活躍 の検索結果

旅客船セウォル号沈没事故、その後――深まる謎、広がる国家不信

「ミステリー？　コメディでしょう」　「もうどこから怒っていいのかもわからない。ミステリー？　コメディでしょう」。死者２９４名、行方不明者１０ … ［続きを読む］

［書評］『ひみつの王国――評伝 石井桃子』

尾崎真理子著

「花子とアン」をしのぐ、エキサイティングな労作　　　石井桃子は、ＮＨＫテレビの「花子とアン」の村岡花子よりも１４歳年下で、同じように子どもの … ［続きを読む］

　経済成長至上主義への警告―宮本憲一『戦後日本公害史論』刊行に寄せてー

　なぜ、全国の原発再稼動が急がれるのか？　それは安倍政権の「経済成長戦略」の３つの柱の１つに原発再稼動と原発輸出が位置づけられているからであ … ［続きを読む］

［12］セウォル号と日本社会をつなぐ非正規化の闇

　４月１６日に韓国で起きたセウォル号沈没事故から３カ月。乗り合わせた修学旅行の生徒が多数亡くなった悲劇は大きく伝えられた。だが一方、どの報道 … ［続きを読む］

検察の強制捜査権でロッキード事件の真相を解明してほしいと願った記者たち

（５）ロッキード事件の発覚

　ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「検察のレジェンド」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって１年が経った … ［続きを読む］

繊細で丁寧、ごまかしのない日本人の踊り──世界に誇る高品質はバレエの世界にも

　６月末、またバレエの世界の日本人快挙のニュースが飛び込んできた。アメリカ、ミシシッピ州のジャクソンで、1979年から４年に一度行われている … ［続きを読む］

若い世代の「権利と義務」はセットで考えるべきことか？

　先の記事「今、若い世代が立ち上がる！――ＡＣＴ１８の挑戦」で報告した「ＡＣＴ１８」のイベントにおいて、安倍総理のビデオメッセージがあったこ … ［続きを読む］

［11］「岩盤崩し」は人権崩し～「日本再興戦略」のもうひとつの読み方

　新しい成長戦略「日本再興戦略」が２４日、閣議決定された。ここでは「女性の活躍促進と働き方改革」が二番目の高い位置に掲げられ、同日の記者会見 … ［続きを読む］

ＮＨＫ問題とは何か～公共放送の未来を考える 【鼎談】中北徹×林香里×増田寛也（４）　放送分野に独立行政委員会をつくれるか

司会：WEBRONZA編集長　矢田義一

　林　ＮＨＫをめぐる全体の状況に、私は強い不満を抱いています。たとえば、新聞通信調査会の2013年の調査によると、ＮＨＫテレビは、新聞、民放 … ［続きを読む］

検察不祥事と猪瀬知事５千万円を暴いた原動力

（２）調査報道記者たちと、萎縮し、やる気を失った検察

　ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「検察のレジェンド」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって１年が経つ。 … ［続きを読む］

