きを読む］

モデルなき消費の行方と「アイス・バケツ・チャレンジ」の意味

消費トレンドを予測すること 　ある企業の方から先日、これからの消費がどうなるかと質問された。私が消費者行動論やマーケティングを専門にしている … ［続きを読む］

［書評］『MICHAEL JACKSON, INC. 』

ザック・オマリー・グリーンバーグ著　高崎拓哉、堂田和美、富原まさ江訳

死んではじめて叶う夢　　　私にとって「洋楽」との出会いは、１９８３年から始まったテレビ神奈川（ＴＶＫ）の金曜深夜番組「ＳＯＮＹ　ＭＵＳＩＣ　 … ［続きを読む］

草笛光子８０歳、白髪で開脚で、ブーム、ぜったい来てます。

　草笛光子という８０歳、今年８１歳になる女優のブームが来ていると私が確信したのは、少し前で恐縮だが、５月４日日曜正午、フジテレビの「ウチくる … ［続きを読む］

［12］魔法と権力の行方

巨大な魔法と共存する危険性　前回記したように、『アナと雪の女王』とディズニー従来作との違いは、第一に設定解説が大胆に省略され、展開が高速であ … ［続きを読む］

「復活」マイケル・ジャクソン、『ＸＳＣＡＰＥ』の驚きと悲しさ

　マイケル・ジャクソンは単なる夢のような存在ではない。彼は不死身の幻影ともいうべきデジタルな存在として、この現代に甦った。５月にリリースされ … ［続きを読む］

東方神起はヨコに進化する――ライブツアー2014『ＴＲＥＥ』レビュー

　ローマ法王の法衣を思わせる白いローブに身をつつんだ東方神起の２人がまっすぐ正面を見据えたとき、ステージは聖壇になった。バックにはオレンジ色 … ［続きを読む］

増村保造監督の大回顧特集が東京・京橋で開催！（２）――５０年代の傑作、『暖流』『巨人と玩具』『親不孝通り』など

　本稿（１）で論じた傑作『妻は告白する』は、増村の作品歴において大きな分岐点であった。　すなわち『妻～』以前にも、『暖流』（１９５７、必見、 … ［続きを読む］

［19］第２章　演劇篇（１１）

ムーラン哲学

新興芸術派の文士が脚本を執筆　第１回公演のプログラムは以下のようなものだった。　○『猿の顔はなぜ赤い』（清水閨抽作）　○モダニズム・ナンセン … ［続きを読む］

ブノワ賞を日本人が初受賞した意味――日本公演バレエ作品の受賞は可能か

　スウェーデン王立バレエ団で活躍する木田真理子さんが、日本人で初めてブノワ賞を受賞した。受賞作マッツ・エック振付「ジュリエットとロミオ」の舞 … ［続きを読む］

アイドルに握手会は必要なのか？――握手のスキルを高めたその先は……

　アイドルのライブはかなり見ている方だが、ステージが楽しければ満足だし、特にハロー！プロジェクトは握手するファンを物理的に動かす「はがし」が … ［続きを読む］

「行方不明者１万人」のやるせなさに思う。認知症はつくづくモンスターだ

　ＮＨＫスペシャル「”認知症８００万人”時代　行方不明者１万人～知られざる徘徊の実態～」を再放送で見た。　初回放送の … ［続きを読む］

［2］ディズニー・プリンセス復活までの長い道のり

　『アナと雪の女王』の快進撃が止まらない。　日本公開からわずか３１日間で累計動員は７５６万人、興行収入が９２億円に到達（４月１５日付「シネマ … ［続きを読む］

［2］スケート界に必要な選手は……

　オリンピックシーズンには、想像をはるかに超える出来事が起きる。　オリンピックの男子シングルで、羽生結弦の優勝はなくはない、とある程度予想は … ［続きを読む］

［28］（番外編）オリンピックパークの町に住む（３）

いいオリンピックに感謝！

　様々なことがあるにはあったし、いちばんひどいことのいくつかは、とても人様にお話しできるものではない。が、レットイットビー、３週間もいればな … ［続きを読む］

［20］鈴木明子と村上佳菜子（２）

いつか人々を陶酔させるあの演技を！

　今回は悔しいことに、ふたりともが本来持っている音楽表現、感情表現を存分に見せることはできなかった。　オリンピック初挑戦の村上佳菜子は、戦い … ［続きを読む］

連載小説７回裏：「ぼくは口が堅いのだけが取り柄なんだ」

　　　　３　２日後の江口は最高だった。中島はバックネット下、１塁ベンチ脇の半地下にある球団関係者席、通称金魚鉢を出て、１塁側内野スタンドで観 … ［続きを読む］

［11］羽生結弦を待ち受ける過酷な道。それを乗り越えるのは彼のクレバーな視点と思慮の深さだ

　とにもかくにも、史上稀に見る、１０代のオリンピックチャンピオン誕生である。　１０代のチャンピオンはディック・バットン以来６６年ぶり、とのこ … ［続きを読む］

膨大なデジタル情報があふれる時代　求められるのは「編集力」の進化　―『Journalism』２月号から―

　紙媒体からデジタル媒体への、情報の移行が急速に進んでいる。後に議論するように、本や新聞などの紙媒体が完全に消えてしまうということは、なさそ … ［続きを読む］

［5］フィギュアスケートの醍醐味を堪能できた団体戦。今後はペアの環境が改善されるだろうか？

　フィギュアスケート団体戦のフラワーセレモニー（メダルセレモニーは翌日、屋外の特設会場で行われる）。これまでも大人数で表彰台に上がるチーム戦 … ［続きを読む］

［2］羽生結弦はプルシェンコとの対決で何を得たか

団体戦の思いもよらない影響

　それにしても羽生結弦とプルシェンコ（ロシア）。１９歳と３１歳。団体戦、個人戦と、フィギュアスケートの歴史に残るような彼らの対決になりそうだ … ［続きを読む］

［2］第１章「忘れられた歌姫――青山ミチの存在と闘い（２）」

ライヴァルは弘田三枝子

　青山ミチのライヴァルは弘田三枝子だと言われていた。ミチ本人もそのような発言をしたことがある。先に書いたように、ミチが横浜テネシーのコンテス … ［続きを読む］

『クイーン・オブ・ザ・ナイト』とタイムズスクエアのこれから

役者のパフォーマンスを１対１で　『クイーン・オブ・ザ・ナイト』(http://queenofthenightnyc.com)のプレビュー公演 … ［続きを読む］

［17］第２章　演劇篇（９）

バラエティの元祖

「レビュー」の基盤は「ナヤマシ会」　無声映画の時代、映画は「活動」とよばれ、活動弁士、略して「活弁」が台詞入りで独特の名調子の語りをいれて盛 … ［続きを読む］

連載小説３回裏：飛ぶボールを試合に使うことは可能なのか？

３回裏　チャンプ

　　　　３　「お疲れ様でした」と明るくねぎらう声で、木村亜矢子社長室長が入ってきた。中島は簡単に面談の様子を報告した。この日の聞き取りは、岩 … ［続きを読む］