改革 の検索結果

日本政治の機能不全を回避せよ――国民益考え、是々非々の党に

小此木潔

　「みんなの党」がとるべき道は、日本政治が機能不全に陥らないよう、国民益と民意のありかをよく考えて、是々非々の政党として重要な役割を果たすこ … ［続きを読む］

［5］ＪＡＬ天下り余波収まらず～稲盛会長「人事を見直す」

　倒産した日本航空（ＪＡＬ）が公的な支援を受けつつ再建中なのにもかかわらず、特定の幹部層だけが堂々とグループ企業や関連団体に天下りをしている … ［続きを読む］

紙かデジタルかの二者択一ではない

村上文洋

　国が策定した「新たな情報通信技術戦略」（2010年5月11日、IT戦略本部決定）では、教育分野の取り組みとして、　・児童生徒１人１台の各種 … ［続きを読む］

郵政改革の罪　票はもらって負担は子どもに

　見るも無残な民主党である。政治とカネの問題で、自らに甘く他人に厳しい体質をさらけ出したと思ったら、今度は郵政改革法案づくりで「政策集団」の … ［続きを読む］

「日本型」統治、岐路に　富士通、セイコーＨＤ…相次ぐ機能不全

　富士通、セイコーホールディングス（ＨＤ）と上場企業で経営トップの交代をめぐる「内紛」が続き、「日本型」企業統治の問題が浮き彫りになった。取 … ［続きを読む］

「検察支配」からの解放で監視委が活性化

　証券取引等監視委員会の佐渡賢一（さど・けんいち）委員長が7月19日に1期目3年の任期を満了したのを機に同委員長にインタビューし、証券市場監 … ［続きを読む］

今後の業務上過失事件の捜査への影響、検察審査会「ＪＲ西歴代社長起訴相当」で

▽この記事は2010年3月27日の朝日新聞朝刊（大阪）に掲載されたものです。　ＪＲ宝塚線（福知山線）脱線事故をめぐり、ＪＲ西日本の歴代社長３ … ［続きを読む］

鳩山首相「元秘書の裁判が終わったあかつきに使途を国民に説明したい」

　鳩山由紀夫首相は３月３日の参院予算委員会で、自民党議員の質問に答え、母親から提供された資金の使途について、「国民の皆様方にご説明を申し上げ … ［続きを読む］

《独自ダネ》　近畿産業信組、規定変え民主に政治献金１００万円

　在日韓国人系の近畿産業信用組合（大阪市）は２５日の総代会で、従来認めていなかった政治献金について内部規定を改定し、民主党に政治献金１００万 … ［続きを読む］

《議決要旨全文そのままPDFファイル》東京第五検察審査会が小沢氏「起訴相当」と議決

市民目線、政権揺らす　小沢氏「驚いている」　

　民主党の小沢一郎幹事長に対する検察審査会の結論は最も重い「起訴相当」だった。検察の再捜査が始まるが、小沢氏は強気の構えを崩さない。夏の参院 … ［続きを読む］

《一問一答詳録》日本振興銀行新社長に就任した作家・江上剛氏が記者会見

　中小企業向け融資専門の日本振興銀行（本店・東京都千代田区）は１４日、金融庁の立ち入り検査を妨害した疑いで前社長の西野達也容疑者（５４）らが … ［続きを読む］

真相解明担う警視庁の実力は

緒方健二

　大手銀行からの融資を得にくい中小企業の味方として、２００４年に開業した「日本振興銀行」の首脳らが７月１４日、警視庁に逮捕されました。このう … ［続きを読む］

(2) 公金１兆３千億円を回収、内部告発者の協力で

　米国には、内部告発者を保護する法律が数多くある。連邦公務員を対象にしたホイッスルブロワー（内部告発者）保護法、上場企業の従業員を対象にした … ［続きを読む］

選挙ゆがめる「一票の格差」を許す最高裁

古西洋

　今回の参院選で敗北した民主党は、選挙区でも比例区でも最も多くの票を得ていた。それにもかかわらず、民主党が獲得議席を大きく減らしたのは、選挙 … ［続きを読む］

「市民感情」の暴論から冷静な判断に転換

魚住昭

　東京第一検察審査会が小沢一郎氏に絡む政治資金問題（陸山会事件）について「不起訴不当」の議決をした。１１人の審査員のうち８人以上が「起訴すべ … ［続きを読む］

［6］赤字でも億円報酬の役員２６人

