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政治・国際 【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える
これまで見てきたことでわかるように、朝鮮人「慰安婦」という存在は、まぎれもない歴史の「被害者」であることがあきらかです。しかし、日本の世論 … [続きを読む]
朴裕河 2012年02月23日
政治・国際
震災関連の15会議のうち、10会議において議事録がないことが判明したという記事が紙面をにぎわし、社会的耳目を集めたのはつい最近だ(注1)。 … [続きを読む]
鈴木崇弘 2012年03月05日
文化・エンタメ
どうやら、電子書籍論ブームはいったん落ち着いたようだ。もちろん、これは結論が出たということを意味しない。次の段階に移行したのだろう。電子書 … [続きを読む]
大澤聡 2012年03月08日
社会・スポーツ ドキュメント 反原発デモ
柄谷行人(70歳)は東京・新宿東口のアルタ前に横付けした街宣車の上に立っていた。辺りはすっかり暗闇に包まれている。アルタ・ヴィジョンの灯り … [続きを読む]
二木信 2012年03月11日
若手社会学者・古市憲寿さんに続きご登場いただいたのは、ジル・ドゥルーズ哲学を大胆に定義した博士論文をまとめ、初となる単著の刊行が待たれる哲学 … [続きを読む]
2012年03月22日
●マーケットと“映画ムラ”の乖離 今回と次回は、日本映画産業に焦点を絞って見ていく。ただ、本題に入る前にひとつ触れておきたい事例がある。 2 … [続きを読む]
松谷創一郎 2012年03月23日
●手仕事が好き――以前、千葉さんが「建築家よりも大工がいい」とTwitterでつぶやいていらしたのが印象に残っています。今はアーキテクチャと … [続きを読む]
2012年03月29日
いつ頃からか、「映画で世界や人生について学ぶ」なんてことは野暮になってしまった。映画は娯楽だから学ぶものではないという考えが一般的だし、映 … [続きを読む]
古賀太 2012年03月30日
●人間なんて絶滅してもいい、という哲学――この10年ぐらいって、たとえば、制度をうまく使うためにどうするかという学問ばかりはやってきたような … [続きを読む]
2012年04月07日
東京・新宿の紀伊国屋書店では、ブックフェア「【じんぶんや第79講】 チーム「統治」を創造する 選 "『いいね!』から始まる社会をどう描くか― … [続きを読む]
2012年04月17日
1950年代末から60年代にかけてフランス映画界を席巻したヌーヴェル・ヴァーグ(以下NV)。いうまでもなく、少人数スタッフによる低予算早撮 … [続きを読む]
藤崎康 2012年04月19日
ジョルジュ・シムノンが造形したメグレ警視については、榊原晃三氏の要を得た解説があるので、その一部を引く――「(……)メグレ[は]犯罪そのも … [続きを読む]
藤崎康 2012年04月24日
いくら何でも多すぎるのではないか。「○○美術館展」のことだ。 この春から夏にかけて、都内では外国の美術館から所蔵品を借りてくる美術展が目白 … [続きを読む]
古賀太 2012年04月27日
1892年ベルリン生まれのエルンスト・ルビッチ監督。サイレント期(1910~20年代)からトーキーへの移行期(1920年代末~30年代初頭 … [続きを読む]
藤崎康 2012年05月07日
今回は、前回論じたルビッチ『私の殺した男』についての、ややディープな論点を「補説」ふうに断章形式で記してみたい。*ルビッチが得意とした<シ … [続きを読む]
藤崎康 2012年05月08日
Journalism
朝日新聞が発行するメディア研究誌「Journalism」5月号の特集は「知的財産権とメディアの問題」です。WEBRONZAでは今回、朝日新 … [続きを読む]
2012年05月12日
K-POPガールズグループ・T-araが2011年8月に発表した「Roly-Poly」は、70年代後半のディスコミュージックを模したノスタ … [続きを読む]
松谷創一郎 2012年05月21日
「論壇女子部が行く!」、第3回にインタビューさせていただいたのは、佐藤信さんです。鈴木茂三郎の評伝で河上肇賞奨励賞を受賞し、著書『60年代の … [続きを読む]
2012年05月25日
今回とりあげるのは、「メロドラマの巨匠」、ダグラス・サーク(1897-1987)の傑作『わたしの願い』である。 なぜサークなのかといえば、 … [続きを読む]
藤崎康 2012年05月31日
――佐藤さんの指導教官である御厨貴先生は、オーラルヒストリーの第一人者ですが、『60年代のリアル』を書かれるときに、オーラルヒストリーの手法 … [続きを読む]
2012年05月31日
先日のカンヌ国際映画祭の批評家週間に出品された若松孝二監督の新作『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』が、仏『ルモンド』紙(5月26 … [続きを読む]
古賀太 2012年06月02日
3・11を受けて、出版社「菊谷文庫」を立ち上げました。いま、和綴じの季刊文芸誌「kototoi」(言問い)を発行しています。 もともと、出 … [続きを読む]
2012年06月19日
司会(中島岳志・北大准教授) それでは、私からいくつか質問をしたいと思います。 まず、福島のダムが決壊したというお話のなかで、「報道されない … [続きを読む]
2012年07月24日
社会・スポーツ
ネットを使えば誰でもジャーナリストになれると、これまで何度も言われてきた話を実現できそうな試み「8bitNews」(http://8bit … [続きを読む]
2012年08月10日
日本にやっと、本格的な「緑の党」が生まれた。欧州では1970年代からドイツを中心に「緑の党」が着実に支持を広げ、確固たる政治勢力となったが … [続きを読む]
脇阪紀行 2012年08月22日
本作についての芝山幹郎氏の、「人類の起源がどうのといわれても、末梢神経刺激の先行は否めない。派手な化粧箱の内部は意外に平板で薄暗かった」( … [続きを読む]
藤崎康 2012年09月03日
文化・エンタメ 東京国際映画祭はどこがダメなのか
10月20日(土)から始まる東京国際映画祭(TIFF)は、事務局によれば総予算は約7億円で、官公庁からの助成金は約35%(つまり2億450 … [続きを読む]
古賀太 2012年10月16日
科学・環境
いきなり楽屋落ちだが、新聞社内では「科学記者はラク」とよく言われる。事件記者は、当局や関係者が隠したがる話を聞き出さなくてはならない。それ … [続きを読む]
尾関章 2012年10月24日
TIFF(東京国際映画祭)も中盤を過ぎると、毎回関係者のイライラが溜まってくる。「関係者が気楽に集う場所がない」「プレス上映が1回しかない … [続きを読む]
古賀太 2012年10月27日
*前作同様、『アウトレイジ ビヨンド』でも過激な暴力描写がくり返される(前作より暴力描写は抑えられている、と北野武自身や何人かの批評家が言っ … [続きを読む]
藤崎康 2012年11月08日
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