「成長」を阻む岩盤おやじ社会－「セクハラ」ヤジ問題の根深さ―

　東京都議会みんなの党会派の塩村文夏（あやか）議員（３５）が、１８日に開かれた都議会本会議の一般質問において、議場からセクハラというべきヤジ … ［続きを読む］

［4］女性の活躍推進　職場も変わらなければ

　伊藤忠商事の東京本社財務部に勤める山下綾美さん（３０）は昨年１０月から、それまで午後７時前後だった退社時間が１時間以上早くなった。１歳の長 … ［続きを読む］

ジャ・ジャンクー『罪の手ざわり』をお見逃しなく！（下）――伝統的な文学・芸能への参照、シュールな奇想と「ネオレアリズモ」的要素の融合など

　今回は（上）（中）で触れえなかった、『罪の手ざわり』の作劇上のポイントを箇条書きにしてみたい。＊前述のごとく、本作は実在の事件から着想され … ［続きを読む］

時代の刻印を濃厚に帯びた元祖『ゴジラ』

　『ゴジラ』（１９５４）のデジタル・リマスター版が劇場で公開中だ。もちろん７月２５日公開の米国版『ゴジラ』をワーナー・ブラザーズと共同配給す … ［続きを読む］

［10］ 「残業代ゼロ」に見る「年収要件１０００万円」の危うさ

　労働時間にかかわりなく成果で賃金が決まる「新しい労働時間制度」（残業代ゼロ制度）の対象要件を「年収１０００万円以上で職務の範囲が明確で高い … ［続きを読む］

ジャ・ジャンクー『罪の手ざわり』をお見逃しなく！（中）――衝撃的かつ簡潔な暴力描写

　『罪の手ざわり』の暴力描写は、まったくもって苛烈である。　前述のように、主人公らが殺人や自殺にいたる動機は、細心かつ周到に描かれる。だが、 … ［続きを読む］

ＮＨＫ問題とは何か～公共放送の未来を考える 【鼎談】中北徹×林香里×増田寛也（３）　「中立病」は克服できるか

司会：WEBRONZA編集長　矢田義一

非常に狭い意味での「中立病」　林　ＮＨＫでは2004年に起こった局員の制作費横領という不祥事の後、受信料収入が非常に落ち込んだことがあります … ［続きを読む］

ブノワ賞を日本人が初受賞した意味――日本公演バレエ作品の受賞は可能か

　スウェーデン王立バレエ団で活躍する木田真理子さんが、日本人で初めてブノワ賞を受賞した。受賞作マッツ・エック振付「ジュリエットとロミオ」の舞 … ［続きを読む］

ＮＨＫ問題とは何か～公共放送の未来を考える【鼎談】中北徹×林香里×増田寛也（２）

司会：WEBRONZA編集長　矢田義一

　司会　今回の一連のＮＨＫをめぐる問題は、籾井勝人会長個人の資質や個性、キャラクターというような属人的な要素を越えたＮＨＫの会長人事の手続き … ［続きを読む］

アイドルに握手会は必要なのか？――握手のスキルを高めたその先は……

　アイドルのライブはかなり見ている方だが、ステージが楽しければ満足だし、特にハロー！プロジェクトは握手するファンを物理的に動かす「はがし」が … ［続きを読む］

「できないな」と、浅田真央は言った（下）――日本女子の新しい時代へ

　浅田真央のいないフィギュアスケートシーズンの始まり。それを、事象としてとても楽しみだと感じた。 　試合に出ない彼女は、この一年、メディアに … ［続きを読む］

［9］「すき家」問題、「賃下げ依存症」抜け出す好機に

　牛丼チェーン「すき家」が人手不足から開店できなくなっている。リストラや就職難が騒がれていた状況から店を閉じざるを得ない人手不足へ、という急 … ［続きを読む］

スプリッターでメジャーの一大勢力となった日本人投手

　日本人投手がメジャーリーグでこれだけ揃って活躍するのは、野茂英雄さんが95年に重い扉をこじ開けてから初めてだろう。鳴り物入りでヤンキース入 … ［続きを読む］

ＮＨＫ問題とは何か～公共放送の未来を考える【鼎談】中北徹×林香里×増田寛也（１）

司会：WEBRONZA編集長　矢田義一

　昨年末から今年にかけ、ＮＨＫの信頼性が大きく揺らぐ出来事が続きました。元日本ユニシス社長の籾井勝人氏が就任した会長人事のあり方、「従軍慰安 … ［続きを読む］

［8］「失業なき労働移動」の先に待つ貧困【下】

移動の先に派遣とブラック企業　韓国から戻った１７日、都内の労働集会で聞いた大手電機メーカー社員の報告は、こうした「失業なき労働移動」の問題点 … ［続きを読む］

今こそ、伊藤博文！　彼は政治家や社会的リーダーのロールモデルだ

　黒船に象徴される海外からの脅威のなかで、政治・経済・社会・文化的な一大変革となり、江戸時代の幕藩体制を崩壊させ、近代国家を生み出した明治維 … ［続きを読む］

メディアはどうなるのか～「解体」と「新結合」～

メディアの構成エレメント　先ごろ、ある財団の委託研究の研究会で２０２０年のメディアがどうなるかについて研究する機会があった。そのとき私なりに … ［続きを読む］

「行方不明者１万人」のやるせなさに思う。認知症はつくづくモンスターだ

　ＮＨＫスペシャル「”認知症８００万人”時代　行方不明者１万人～知られざる徘徊の実態～」を再放送で見た。　初回放送の … ［続きを読む］

名古屋大学大学院で「女性リーダー育成」をうたうプログラム始まる

　名古屋大学が、「女性リーダー育成」の博士課程教育をスタートさせた。生命農学研究科や国際開発研究科など４研究科の修士１年生の希望者から毎年２ … ［続きを読む］

［7］「失業なき労働移動」の先に待つ貧困【上】

　５月１６日、韓国の光州市で開かれた国際人権都市フォーラムのワークショップに報告者として招かれた。テーマは、「新しい国家暴力としての民営化」 … ［続きを読む］