道徳 の検索結果

憲法によって国家が作られる――超満員の「立憲デモクラシーの会」シンポジウムから

　「立憲デモクラシーの会」が設立され、去る４月２５日に法政大学で設立記念シンポジウムが開かれた。定員３００人の教室は超満員。入りきれない聴講 … ［続きを読む］

教育界にまんえんする「正解主義」を超えて「情報編集力」のある子どもを育てる

　ここでは、日本を覆う「正解主義」の現状をいかに突破するか、その可能性を探ってみたいと思う。「正解主義」とは、物事には必ず正解があると信じる … ［続きを読む］

［23］多極化した世界の現実に向き合う

　世界の経済、軍事などのバランスは、刻々と変化している。十年一昔と言われたものである。しかし、最近では二年、三年一昔と言っても過言ではないよ … ［続きを読む］

研究倫理はどうすれば身につくのか

　現在議論を巻き起こしているSTAP細胞の事例はいろいろな意味で稀であるとはいえ、問題が発覚する前とその後で、手のひらを返したように異なるコ … ［続きを読む］

憲法と国家権力の関係　安倍首相の国会答弁

「それはかつて王権が絶対権力を持っていた時代の……」

　安倍首相は2014年2月3日の衆院予算委員会で憲法について「国家権力を縛るものだという考え方はありますが、しかし、それはかつて王権が絶対権 … ［続きを読む］

ＤＮＡ６０年、｢知らずにいる｣という生き方

　ＤＮＡの３文字を抜きに語れないショッキングなニュースがこのところ立て続けに流れ、私たちの家族観、ひいては人生観を揺さぶっている。　奇しくも … ［続きを読む］

心に侵入する権力～特定秘密保護法案とその行く末

　昨年末は「特定秘密保護法案」が世論を騒がせた。衆院に続いて参院でも（わずか20時間余の審議で）採決を強行（１２月５日）。その強引な手続きに … ［続きを読む］

安倍政権による国家の私物化が進む ジャーナリズムの真価が問われる年

　危機とか転換期という言葉は、いつの時代にも使われてきた。しかし、２０１２年末に自民党・安倍政権が復活して以来の１年間は、戦後政治にとっての … ［続きを読む］

プリンストン大学と教養教育 （２）

　前回は、数値データに基づいて組織としてのプリンストン大学を概観した。今回は、その教育内容について紹介したい。といっても、これは先方の教員と … ［続きを読む］

こん棒で殴り合う「言論の荒野」が生まれている――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（１１）

情報ネットワーク法学会

　「ソーシャルメディアはリヴァイアサン（怪物）を生み出している」。生貝直人氏の問題提起から、メディアリテラシーの議論に入っていく討議メンバー … ［続きを読む］

安重根の思いを日韓が知る時、東アジアの未来は開ける

　菅義偉官房長官は、１１月１９日、初代韓国統監であった伊藤博文の殺害現場となったハルピン駅における安重根の石碑設置が韓中両政府の合意の下で進 … ［続きを読む］

［2］「脱亜」と帝国のまなざし

　「悪友を親しむ者は共に悪名を免かるべからず。我れは心に於て亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり」（福澤諭吉「脱亜論」『福澤諭吉全集 　第１０ … ［続きを読む］

