移動 の検索結果

［2］『君の名は。』、洗練・進化した演出

点と点をつなぐ音楽、撮影、エフェクト

　大ヒット中の映画『君の名は。』は、12月11日までに累計興行収入205億1357万6300円、累計動員1578万3094人に到達。『ハリー … ［続きを読む］

［1］『君の名は。』大ヒットを演出から考える

寸断された点描の集積

　新海誠監督作品『君の名は。』の大ヒットが続いている。 　12月5日までの102日間で累計興行収入200億618万8400円、動員は1539 … ［続きを読む］

必見！　『ヨーロッパ一九五一年』（中）

ジル・ドゥルーズの解読への疑問など

　前回述べたように、『ヨーロッパ一九五一年』のブルジョワ婦人、アイリーン/イングリッド・バーグマンは、息子の死がもたらした罪責感によって抑う … ［続きを読む］

必見！　『ヨーロッパ一九五一年』（上）

”イタリア／ロッセリーニ時代”のバーグマンの傑作

呪われた傑作　スウェーデン出身で原節子より5歳年長の大女優、イングリッド・バーグマン(1915～1982、身長175センチ)。彼女の生誕10 … ［続きを読む］

［9］足元はもう揺るがないと思っていたのか？

震度5弱、福島へ11月22日(火)　早朝、自宅で寝ていて強い地震の揺れを感じた。揺れの時間が長くて嫌な感じがした。ところが僕は時差ぼけのこと … ［続きを読む］

車内化粧とコンビニおでんの卵と「規範」

「好きでも１個」と書いたナンシー関さんの不在

　ナンシー関さんが亡くなった後、寂しくて、大量のナンシー本を買って読んだ。ひとつ、心に残って、折に触れ思い出す文章がある。　「コンビニでおで … ［続きを読む］

「忙しさ」に自滅する日本の大学

アメリカの教員と、これほどの落差

　日本の大学の教員と話をしていると、口をそろえて「雑用が多すぎて、教育や研究に十分な時間がかけられない」と言う。筆者も、東京工業大学で教授を … ［続きを読む］

［8］人は去る　思い出だけを残して

11月15日(火)　アメリカ取材の時差ぼけが出て危うく遅刻しそうになる。今日は福井県敦賀の高速増殖炉もんじゅの内部取材だ。家を出る前に朝日新 … ［続きを読む］

電車内の化粧は本当に迷惑行為なのか？（上）

東急のマナー広告が物議を醸した理由

　電車内で化粧をする女性を「みっともない」として批判的に描いた「わたしの東急線通学日記」という東急電鉄のマナー向上動画広告が、ネット上で大き … ［続きを読む］

官邸の注文で覆った法務事務次官人事　 「検事総長人事」に影響も

検察独立の「結界」は破れたか　政治と検察の関係を考える

　検察と政治の関係に変化が見える。それを象徴する出来事があった。今年９月に発令された法務・検察の幹部人事で、法務省が作成した法務事務次官の人 … ［続きを読む］

[1]国内外で起こる歴史の反復=「隔世遺伝」

「明治150年」というタイムスパンで　この連載では、いま私たちが注視すべき国内外の政治トピックを取り上げながら、少し自由自在に時間を移動して … ［続きを読む］

石巻市立大川小惨事の判決に思う　教員らの行動とリスク認識

　東日本大震災の津波によって７４人の児童と１０人の教職員が犠牲になった宮城県石巻市立大川小の惨事で、仙台地裁は１０月２６日、国家賠償法に基づ … ［続きを読む］

[7] 基幹化する非正規図書館員

職務無限定＝ジェネラリスト型人事運用の限界

　彼女は、関東のある公立図書館に30年以上勤務する正規公務員のベテラン司書である。　その自治体で誰よりも図書館を知っている彼女は、昨年、ある … ［続きを読む］

［3］１９７０大阪万博――集客の構造

メディアの万博翼賛体制　6250万人は、日本全国から砂粒のように吹き寄せられたわけではない。　集客の背景には第一に、大量の情報の散布によるブ … ［続きを読む］

クルーズ船は訪日外国人観光の切り札か（下）

インフラ整備は道半ば、観光業の約6割は非正規雇用

　インバウンド（訪日外国人客）政策は、安倍政権においての大きな柱である。その取り組みの中心にいるのが日本政府観光局（JNTO）だ。 … ［続きを読む］

[7]アメリカが「非寛容な国」になっていく…

