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社会・スポーツ
ふたりとも若々しく見えるうえに、4回転まで跳べるから忘れがちだが、現在33歳と30歳。それぞれが身体に爆弾を抱えながらも、まずは今シーズン … [続きを読む]
青嶋ひろの 2015年04月15日
文化・エンタメ 昭和エロ・グロ・ナンセンスに見る現在
大正13(1924)年、2つの注目すべき雑誌が創刊された。 ひとつは、横光利一や川端康成、中河与一、片岡鉄兵などを同人とする『文芸時代』で … [続きを読む]
香取俊介 2015年04月15日
舶来品崇拝 島国という事情のせいか、日本人は外からやってくるものに対して異常に興味をしめし、これを崇める傾向が強い。古来、海の彼方から運ばれ … [続きを読む]
香取俊介 2015年04月20日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
喪失に向かう人と成熟を超える人 この世には、読んでどんなに愉快でもつまらない本と、どうにも不愉快だが実におもしろい本がある。読むべきなのは当 … [続きを読む]
松澤 隆 2015年04月23日
経済・雇用
関西電力の高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働について、福井地裁の樋口英明裁判長は4月14日、住民側の訴えを認め、安全性に「多方面に … [続きを読む]
大鹿靖明 2015年04月24日
政治・国際 中東取材20年:戦争、革命、「イスラム国」へ
ムスリム同胞団を追って いま、中東でイスラム過激派組織「イスラム国」(IS。以下「イスラム国」)が問題になっているが、「イスラム」は90年代 … [続きを読む]
川上泰徳 2015年04月24日
文化・エンタメ
原作であるドストエフスキーの中編小説(1876)を読んでも、映画『やさしい女』の鑑賞の助けにはほとんどならない。しかもブレッソンはドストエ … [続きを読む]
藤崎康 2015年04月27日
政治・国際 憲法9条の記念碑
広島市の郊外、山間の住宅地のひっそりとした墓地に、堂々とした黒御影石の石碑が建つ。 表には20センチ四方の大きな文字で黒く「護憲」と書か … [続きを読む]
伊藤千尋 2015年05月11日
描かれた時代が敗戦後の復興期であることを示すために、映画監督や舞台演出家がBGMとして使う定番のひとつが、「東京ブギウギ」である。 その「 … [続きを読む]
福嶋聡 2015年05月12日
川端康成は実作においても、新感覚にあふれる作品を毎月のように発表した。そのひとつ、掌篇小説の範疇にはいる『人間の足音』の冒頭である。 桐の … [続きを読む]
香取俊介 2015年05月13日
学生の頃、一度だけ植草甚一を見かけたことがある。1973年だったと思う。 渋谷から井の頭線に慌てて飛び乗ったのは、何の用事だったのだろう。 … [続きを読む]
菊地史彦 2015年06月02日
稲垣足穂とならんで日本の文壇の異端児ともいうべき龍胆寺雄も、ナンセンス文学を積極的に評価した。龍胆寺は『文芸時代』の出身ではなく雑誌『改造 … [続きを読む]
香取俊介 2015年06月03日
屈折に満ちた生涯に光 山代巴(やましろ・ともえ)はたぶん、いま「有名人」ではないだろう。いや他人事ではない。私自身、「たしか『荷車の歌』の … [続きを読む]
奥 武則 2015年06月04日
政治・国際
戦後70年の2015年、世界は歴史の節目を迎えて、様々な催しがあり、各国首脳らが談話を発表する。なかでも、歴史認識をめぐり「修正主義」と内 … [続きを読む]
藤原秀人 2015年06月04日
大義名分はだいたいが神がかる せんだって安倍晋三首相がポツダム宣言について「つまびらかに読んでいない」と発言したときは、「なんと不勉強な … [続きを読む]
東海亮樹 2015年06月05日
幸徳秋水とは、いま、どんな人物だと思われているのでしょうか。 明治時代の社会主義者でアナキスト、「大逆事件」で刑死した人物。研究者ではない … [続きを読む]
佐藤美奈子 2015年06月10日
生き物としての街を活写する 生きているとはどういうことか? ベストセラーとなった『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)をはじめとした … [続きを読む]
佐藤美奈子 2015年06月25日
マルクス主義の立場から前衛的な舞台美術や戯曲、小説、評論などを手がけた村山知義は『変態恋愛芸術史』で、変態芸術について―― 芸術の最も重要 … [続きを読む]
香取俊介 2015年07月01日
ユダヤ人入植者を訪れる 2002年春のイスラエル軍によるヨルダン川西岸への大規模侵攻によってパレスチナ人の若者たちが希望を失っていく様子を書 … [続きを読む]
川上泰徳 2015年07月01日
自己の物語化 勉強も、運動もできない。他人とまともにコミュニケーションを取ることもできない。教室に入ってきても彼のほうを見る者はいない。廊下 … [続きを読む]
松谷創一郎 2015年07月02日
横光利一や川端康成以外にも文学史に残るような書き手は、もちろんいた。彼等の作品は凡庸な作家の作品とひと味もふた味もちがう。新感覚の作品が凡 … [続きを読む]
香取俊介 2015年07月08日
あえて今「中国」の底知れぬ面白さを楽しむ 十数年前、学芸書編集者だった私の圧倒的な楽しみは、北海道出張でした。かの地には優れた研究者が多 … [続きを読む]
井上威朗 2015年07月09日
新感覚派が衰退にむかうなか、一人気を吐いたのが前述した横光利一である。新覚派の「末梢神経的な行き詰まり」に失望した横光は、「純粋小説論」を … [続きを読む]
香取俊介 2015年07月13日
科学・環境
南部陽一郎さん逝去の報は、7月17日に報道機関に伝えられた。7月5日(日)夜に亡くなられ、2週間近く伏せられていた。長年暮らした米国の住ま … [続きを読む]
高橋真理子 2015年07月18日
私の感じた既視感の原因は述べたとおりだが、翻って「元少年A」という著者への疑念にもつながっている。 特に第1部には違和感があった。ゴースト … [続きを読む]
菊地史彦 2015年07月27日
又吉直樹の『火花』、もちろん「芥川賞、落ちてくれ!」と祈ってましたよ。これは私が、どんな場合でも「自分以外の人間の幸福を望まない」性格から … [続きを読む]
青木るえか 2015年07月28日
Journalism
今年4月、講談社は70年ぶりともいわれる大規模な組織改革を行った。27局を12局に再編成し、編集、広告、販売という3事業制を廃止。これまで … [続きを読む]
瀬尾傑 2015年08月01日
文化・エンタメ 近ごろ気になる本
又吉直樹さんの『火花』について書いたらたくさんの人が読んでくださったそうで、やはり世間の人は文学や芥川賞に興味があるんだなと思い、続けて芥 … [続きを読む]
青木るえか 2015年08月03日
日本経済新聞社と英教育出版大手ピアソンは7月23日、ピアソン傘下にあるフィナンシャル・タイムズ(FT)グループを日経が買収することで合意し … [続きを読む]
小林恭子 2015年08月05日
恣意性の砂漠から抜け出せ! アンドレ・バザン(1918―1958)は、「ヌーベルバーグの父」と評されるフランスの映画批評家。サイレントか … [続きを読む]
今野哲男 2015年08月13日
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