アスリート安藤美姫をとやかく言うのはまだ早い

　「オリンピックを目指している選手は、全てを捨ててスケートしてるんですよ。友達と遊ぶことも、恋愛も……ふつうの人 … ［続きを読む］

子どもたちの教育に対話型講義をーー埼玉県の先進的な「高校生白熱教室」の試み（下）　教育改革の可能性

自分たちが議会の代表だと想像してみよう：生き方と高校生議会　後半では「これからの時代の生き方」について「高校生が感じるこれからの生き方」とし … ［続きを読む］

子どもたちの教育に対話型講義をーー埼玉県の先進的な「高校生白熱教室」の試み（上）　高い水準の議論

道徳教育の内容は？　今、安倍政権のもとで道徳教育の教科化の検討が進められている。参議院選挙で教育は大きな争点にはならなかったが、今後、憲法と … ［続きを読む］

クールジャパン輸出に「壁」、それを乗り越えるには

　安倍政権の成長戦略の柱となっている「クールジャパン」。アニメやドラマなどの輸出を促進し、外国の人たちに広く日本の魅力を知ってもらう日本ブラ … ［続きを読む］

ネット選挙と公共空間――衆愚政か、それとも優れた民主主義か？

ネット公共空間の両義性――その光と影　筆者は、「参議院選挙前日（７月２０日）を国民的な『ネット熟議の日』にしよう――『ダモクレスの剣』は落ち … ［続きを読む］

中東を新書で読む（下）――歴史の中でとらえる

　エジプトを軸とする中東の動きを長年観察してきた田原牧の『中東民衆革命の真実——エジプト現地レポート』（集英社新書） … ［続きを読む］

「日本維新の会」はやはり極右政党か？（上）――橋下発言における性的リバタリアニズム

橋下発言はファシズム的か？　橋下徹氏の慰安婦発言や米軍への発言が大きな問題になり、多くの人々からその政治家としての資格が疑われている。橋下氏 … ［続きを読む］

安倍首相インタビューを不正確引用した米紙の東京特派員

安倍首相インタビューを不正確引用したワシントン・ポスト特派員　色眼鏡をはずしてくれ　外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン・ギブンズ（ … ［続きを読む］

当世百万遍の京大生気質

薄雲鈴代

　「大学がまるで高校化している」と、近年しきりに嘆かれる。　それは中堅私大や地方大学に限ったことではない。京都大学でも学生の質が問われている … ［続きを読む］

ベトナムのハノイから：ボディータッチと法律、そして弁護士

ベトナムのハノイから：ボディータッチと法律、そして弁護士アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　木本 真理子 　はじめに　ベトナ … ［続きを読む］

ＴＰＰ交渉参加は本当に「公共的」利益に適うのか？

■安倍首相の「賢い」戦略　安倍晋三首相が環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の交渉に参加することを表明した（３月１５日）。安倍首相は、オバマ大統領 … ［続きを読む］

政治とニセ科学（中）

■政策に入り込もうとする疑似科学　昨年末に発足した安倍政権が力を入れている政策の１つが教育再生です。「教育再生会議」は７年前に設けられました … ［続きを読む］

既存の左右対立を超えて前に――平和のためのイノベーションを

　前稿「アベノミクスと『ダモクレスの剣』――『経済再生』という夢想の後に待ち受けるもの（２０１３／０１／０７）」で述べたように、その後、やは … ［続きを読む］

東南アジアに流浪する弁護士　タイとマレーシアでの経験から

東南アジアに流浪する弁護士　タイとマレーシアでの経験からアンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　安西 明毅　ここ数年、大手法律事務所の東南 … ［続きを読む］

いじめをなくす「シチズンシップ教育」が必要だ

　滋賀県大津市立中の２年男子生徒の自殺（昨年１０月）について、滋賀県警が同級生２人を暴行容疑で書類送検したというニュースが２８日朝刊に掲載さ … ［続きを読む］

［6］第１章 盛り場・風俗篇（６）

カフェーの女給の実態

　では、女給の実態、とくに経済状態はどうであったか。『職業婦人物語』（前田一）によれば、女給の平均収入は１カ月５０円であった。ただし、この中 … ［続きを読む］

総選挙後に日本は「戦前」に戻るのか？――二大政党制の崩壊と右翼的体制変革の危険性

■慄然とする解散総選挙　解散総選挙の報に、筆者は慄然とせざるをえなかった。これは、最悪の時期におこなわれる総選挙であると思えたからである。現 … ［続きを読む］

古びないクストー氏の言葉：第１回科学ジャーナリスト世界会議から20年

　科学ジャーナリストの第１回世界会議を国連教育科学文化機関（ユネスコ）が東京で開いたのは１９９２年１１月、ちょうど２０年前のことだった。二人 … ［続きを読む］