kyoto の検索結果

[12]大阪北部地震で大都市の災害脆弱性が露呈

　6月18日、通勤・通学時間帯の7時58分、マグニチュード（M）6.1の地震が発生し、最大震度6弱の揺れが我が国第2の都市圏・大阪を襲った。 … ［続きを読む］

紀州のドン・ファン騒動が映す報道のポピュリズム

週刊誌だけでなくテレビ、新聞を巻き込む報道の過熱化

　“紀州のドン・ファン”こと和歌山県の野崎幸助さん（当時77）が、5月24日に謎の死を遂げ、6月に入ってからの報道が … ［続きを読む］

100年かけて築きあげたバー「サンボア」の美学

　大正デモクラシーの時代に産声を上げ、大阪、京都、東京で14店舗を構える老舗バー「サンボア」が創業100年を迎えた。港町・神戸が発祥で、氷を … ［続きを読む］

弱点を露呈した大阪初の震度6　未経験は18県

経験した所も「空白時間」を考えた地震対策を

　突き上げるような揺れに、天井が激しく音を立てた。18日午前7時58分ごろに発生した大阪府北部を震源とする地震。その瞬間、私は通勤途中でJR … ［続きを読む］

[18]“見えない人々”に支援をどう届けるか

模索を続ける民間団体の取り組みから

　是枝裕和監督の新作『万引き家族』が大きな反響を呼んでいる。「犯罪でしかつながれなかった家族」を描いたこの作品は、5月19日に閉幕した第71 … ［続きを読む］

代表性と専門性の150年

政治主導下における協働の危機

　政治家と官僚の関係は一体どうなるのか。日本政治の基盤をなしてきた政官関係が、急速に綻（ほころ）びをみせている。もっともその要因は政治主導、 … ［続きを読む］

米国は地球環境政策をリードしてきた

トランプ政権下で忘れられる輝かしい歴史と心配な日本の行く末

　アメリカの大学で地球環境政策を講じながら、アメリカ国内の環境取り組みの動向を勉強させていただいている。感じるのは、中央において環境規制の維 … ［続きを読む］

ブロックチェーン・仮想通貨と日本めぐる革新と苦難

ブロックチェーン・仮想通貨　－苦難の時期を乗り越えるには－アンダーソン・毛利・友常法律事務所河合 健　私は、主に為替やデリバティブのディーラ … ［続きを読む］

朝日新聞アメフトＯＢが語るタックル問題

危険なプレーに感じたことは？日大選手を追い込んだものは？今後なにを変えるべきか？

　アメリカンフットボールが世間を騒がせている。発端は5月6日の日本大学―関西学院大学の第51回定期戦。日大の守備ライン（DL）の選手が、ひど … ［続きを読む］

スルガ銀行 イバラの道（下）

警視庁は立件に及び腰。株価急落を受けた民事訴訟が焦点だ

　女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」建設資金をめぐる不正融資問題は、刑事事件に発展するのか。警視庁は今のところ消極的だ。一方、スルガ銀行 … ［続きを読む］

