戦争 の検索結果

日米・高校生平和会議で感じた手ごたえ

原爆の記憶をデジタルマッピング技術で未来へ継承する試みが大成功

　失われつつある原爆の記憶を最先端のデジタルマッピング技術を用いて未来へ継承しようという日米・高校生平和会議（英名：Technologies … ［続きを読む］

［8］韓国と日本の博物館から見える歴史の物語

　これで韓国の博物館については、すべて評定が言い渡されたことになるだろうか。国の歴史を語る段になると、ほかの自由民主主義国の博物館も、大方が … ［続きを読む］

［42］抗争、分裂、混沌のリビア

　2011年春に内戦が始まったリビアでは、同年10月のカダフィ殺害を経て、2012年7月に選挙が実施され、憲法制定議会が選出された。ここまで … ［続きを読む］

［4］女性専用車両批判とヘイトスピーチの共通点

　前回は痴漢が社会悪として認知されていない原因をいくつか紹介しましたが、その土壌を生み出す上で強く影響を与えている偏見があります。それが、「 … ［続きを読む］

［7］近代化と韓国の将来ビジョン

　私が2013年にはじめて訪れたときと、2015年9月に訪れたときとでは、近現代史博物館の第4展示室はすっかり様変わりしていた。　以前は、民 … ［続きを読む］

神社界は戦前への回帰を目指しているのか？

改憲を求める宗教的理由

日本会議への注目とその死角　この夏の参院選の結果により、日本政治は改憲の発議が可能な状態になった。その過程の中で大きく注目を集めるようになっ … ［続きを読む］

［書評］『沖縄戦・最後の証言』

森住卓著

不撓不屈の戦いの原点にある壮絶な体験　　　サブタイトルは、「おじい・おばあが米軍基地建設に抵抗する理由」とあり、カバーの半分をおおう帯に、深 … ［続きを読む］

[３]メディアの規制の必要性について考える

市場だけに委ねていては、多様な言論が出てくる状況にはない

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、４月２２日に立教大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

ヘイトスピーチに言論で対抗する

カラクリを暴き不当な言説は無効化

　2016年6月、ヘイトスピーチ解消法が施行された。人種差別全般ではなく差別的言動（ヘイトスピーチ）のみに対象が限定されたこと、そのヘイトス … ［続きを読む］

［12］韓国で映画をめぐる歴史歪曲論争（下）

過剰な「脚色」と「ファンタジー」

「従軍慰安婦問題」と映画『鬼郷』　映画やドラマをめぐる「歴史歪曲」論争は、昨日や今日始まった問題でも、韓国に限ったことでもない。特に映画とナ … ［続きを読む］

［41］シリア内戦の激化と和平会議の挫折

　2014年1月下旬、シリア内戦の終結をめざすアサド政権と反体制派の代表組織「シリア国民連合」による和平協議「ジュネーブ2」がスイスで開かれ … ［続きを読む］

［6］朴正煕政権からの経済発展、その光と影

省略された展示　大きく分けて、朴正煕政権の評価は、ふたつのテーマによって形づけられる。朴正煕はクーデターによって1961年に権力を掌握した。 … ［続きを読む］

経済や財政の今を論じ続けるために

僕が繰り返し読んできた古典の数々

　学者が論壇でものを書き、発言をするのはとても危ういことだ。一見すると華々しく見えるかもしれない。しかし、少なくとも僕に関する限り、自分の知 … ［続きを読む］

政治の軸が見えにくい時代だからこそ考えてみたい

「保守」と「リベラル」のこと

　いまさら「保守」と「リベラル」でもないだろう―。本稿「保守主義とリベラルを知るための10冊」を書くため机に向かった私の耳に、どこかからその … ［続きを読む］

１８年ぶりに国連麻薬特別総会が開かれたわけ

麻薬との戦い方に、世界が一致するコンセンサスはなくなった

　今年４月、１８年ぶりに国連麻薬特別総会が開かれた。麻薬類の所持、使用はほとんどの国で禁止されており、死刑を科す国も少なくない。しかし、こう … ［続きを読む］

麻薬政策のコペルニクス的転回

「ハームリダクション（害の軽減）」と「非犯罪化」

　世界一有名なドキュメンタリー映画作家のマイケル・ムーア監督の最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は、米国人から見るとびっくりないく … ［続きを読む］