「今日の結果はDisasterである」11月8日(火)　朝からとてもよい天気だ。これで投票率も上がるかもしれない。午前7時にホテルから取材に … ［続きを読む］

クルーズ船は訪日外国人観光の切り札か（上）

移動は夜、朝起きたら次の帰港地という利点

　盛り土問題で大揺れに揺れている東京都豊洲新市場。その向かいに位置する晴海埠頭に、多くの外国人観光客がやって来ているのをどれだけの人が知って … ［続きを読む］

［6］米大統領選挙。何が起きてもおかしくない

ワシントンからＮＹへ。まさかなあ11月1日(火)　結局、時差ぼけが出てきて午前2時頃まで起きていて眠ろうとしたら、沖縄タイムスの原稿で問い合 … ［続きを読む］

勝負どころでタフさを見せるメジャーリーガー

“上がり”のない米国の先発投手はいつもベンチ入り、スタミナ不足目立った日本人選手

　2016シーズンはシカゴ・カブスが108年ぶりのワールドシリーズ優勝を飾って閉幕した。第7戦までもつれたシリーズはカブスに次いで世界一から … ［続きを読む］

日本企業のグローバル報酬制度　譲渡制限付株式に注目

グローバル報酬制度の必要性と今後の課題　～譲渡制限付株式を題材にして　日本企業の海外進出については今に始まった話ではないものの、殊に報酬制度 … ［続きを読む］

［1］デジタル時代を生き残るメディアとは

「世界出版エキスポ2016」現地リポート

　毎年恒例の「世界出版エキスポ」(世界新聞・ニュース発行者協会=WAN-IFRA=主催)は、新聞印刷業界による世界最大規模の見本市で、今年は … ［続きを読む］

［書評］『サピエンス全史』

ユヴァル・ノア・ハラリ著　柴田裕之訳

世界的ベストセラーはベジタリアンへの導きだった？　　　上下巻の本。中途半端な編集者として20余年を過ごしてきた私にとっては、あこがれの存在で … ［続きを読む］

小説らしい小説、増山実の『勇者たちへの伝言』

「第４回大阪ほんま本大賞」を言祝ぐ

　大阪にOBOP(Osaka Book One Project)というプロジェクトがある。大阪の書店が集まり、ぜひ売りたい、多くの人にぜひ読 … ［続きを読む］

［3］友よ、その答は風に吹かれている

10月11日(火)　局で定例会議。13時Z誌編集部からの取材。新著『抗うニュースキャスター――TV報道現場からの思考』(かもがわ出版)につい … ［続きを読む］

陸自の南スーダン派遣は「殺し、殺される」想定だ

訓練やマニュアルからみるＰＫＯ部隊の新任務

　「『殺し、殺され』という、おどろおどろしいレッテル貼りはまったくの的外れであります」　安倍晋三首相は9月29日の国会で、南スーダンに派遣す … ［続きを読む］

[1]機械が自分の判断で買い物をする

家庭や工場、交通機関などあらゆる世界でＩｏＴが新たな未来を開こうとしている

携帯電話を手にして世界はどう変わったかーを思い出そう　突然だが、20年前の1996年にタイムスリップしてみよう。　リオ五輪ではなく、アトラン … ［続きを読む］

広島カープの元4番打者・山本一義さんの逸話

しつこいほどに野球好きの姿勢が1975年のカープ初優勝を導く

　あぁ、これが広島カープのスピリットなのだと思った。　広島カープの25年ぶりリーグ優勝を病床で見届け、その一週間後に人生を旅立った山本一義氏 … ［続きを読む］

[2]♪もんじゅを、もんじゅをとめよう…

大隅良典教授はテレジェニック10月3日(月)　午前9時12分発新幹線で山形から東京に戻る。時折、雨模様のぐずついた天気。早稲田大学の講義とゼ … ［続きを読む］

もんじゅがダメなら全体も回らない

「今後も高速増殖炉、核燃サイクルを推進」は新たな画餅

　日本政府が９月２１日の発表で、高速増殖原型炉「もんじゅ」に見切りをつけた。これまでの日本の原子力政策は、「問題があっても変えることができな … ［続きを読む］

少子高齢化、孤立化が進む日本で

みなが恩恵受ける社会は可能か？

　2012年夏、民主（現・民進）と自民、公明の3党が「社会保障と税の一体改革」で合意して4年余。消費税増税によって、社会保障の充実・安定化と … ［続きを読む］