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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
核ミサイル保有へと向かう愚かさ 本書は過去3、4年の間に著者がさまざまな媒体に書いてきた短い文章をまとめたものである。 そういうスタイルで … [続きを読む]
大槻慎二 2017年01月26日
日本の歴史だけ見ていても分からないのだ もう半世紀以上も前、「世界史」はけっこう勉強した。まあ、受験科目の一つだったわけだが、残念ながら … [続きを読む]
奥 武則 2017年01月20日
オオカミ的孤独の俳人 金子兜太、97歳。俳句会の巨星とも大御所とも呼ばれるが、その俳人の新刊に「いま、」の書名が付けられている。実に的を … [続きを読む]
東海亮樹 2017年01月20日
未来に向けた「社会的共通資本」の構想 ふつう経済学者といえば、どうすれば経済活動が活発になり、国の経済規模を大きくできるかを考えている人 … [続きを読む]
木村剛久 2017年01月18日
戦後的現実を背景にした刺激的なマンガ史だ! 日本の現代マンガは、手塚治虫を起点にして、それが太い幹に育ち枝葉を茂らせて隆盛期を迎えたとい … [続きを読む]
野上 暁 2017年01月18日
トラウマは人間がいかなる存在であるかを教える ある女性が水の入ったコップをひっくり返した。それを見て近くにいた男性が立ち上がり、ティッシ … [続きを読む]
西 浩孝 2017年01月10日
あやしげな体操着から見える学校と社会 いきなり言い訳めくが、僕はこのブルマーなる体操着そのものに惹かれたことはまったくない。 … [続きを読む]
高橋伸児 2017年01月10日
政治・国際 漂流キャスター日誌
イラクのクルド人自治区へ12月26日(月) 成田からイスタンブールへ。トルコ航空のエコノミー席はすごく狭い。幸い隣席1席が空いていたが、それ … [続きを読む]
金平茂紀 2017年01月10日
「ムリ! ヤダ!」と反発し、それでも思うこと ITのなかった時代のやり方を続けている今の学校教育はムダです。 自動運転車が実現しても、機 … [続きを読む]
小木田順子 2016年12月23日
「会心の庶民史」を貫く「失われない『個』」 インターネットを眺めていると、この国の権力がやることに対して批判を展開する人は「反日勢力」の一 … [続きを読む]
井上威朗 2016年12月23日
年末に読むには刺激が強すぎるかも 知る人ぞ知る月刊雑誌『選択』。書店売りなし。毎月購読を頼むと、月初めに送られてくる。もちろん購読料はかか … [続きを読む]
小林章夫 2016年12月15日
少年の日の夢に賭ける監督の、映画ひとり語り 異彩を放つ、ダンボール製の函。背には和田誠の手書きの特徴的な袋文字で「大林宣彦 いつか見た映画 … [続きを読む]
上原昌弘 2016年12月15日
Journalism
大方の予想に反して、共和党の大統領候補だったドナルド・トランプが次期大統領に決まった。日本中、いや世界中が「トランプ・ショック」を受けてい … [続きを読む]
横江公美(ヘリテージ財団元上級研究員・政策アナリスト) 2016年12月15日
文化・エンタメ 新海誠監督『君の名は。』――その達成と新たな課題
新海誠監督作品『君の名は。』の大ヒットが続いている。 12月5日までの102日間で累計興行収入200億618万8400円、動員は1539 … [続きを読む]
叶精二 2016年12月09日
格差拡大は誰にも恵みをもたらさない ひたひたと、しかし確実にこの社会に歩み寄る「貧困」の恐ろしさを改めて認識させられた。「貧乏」「貧困」が … [続きを読む]
佐藤美奈子 2016年12月08日
シャワーのあとで飲めなかったその味は 夢中になり、一晩で読んでしまった。 著者はドイツ文化の専門家だが、収容所体験のある帰還者ではない。 … [続きを読む]
松澤 隆 2016年12月08日
いつの間にか動いているもの 昨今のインドはどのような国かと問われたら、旧来の「東洋の神秘」的な返答にとどまる人が、日本にはまだまだいるよう … [続きを読む]
今野哲男 2016年12月01日
日本人はどういうふうに本を読んできたのか 書名に惹かれて読んでみた。「読書」をテーマにした本は多いが、ほとんどが読書術や読書論など方法や技 … [続きを読む]
松本裕喜 2016年12月01日
伝承される遺伝子 〈「文藝」という雑誌がある。 昭和八(一九三三)年、かつて隆盛を誇った改造社から創刊され、当時の文壇の「文芸復興」の機運 … [続きを読む]
大槻慎二 2016年11月24日
第一人者の透徹した目 サブタイトルに「政権とメディアの8年」とある。新聞も出版もテレビもここ数年、厳しい時を過ごしてきた。今は亡き評論家 … [続きを読む]
中嶋 廣 2016年11月24日
「今日の結果はDisasterである」11月8日(火) 朝からとてもよい天気だ。これで投票率も上がるかもしれない。午前7時にホテルから取材に … [続きを読む]
金平茂紀 2016年11月18日
諷刺とパロディーに生きて 本書の帯に「丸山眞男が畏れた兄とは?」とある。これは相当にうまい惹句だと読み終わって思った。 丸山鐵雄は、明治 … [続きを読む]
奥 武則 2016年11月17日
本の未来も働き方の未来も明るい 本と出版の世界の名案内役である著述家の永江朗さんが、1人や数人で立ち上げた「小さな出版社」の11社12人 … [続きを読む]
東海亮樹 2016年11月17日
文化・エンタメ 追悼・原節子 スクリーンに全てを賭けた真正の芸術家
さりげなく提示された「子殺し」の主題 映画『晩春』における、お互いに好意を持ち合っている原節子と宇佐美淳が、湘南海岸道路をサイクリングするシ … [続きを読む]
末延芳晴 2016年11月14日
魂の声が国を超えるとき ベラルーシのジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、およそ20年の歳月をかけて本書を出版し、2015年 … [続きを読む]
木村剛久 2016年11月11日
3・11以降の鬱屈する精神のストレッチに! 東日本大震災とそれに続く原発事故により、私たちは日本列島のどこに住んでいようとも、金持ちも貧 … [続きを読む]
野上 暁 2016年11月11日
未発の可能性を歴史からすくいだす 同時代の出来事の意味を、その時点ではっきりと掴むことはむずかしい。いくらかの時を経て初めて、ようやくそ … [続きを読む]
西 浩孝 2016年11月07日
シメキリだけが人生だ 本書の前書きにあるとおり、多くの人にとって「締めきり」というものの存在を初めて意識するのは、小学生時分の夏休み最終 … [続きを読む]
高橋伸児 2016年11月07日
政治・国際 現地発「ここだけの韓国の話」
再び政治の季節がやってきた? 「辛い」は韓国語で「メプタ」という。主に料理などに使われる表現だが、時には空気を表すときなどにも使われる。たと … [続きを読む]
伊東順子 2016年11月07日
政治・国際
われわれは、政権を担いうる新しい政治勢力の形成に協力し、政権交代を可能にする健全な議会制民主主義を実現する。(日本労働組合総連合会『連合規 … [続きを読む]
五野井郁夫 2016年11月02日
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