記者会見 の検索結果

「場」に加わる。次は自分で「場」をつくってみる――民主主義の基礎として

宇野重規×湯浅誠

　参院選の自民党大勝、特定秘密保護法の成立、石破茂・自民党幹事長の「デモ＝テロ」発言、そして、おさまらない「ヘイトスピーチ」… … ［続きを読む］

南スーダン紛争、作り上げられた「民族対立」――大阪大学・栗本英世教授に聞く　

　世界で最も新しい国、南スーダンが、内戦突入の瀬戸際にある。２０１１年７月の独立からわずか２年余りで勃発した武力紛争は、サルバ・キール大統領 … ［続きを読む］

ヤバいものに手を出さない利口な記者たち

　ＮＨＫの報道が明らかにおかしい。　「政権への配慮」が露骨なのだ。　経営委員に「首相のお友だち」が多数送り込まれ、松本正之会長おろしが決定的 … ［続きを読む］

自己規制がすでに始まったＮＨＫ、籾井次期会長誕生の内幕

　次期ＮＨＫ（日本放送協会）会長に経営委員会から２０日に任命された籾井勝人・日本ユニシス特別顧問の記者会見の第一声は低姿勢だった。「放送は公 … ［続きを読む］

陸自の水陸両用装甲車、ＡＡＶ７導入は裏口入学だ

　陸上自衛隊は島嶼防衛のための水陸両用部隊の編成をもくろみ、平成２６（２０１４）年度も関連予算を要求している。その目玉の一つが水陸両用装甲車 … ［続きを読む］

「秘密保護法で内部告発が萎縮」公益通報者保護法改正を要請

　警察の裏金疑惑を内部告発した元警察官の仙波敏郎さん（６４）ら「公益通報者が守られる社会を！ネットワーク」のメンバー４人が１８日、特定秘密保 … ［続きを読む］

連載小説２回裏：第三者委員会設置の提案に社長は「よう、評論家」

２回裏　球団事務所

　　　２　直後、どんと大きな音をたててドアが開いたかと思うと、赤茶色の塊、いや、よく見ると、その色のスーツを着た小太りの男性が身体ごと勢いよ … ［続きを読む］

汚染水漏れ口を２年超放置　福島第一原発、対策発表の一方で

　福島第一原発の放射能汚染水流出について、東京電力が事故直後の２０１１年４月、流出元の建屋と地下坑道の間の「遮断」を防止策として公表しながら … ［続きを読む］

汚染水漏れ口遮断「具体的検討していなかった」幹部発言、広報部は全面否定

　東京電力の今泉典之・原子力・立地本部長代理は今年７月２６日の定例記者会見で、福島第一原発２号機のタービン建屋とその海側の坑道（トレンチ）の … ［続きを読む］

特定秘密保護法は今後の運用次第

　機密漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案が、１２月６日深夜の参院本会議で可決され成立した。　この法律は日本の安全保障に関する情報のうち「特に … ［続きを読む］

