朝日新聞 の検索結果

これは「官製粉飾」だ　原発の「廃炉会計」の疑問（上）

　経済産業省は原子力発電所が想定より早く発電をやめた場合に出る損失を電力会社の責任とはせず、消費者から電気料金として集めることを１０月１日付 … ［続きを読む］

「あまちゃん」に描かれた地元＝ベタ回帰

　朝日新聞デジタルで公開された、宮藤官九郎のインタビュー「『じぇじぇ』ヒットの秘密　宮藤官九郎に聞く哲学と手法」を読んだ。これを見ると、「あ … ［続きを読む］

プロパガンダのメディアとしての北朝鮮の切手

内藤陽介（郵便学者）

　北朝鮮で金正恩（キム・ジョンウン）体制がスタートして1年半余りが過ぎた。　政治、軍事的に実績のないまま、若くして権力の座に祭り上げられた金 … ［続きを読む］

崩れた大阪「不敗神話」　維新は冬の時代へ

　大阪人はケチといわれる。銭勘定に敏感で、損か得かをしたたかに見きわめる才にたけている。　そこで堺市長選挙。現職の竹山修身氏（６３）と、大阪 … ［続きを読む］

公認会計士協会・森会長「不正リスクに真正面から対応していく」

　７月３日付で日本公認会計士協会の会長に就いた森公高会長が９月上旬、朝日新聞記者のインタビューに答えた。会計監査に対する信頼回復や、ＩＦＲＳ … ［続きを読む］

フィギュアスケート、シーズン開幕。新しいペア高橋成美＆木原龍一組にも注目だ

　本格的にフィギュアスケートシーズンが始まるのは、１０月中旬のグランプリシリーズから。しかし今年は４年に一度のオリンピックシーズン。この９月 … ［続きを読む］

朱建栄事件は、中国政府の内部抗争が原因か？

　日本から中国の上海に向かったまま、消息不明になっていた東洋学園大学の朱建栄教授が中国当局に拘束されていることが明らかになった。９月１３日、 … ［続きを読む］

地方紙は進化する、 「日本の中心でニュースを叫ぶ」メディアに

寺島英弥（河北新報社編集委員）

　参院選公示後、７月６日の河北新報朝刊はこう伝えた。　「東日本大震災や福島第一原発事故をめぐる各政党の訴えが首都圏でかすんでいる。争点は経済 … ［続きを読む］

［16］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（下）

　――会長の覚えもめでたく家父長的な支配構造の中で順調に出世していて、いったい『無念は力』の無念とは何がモチーフだったのでしょうか？　≪３８ … ［続きを読む］

［15］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（中）

　≪外から見ていると、ＮＨＫは日本のジャーナリズムの世界で最も官僚的な体質が色濃いように私は思う（これに対して小俣氏は「朝日のほうがＮＨＫよ … ［続きを読む］

宮崎駿『風立ちぬ』の近代――戦略爆撃の時代の戦闘機乗り

浅羽通明

　まずひとつ、謎かけをいたしましょう。　映画『風立ちぬ』のラストシーンで、主人公堀越二郎がイタリア人カプローニ伯爵とふたりで草原に立っていま … ［続きを読む］

［14］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（上）

　自らを「探訪記者」と呼ぶ坂上遼の３冊のノンフィクション――『無念は力』『ロッキード秘録』『消えた警官』は、今と違ってジャーナリズムが輝いて … ［続きを読む］

ネット選挙、原発問題が炎上するメカニズム――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（５）

情報ネットワーク法学会

　「ツイッター上のコミュニケーションは、いわゆる世論ではない」。立命館大学特別招聘准教授の西田亮介氏は、７月の参議院議員選挙における、いわゆ … ［続きを読む］

北朝鮮の人権改善は強制収容所から

小川晴久（東大名誉教授）

　北朝鮮政府による人権侵害を調査する国連の調査委員会が、８月２９日と３０日、東京で公聴会を開いた。北朝鮮の強制収容所をなくすことを目的とする … ［続きを読む］

ついに太陽系脱出　ボイジャー３６年の強運

　９月１３日の朝日新聞朝刊の一面トップ記事「ボイジャー太陽系脱出」を読み、ついにここまで来たかという感動をおぼえた。　今から３６年前の１９７ … ［続きを読む］