英国EU離脱に対する欧州科学者の本音

欧州大型装置科学への英国の発言権は後退せざるを得ない

　私が阪大大学院の学生だったころ、英国から若手研究者が1年間滞在し、離日の際に書いた報告書が物議を醸した。体験を通して日本の研究は「watc … ［続きを読む］

［40］シリア、毒ガス兵器使用の衝撃

犠牲者の半分以上が子供たち　2013年8月21日、シリアの反体制組織が「ダマスカス近郊で政府軍が砲撃で猛毒ガスを使用し、1350人の死者が出 … ［続きを読む］

［5］済州島「４・３事件」の評価をめぐって

　解放後の歴史は紆余曲折をへているので、どの博物館もそれを全部カバーしきれていないようにみえる。だが、何はともあれ、近現代史博物館の第2展示 … ［続きを読む］

［4］１９４５年をまたぐ「不都合な」継続性

　植民地時代に生じた近代化を無視することは、1945年をまたぐさまざまな継続性を軽視しがちな傾向とつながっている。近現代史博物館の「韓国の建 … ［続きを読む］

［書評］『憲法の無意識』

柄谷行人著

必読のユニークな憲法論　　　著者がもっとも熱く憲法を論じていたのは、湾岸戦争さなかの1991年に創刊された「批評空間」(太田出版、内藤裕治編 … ［続きを読む］

旧帝国海軍最後の切り札、人間爆弾「桜花」

特攻を命じた兵士が背負い続けてきた果てしなき戦後

　昨年(2015年)は、戦後70年ということで、戦争にまつわる映画が次々と公開され話題を呼んだ。　そして今年、戦後71年目。各地で特集上映が … ［続きを読む］

牙をむいた巨竜　中国に日本はどう向き合うべきか

来年は中国が対外的に最も強硬に出る年。今こそ中国への「関与」が必要だ

「ひるむことなく、南シナ海の計画を続行せよ」　残暑厳しい今の時節に、冬の話から始めて恐縮だが、話の流れがそこから始まるので、ご容赦願いたい。 … ［続きを読む］

被爆地の新聞記者が見た「責任と謝罪」そして課題

  　「原爆に遭ったときの話を聞いてもらえるのですか」。4月上旬、職場に高齢女性の声で電話がかかってきた。今にも泣き出しそうな息遣 … ［続きを読む］

オリンピックは情報通信技術の晴れ舞台でもある

１９３６年ベルリン五輪からの長足の進歩を振り返る

　2016年夏、東京から18000km離れたブラジル・リオデジャネイロで連日繰り広げられたオリンピックの熱戦。テレビやインターネットを通じて … ［続きを読む］

日本はイラク戦争検証を議論せよ

リアリストからの提言ー同盟外交のジレンマに正面から立ち向かえ

自己批判を正々堂々と行う大切さを学ぼう　この7月、英政府独立調査委員会が2003年のイラク戦争へのイギリスの参戦の経緯に関する報告書を公開し … ［続きを読む］

タックスヘイブンにはグローバルな取材が必要

10年前なら不可能な報道、技術の進歩で成功

　国際調査報道ジャーナリスト連合（ICIJ）の事務局長、ジェラード・ライルさんが、ICIJのメンバーでもある朝日新聞記者の電話インタビューに … ［続きを読む］

［4］犯罪者家族への対応に表れる想像力の欠如

欧米社会にはある同情と励まし、日米で共通するのはポピュリズム

　こうした情報や経験に基づいて、私が現代日本人の問題として感じることの一つは、私たちが、徐々に、広い意味における共感、同情、哀れみ、そうした … ［続きを読む］

［3］マッカーサー三原則と憲法9条

長尾龍一VS木村草太　「憲法と、国家と、人間と」

　この原稿は長尾龍一・東大名誉教授と木村草太・首都大学東京教授が6月14日、ジュンク堂池袋本店で行ったトークショー「憲法と、国家と、人間と」 … ［続きを読む］

［書評］『漱石とホームズのロンドン』

多胡吉郎著

大都市の孤独が鍛え上げた洞察力　　　一気に読んでしまう面白さだ。 　書名からは一見、底の知れた取り合わせに思える。　気の早い漱石好きなら、『 … ［続きを読む］