沖縄近海で見せた米軍の闘志――中国の防空識別圏とチキンゲーム

　尖閣諸島の領有権をめぐり、中国が力で秩序変更を迫る新たな挑発に出てきた。中国が突然発表した防空識別圏は、東シナ海の公海上の空域に対し、自国 … ［続きを読む］

安重根の思いを日韓が知る時、東アジアの未来は開ける

　菅義偉官房長官は、１１月１９日、初代韓国統監であった伊藤博文の殺害現場となったハルピン駅における安重根の石碑設置が韓中両政府の合意の下で進 … ［続きを読む］

「本人の努力不足から残念な結果」とオリンパス社内メール、社員が提訴

　精密機器メーカーのオリンパスが自社の社員の浜田正晴さん（５３）について「本人の努力不足から人事評価が残念な結果となっている」などと断ずる電 … ［続きを読む］

CSRの観点から見た、阪急阪神ホテルズ事件の教訓（上）―社長は「演説」よりも「対話」が大事

 阪急阪神ホテルズの「食材偽装」問題は、出崎弘社長が11月1日付けで辞任する事態に至った。　同社がホームページ上で47品目の食材が … ［続きを読む］

「国安委」は中国版ＮＳＣか？

　中国共産党の重要会議である第１８期中央委員会第３回全体会議（３中全会）が１１月９日から１２日まで北京で開かれた。その会場は、人民解放軍総参 … ［続きを読む］

一点突破の小泉主義はどこまで通用する？

　「原発は即ゼロがいい」という小泉純一郎元首相の日本記者クラブでの発言が、多くのマスコミで取り上げられている。「郵政民営化」を首相になる前か … ［続きを読む］

「ポイント・オブ・ノー･リターン」を通り過ぎないために

　「ポイント・オブ・ノー･リターン」という言葉をご存知だろうか。元々は航空用語で、「帰還不能点」（飛行機がもはや出発点に戻る燃料がなくなる点 … ［続きを読む］

ＮＨＫ経営委員での首相「お友達」人事の行く末

　「国営放送にしようとしているのか」。８日に衆参両院で同意された新しいＮＨＫ経営委員４人の顔ぶれを見て、ＮＨＫ関係者は怒りに満ちた声をあげた … ［続きを読む］

なぜ我々は「食」のキャッチコピーにだまされるのか

　阪急阪神ホテルズ系列のレストランで食材偽装が発覚した。他の各地のホテルでも、「偽装がばれる前に」とでもいうように、「誤表示」を告白するケー … ［続きを読む］

安易にブランドによりかかったしっぺ返し

　霧島ポーク、九条ねぎ、沖縄まーさん豚、伊勢エビ、吉野くず餅……。阪急阪神ホテルズなど、大手ホテルチェーンによる … ［続きを読む］

食材偽装問題、虚栄心に支配された人は、たまには足元すくわれておくほうがいい

　食材偽装問題だけれど、この問題がイヤな感じなのは、　「食材偽装許せない！」の派と、　「食っても気づかなかったようなヤツがエラそうに怒ってん … ［続きを読む］

機動戦闘車は必要か（中）――脆弱な防御力

　機動戦闘車のＣ－２輸送機による空輸にしても画餅である。　まずＣ－２のペイロードは３０トンだったが、機体重量が重くなり、現在は２６トン程度と … ［続きを読む］

東京国際映画祭は変わったのか？

　昨年ここで東京国際映画祭の批判を５回に分けて書いたが、今年はトップがギャガ会長の依田巽氏からＫＡＤＯＫＡＷＡ取締役相談役の椎名保氏に代わっ … ［続きを読む］

機動戦闘車は必要か（上）――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き

　１０月９日、防衛省技術研究本部は相模原の陸上装備研究所において、機動戦闘車の試作車輌を公開した。平成２０年度から開発されており、２６～２７ … ［続きを読む］

失敗だった三行統合～内戦が招いた銀行の劣化～

　「銀行に反省なし」。見せつけてくれたのが、みずほ銀行の甘い処分だ。佐藤博康頭取（興銀出身）は月額報酬を半年返上することで職に留まった。持ち … ［続きを読む］

一線を越える安倍政権　問われるリベラル系メディアのチェック機能

渡辺豪（沖縄タイムス記者）

　集団的自衛権の行使容認に意欲的な安倍政権は、憲法解釈見直しに前向きな小松一郎氏を内閣法制局長官に抜てきした。　集団的自衛権は、自国と密接な … ［続きを読む］

『慰安所管理人の日記』公開の裏側

　韓国の書店にいま、実に興味深い内容の、分厚い韓国語の本が並んでいます。　題名は『日本軍慰安所管理人の日記』。第二次世界大戦中にビルマ（現ミ … ［続きを読む］

［1］なぜヘイトスピーチは蔓延するのか？

　「抽象的な言葉が人を傷つけるとき、それが可能になるのは、まさに人を傷つける力を蓄積し、かつ隠蔽しているからである。だから人種差別的な誹謗を … ［続きを読む］

宮崎駿監督の引退と今後のスタジオジブリ（下）――高畑勲監督『かぐや姫の物語』中間報告会見とスタジオジブリの展望

　宮崎駿監督の引退会見から１１日後の９月１７日、高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』の中間報告会見が都内で行われた。各メディアは、主人公の「かぐ … ［続きを読む］

福島第一原発事故、東電前会長ら４２人不起訴 《処分理由骨子》

　東京電力福島第一原発の事故をめぐり、検察当局は９月９日、業務上過失致死傷などの疑いで告訴・告発された東電幹部や政府関係者ら４２人全員を不起 … ［続きを読む］