　上場企業の経営者がいやいやながら応じざるを得なかった「億円報酬」の開示によって、大赤字なのに高額報酬を得ている役員の存在が明らかになった。 … ［続きを読む］

デフレは成長で克服できる――宿命論や悲観論から脱却しよう

小此木潔

　経済現象を天変地異と混同してはならないのと同様に、デフレを宿命と考えたり、それを克服できないなどと考えたりしてはいけない。デフレの原因を分 … ［続きを読む］

地下経済とのあくなき戦い　――　ゴールはまだ見えない

　佐渡賢一が証券取引等監視委員会の委員長に着任した2007年、東証マザーズなどでは、破綻に瀕した企業を利用して市場を騙し、カネを巻き上げる事 … ［続きを読む］

「ねじれ国会」と参院の独自性

薬師寺克行

　参議院選挙の結果を受けて、メディアや論壇などの世界で「参議院改革論」が盛り上がってきた。　論点は大きく２つに絞られている。１つは憲法改正な … ［続きを読む］

迷走郵政改革　”政治主導”のなれの果て

西井泰之

　参院選開票日。伸び悩む与党の得票を気にかける旧知の特定郵便局長から何度も電話をもらった。約１年前の総選挙、支援した民主、国民新党などで三百 … ［続きを読む］

(2) 証券取引所など自主規制機関とともに

　監視委職員の東証への出向も

　■自主規制の重要性　市場規律の担い手の中でも、特に重要な役割を果たしているのが、自主規制機関である。金融商品取引法は、証券取引所と証券業協 … ［続きを読む］

パロマ事件刑事判決の教訓と企業コンプライアンスの視点

本判決の射程範囲、その広さの光と影を探る

　■パロマ事件刑事判決の衝撃　平成２２年５月１１日、東京地裁において企業経営者を震撼させる刑事判決が出た。パロマ工業製ガス湯沸かし器による一 … ［続きを読む］

検察の不調の原因は？ 検察は法執行機関の要として構造的、組織的な犯罪摘発のコーディネーターになるべき

　制裁システムの要、検察の不調が続いている。小沢一郎・前民主党幹事長の政治団体の政治資金規正法違反事件の捜査では一部のメディア、検察ＯＢから … ［続きを読む］

松下幸之助さんへの手紙

脇阪紀行

　「経営の神様」と呼ばれたあなたが大阪・枚方の病院で９４歳で亡くなられたのは、今から２１年前の１９８９年４月のことでした。当時、大阪の経済界 … ［続きを読む］

デフレの正体　時代の気分は変えられるのか？

西井泰之

　「インフレ（物価上昇）は陽気な妖怪だが、デフレ（物価下落）は陰気な妖怪」。こんな言葉を聞いたことがある。どちらも度を過ぎればよくないのは同 … ［続きを読む］

(上) 最近の独禁法違反事件の特徴と独禁法遵守への企業の姿勢の変化

　日本の独占禁止法は、どのような要請に基づいて生まれ、育ち、いま、どの方向への途上にあるのか。住友化学の法務部長や代表取締役専務、日本経団連 … ［続きを読む］

(中) 独禁法、米国の圧力と国内産業政策の妥協の歴史

　■占領軍の圧力との拮抗の中で独禁法は成立した　独占禁止法は、新憲法施行直前の昭和22年3月31日に成立した。新憲法施行までにどうしても間に … ［続きを読む］

菅首相へ：使途を語らない増税は成功しない――成長や社会保障との調和を語れ

小此木潔

　残念ながら菅首相が参院選で語った消費増税の論理では、「増税の使い方を間違えて景気を失速させる」可能性が大きい。そのため、国民の不安をあおり … ［続きを読む］

(下) 「独禁法後進国」と呼ばせないために

欧米の制度とも調和のとれたスマートな制度にたゆまぬ努力を

　■課徴金と刑事罰との関係　憲法39条は、同一行為に対して二重に刑事罰を科すことを禁止している。刑罰といわずに行政制裁といえば、刑罰と二重に … ［続きを読む］

子どもを殺すだけでなく、社会も壊す虐待

大久保真紀

　いったい何人の子どもが死ねば、あるいは、どれほど悲惨な状況で亡くなれば、本当に物事が動いていくのでしょうか。　児童虐待防止法が２０００年に … ［続きを読む］