[書評]『国体論――菊と星条旗』

白井聡著

「国体」はどこへ行ったのか　「国体論」という書名にひかれて読んでみた。辞書で「国体」を引くと、「①その成立の事情や主権のあり方などによって異 … ［続きを読む］

銀座のバーで遭遇した「女人だけは禁制」

女性同士の入店を拒否した老舗の店

　「女人禁制」ならぬ、「女人だけは禁制」という経験をしたことがあります。　かつて東京・銀座に昭和のはじめから開いているバーがありました。木造 … ［続きを読む］

[10]現代とよく似ている平安中期の自然災害

　今年になって、1月23日に草津白根山が突然噴火し、3月1日に霧島連山の新燃岳が噴火、4月9日に島根西部の地震が起き、4月19日には新燃岳の … ［続きを読む］

ハワイ島でキラウエア火山が噴火

35棟焼失、約1700人が避難、地震ですばる望遠鏡にも被害

　ハワイ島でキラウエア火山が5月3日に噴火、ゆるやかな山腹の割れ目からマグマが住宅地にも流れ出て7日までに35棟の建物が焼失した。地震も頻発 … ［続きを読む］

観光立国につながるＩＲ・カジノとは

「カジノありき」ではない、地域の発展に役立つ真の統合型リゾートへの構想力が必要

　与党の自民、公明の両党が先月、カジノを含む統合型リゾート(IR)の実施法案の内容について合意に達した。今国会に法案を提出して成立を目指すと … ［続きを読む］

［6］ザ・ピーナッツ――長い下りの斜路

遠い国への旅　3枚目のシングル盤でカテリーナ・ヴァレンテの持ち歌「情熱の花」を歌ったことが縁で、渡辺プロは1963年に、カテリーナを招聘、ピ … ［続きを読む］

「企業を育てる」　京都信金の挑戦

日本は起業が少ない。創業支援こそ経済活性化の柱だ

　起業を目指す人に、日本の金融機関は冷たい。そう思っている人は少なくないだろう。そのなかで異彩を放つのが、京都信用金庫だ。「創業、開業の相談 … ［続きを読む］

日本相撲協会は「女人禁制」の改革に乗り出すとき

大相撲取材で親方に押し出された体験、伝統の祭でも「不浄の者」の看板を撤廃

　大相撲の春巡業で、土俵上であいさつしていた京都府舞鶴市長が倒れ、とっさに土俵に上がって心臓マッサージを始めた女性たちに向かって、「女性の方 … ［続きを読む］

自然保護と矛盾するやんばるの森の皆伐

絶滅危惧種コウモリ「22年ぶりに発見」を、簡単に喜べない理由

　沖縄の地元紙や朝日新聞などは、2016年12月に返還された米軍北部訓練場の跡地において、絶滅危惧種のヤンバルホオヒゲコウモリが22年ぶりに … ［続きを読む］

国民の利益を損なう「黒」「白」論議（下）

真偽不明の「グレーゾーン」のまま収束させてはいけない森友・加計学園問題

グレーゾーンで滞留する森友・加計問題　財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ疑惑に絡んで、政府が「黒」「白」をはっきりさせないままグレーゾー … ［続きを読む］

「加計問題」再燃（下）　獣医学部を再考する

規制緩和の攻防、「52年ぶり開設」への歩み

　愛媛県文書の発覚で再燃した「加計問題」。加計学園が愛媛県今治市に新規開設した岡山理科大獣医学部は、第1期目の入学者を迎え、ひっそりスタート … ［続きを読む］

『ロスト・イン・トランスレーション』再見（上）

ソフィア・コッポラの“東京物語”

　今回は、2018/3/22、同/27、同/28で論じた『ビガイルド　欲望のめざめ』のソフィア・コッポラ監督の長編第3作目であり代表作である … ［続きを読む］

［80］毒と社会批判を併せ持つユーモア

4月3日(火)　午前中、「報道特集」の定例会議。今週の特集はもうやることが決まってしまっていた。防衛省が、イラク派遣時の陸自日報が一転して「 … ［続きを読む］

「女性は土俵から降りて」事件にみる角界の非常識

協会執行部は有識者、経営のプロに交代させるべきでは

　2018年4月4日に京都府舞鶴市で開催された大相撲春巡業で、またも「角界の不祥事」とみなされてもおかしくない“事件 … ［続きを読む］

［79］史上最もおぞましい国会喚問劇

3月27日(火)　国民注視の中で、佐川宣寿・前財務省理財局長の国会での証人喚問が午前9時半から始まる。午前中が参議院、午後が衆議院。早めに局 … ［続きを読む］

小型クロマグロ漁獲枠：水産資源学者からの提案

「取引」できれば今よりましになる

　小型（30キロ未満）の太平洋クロマグロについて、水産庁が北海道と鹿児島県で７月からの漁獲枠を実質ゼロにする方針だという報道があった。激減し … ［続きを読む］

グリーンインフラとしての「雨庭」を広めよう

都市の水環境を改善し、生物多様性を育む

　「雨庭（あめにわ）」という言葉を聞いたことはあるだろうか。建物の屋根、コンクリートやアスファルトの舗装面などに降った雨を集めて、一時的に蓄 … ［続きを読む］

ホーキング博士：計り知れないエネルギーの持ち主

90年の来日時の『科学朝日』記事で追悼する

　「車いすの天才物理学者」と呼ばれたスティーブン・ホーキング博士は、車いす「だから」でもなく、「にもかかわらず」でもなく、単に天才物理学者が … ［続きを読む］

［書評］『ギリシアの抒情詩人たち』

沓掛良彦著

東洋の眼差しが描き出すギリシア抒情詩の世界　極上の一冊だ。これまで訪れたことのない場所に読者を連れ出し、そこから見える壮大な景色を堪能させ、 … ［続きを読む］

歴史教科書では人物名を減らすより興味抱く人物を

日本史では偉人や傑物を教える必要　丸暗記より歴史の流れの理解を問う問題を　

　高校と大学の教員ら約400人で作る「高大連携歴史教育研究会」が、昨年10月に教科書や大学入試で使う用語の精選案を発表した。3月中に最終案を … ［続きを読む］