勝俣前会長、清水元社長は何を考える？　原発事故の不起訴

　検察当局が東電幹部、政権幹部ら４２人全員の不起訴を発表したのは、偶然というか、なぜか９月９日の月曜日だった。新聞では１０日の朝刊に載ったが … ［続きを読む］

居場所──存在の証明──自傷する彼女たちを撮り続けて

岡原功祐（写真家）

　２００３年３月、大学を卒業した僕は、何とか写真家として身を立てようと淡い希望を抱いていた。そんな若者の夢が簡単に叶うわけもなく、毎日８時間 … ［続きを読む］

ニュースアナ五輪慶祝笑顔に脱原発を思う

　不気味な日曜日だった。目が覚めると東京五輪の２０２０年開催が決まっていた。そのことをどうこう言うつもりはない。悪酔いの錯覚にとらわれたのは … ［続きを読む］

ドコモもｉＰｈｏｎｅ販売、得をするのはアップルだけ！？

　「日本もようやく開国しました」。長崎で講演するときには、このフレーズを入れる。海外ブランドの電気製品に見向きもしなかった日本の消費者が、電 … ［続きを読む］

オリンパス不正経理「内部通報制度の機能不全を見て記者に告発」

　オリンパスの巨額損失隠し事件で、不正経理を雑誌記者に内部告発した同社の現役社員が、朝日新聞の取材に応じた。会社の内部通報制度の利用を考えた … ［続きを読む］

「いわゆる」と「地方削減」から考える ＮＨＫの今後と公共放送のあり方

水島宏明（ジャーナリスト、法政大学社会学部教授）

 従軍慰安婦に関する大阪市長の発言がさかんに報道された頃、「いわゆる『従軍慰安婦』をめぐる橋下大阪市長の発言で… … ［続きを読む］

医療ミスを繰り返すリピーター医師、免許取り消されず

　いまからちょうど１０年前の２００３年１２月、坂口力・厚生労働大臣が「医療事故対策緊急アピール」を出した。「医療事故の頻発は医療本来の役割に … ［続きを読む］

海外へ打って出る韓国の出版社 国内市場の縮小傾向で日本はどうする

星野渉(文化通信社取締役編集長)

　７月３日から東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれた「東京国際ブックフェア２０１３」は、テーマ国が韓国となり、様々な展示や講演会などのイベ … ［続きを読む］

［12］第２章　演劇篇（４）

アメリカナイゼーション

テレビ・バラエティの元祖　「割どん芝居」という言葉がある。舞台中央から左右に開く緞帳の前で演じる小芝居、寸劇のことだが、エノケンは割どん芝居 … ［続きを読む］

マスコミはＩＴ企業に飲み込まれるのか

インターネットが２０２０年には、広告費でテレビも超える　メディアは情報を伝える媒体でもあり、それをビジネスとして成立させる共通の収益源が広告 … ［続きを読む］

私たちの思考の基本を揺さぶる物理革命が起こりつつある

　物理の革命は、しばしば「思考実験」から生まれる。実際に実験をするのではなく、頭の中で実験や観測を設定して、どのようなことが起きるのかを理論 … ［続きを読む］

高血圧薬ディオバン問題、難航する真相解明　検察、公取委の出方は？

郷原信郎弁護士に聞く

　製薬大手「ノバルティスファーマ」（以下、「ノ社」と略称）の高血圧治療薬・ディオバンに「血圧を下げる効果を超えた作用がある」とした大学の臨床 … ［続きを読む］

ネット上の「黒歴史」、消すための方法は――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（４）

情報ネットワーク法学会

　ネット上に残しておきたくない過去の「黒歴史」。誰にでも起こりうることだが、それを「忘れられる権利」はあるのか。技術で実現するのか、制度で実 … ［続きを読む］

「研究不正」をどう防ぐか<上>

　研究不正、特に論文の捏造は重大な問題であり、学問への信頼を揺るがせるものです。不正をした本人だけではなく周囲の人達にも悪影響を及ぼしていき … ［続きを読む］

コーポレート・ガバナンスと「追い出し部屋」

　オリックスの会長兼グループＣＥＯである宮内義彦氏は「コーポレート・ガバナンス」を重視することで知られた著名な経営者である。そのオリックスが … ［続きを読む］