戦争 の検索結果

大統領選挙、テキサス、後悔バー

　来年のアメリカ大統領選で、民主党の現職オバマ氏と戦う共和党の候補は、マサチューセッツ州のロムニー知事とテキサス州のペリー知事の２人に絞られ … ［続きを読む］

災害科学の祖・寺田寅彦からの宿題

伊藤智義

　紀伊半島において、土砂ダムの水位が上昇し、危険な状態が続いている。平成に入って最悪の風水害をもたらした台風12号は、各地で土砂崩れを引き起 … ［続きを読む］

次期戦闘機（ＦＸ）選定の行方――トーピー前・英空軍参謀長に聞く

　航空自衛隊の次期戦闘機（ＦＸ）選定は、この夏も、欧米の３機種が水面下で熾烈な争いを繰り広げている。その顔ぶれは、米国の名門ボーイングによる … ［続きを読む］

［5］原発という無意識

エドガール・モラン「オルレアンのうわさ」

　やはりそうか。それが、報道に接した第一印象だった。私が拠点にしている北海道でも８月末に、全国で問題になった「やらせメール」が発覚し、停止中 … ［続きを読む］

「天皇の歴史」がおもしろい

　新聞などの書評欄は新刊単行本の紹介が中心である。企画もの、全集、通史といったシリーズは、最初に取り上げられると、そのあとはほとんど登場しな … ［続きを読む］

９・11再考―戦争は人間の本性ではない

山極寿一

　９．11の事件からの10年は、アメリカが暴力の幻想と不安に踊らされた時代だった。自分たちをアメリカ人という名のもとに憎み、抹殺しようとする … ［続きを読む］

リンカーン再考（下）――オバマとの共通点の多さに驚く

　前回（「リンカーン再考（上）――敵を味方に変えた天才的政治運営」）、リンカーンが生きたのは、才能に恵まれ野心に満ちた人々の活躍が「普遍的」 … ［続きを読む］

リンカーン再考（上）――敵を味方に変えた天才的政治運営

　リンカーンとオバマは歴史の糸で結ばれている。前者はアメリカで奴隷制度を廃止した大統領であり、後者は黒人として最初の大統領である。リンカーン … ［続きを読む］

続々・心理リアリティと原発－ヒトは未来の危機を過小評価する

下條信輔

　実態リアリティと心理リアリティの乖離。前稿ではそういう観点から、原発の危機を確率的に検証した。その結果、危険率が蓄積されることの必然の帰結 … ［続きを読む］

民主主義神話と普天間問題――「強行派」の暴走を封じ込めよ

　どの国家も、その国家が成り立つための神話がある。日本ならば、古事記、日本書紀などに記されたいにしえからの神話がある。ヨーロッパ諸国やロシア … ［続きを読む］

東電株主が「バブル崩壊後に大蔵省は責任を取らなかった」と会社擁護

清水社長退職金は先送り

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

米国はレクサスよりもオリーブの木をつかんでいる

　あれからまだ１０年しか経っていないのか、というのが私の率直な感想だ。２００１年９月１１日、当時の私は朝日新聞アメリカ総局長で、この日の事件 … ［続きを読む］

対テロ戦争は実質的に敗北した

春名幹男

●「超大国」を危うくした無謀　ちょうど１０年前の米中枢同時多発テロ。当時のブッシュ米政権は「対テロ戦争」を宣言して、アフガニスタンを攻撃し、 … ［続きを読む］

進むアメリカの「イスラム化」――満足度の高いムスリムたち

　９月１１日に同時多発テロの１０周年を迎えるのを前に、ワシントンのピュー研究所がアメリカのムスリム（イスラム教徒）の世論調査の結果を８月３０ … ［続きを読む］

９・１１とパティ・スミス、３・１１とキヨシロー、斉藤和義

　２００１年９月１１日、ニューヨークに住んでいた。ツインタワーの南棟が崩れ落ちたとき、ちょうど真下近くにいて危うく死にかけたことは、あちこち … ［続きを読む］

熱烈な愛国心と恒常的な恐怖――失われたアメリカの自由

金惠京（ハワイ大学韓国研究センター客員教授）

　２０１１年８月２３日、ワシントンＤＣをマグニチュード５・８の地震が襲った。同地はほとんど地震等の自然災害が起こらないと考えられていたため、 … ［続きを読む］

シリアの血塗られた風景が見えてくる……

　３月に始まったシリアでの大規模な抗議行動は６カ月目に入っている。厳しい弾圧にもかかわらず、抗議運動はシリア各地に広がっている。　８月５日は … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 高城剛さんに聞く　「ウェブの未来」――（３） 一身二生、２つの地域で２つの仕事をして暮らそう

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員

◆「脱藩」してシステムのクラッシュを待つ◆――これまでうかがってきたメディア状況や日本的システムの問題と同時に、高城さんは２００７年以降の個 … ［続きを読む］

【北欧エネルギー事情＜13＞】　フィンランド編（最終回）――電力自由化の中で

脇阪紀行

　フィンランドの原発の歴史には、紙・パルプ産業を中心とする産業界の動きが背景にあることはすでに触れた。大量の電力を安定的に安く手にしたい。そ … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン　東アジアを考える】 「若い国家」から一段階上の国家へ

鈴木一人（国際政治経済学）

●対立と協調の東アジア　多くの被害を出した大型台風で締めくくられた今年の夏。日本の夏は、お盆と終戦記念日が重なるため、鎮魂と平和の季節となっ … ［続きを読む］

メールから伺える姿は芸人でなく準構成員

西岡研介

　８月２３日夜の突然の記者会見に端を発した、今回の島田紳助の引退騒動に関する一連の報道をみていて、私は４年前に同じ吉本興業が舞台となった「お … ［続きを読む］

「対中強硬派」野田首相に中国世論は厳しいが……

藤原秀人

　民主党新代表は対中強硬派だ。　８月２９日の民主党代表選挙で当選した野田佳彦氏について、中国のメディアやネット世論は一様に、こう評した。　靖 … ［続きを読む］

［6］震災後のリニア建設を考える（その３）――満鉄の特急にさかのぼる日本人の深層心理

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

●本居宣長と中国蔑視――前回、江戸時代に本居宣長が出てきてからおかしくなった、というお話でしたが、どういうことでしょう？原　もともと日本は、 … ［続きを読む］

カダフィと欧米の幸福な関係の終わり

高橋和夫

　リビアはイラク戦争の正当化の根拠の一つであった。２００３年のイラク戦争によってフセイン独裁が打倒された後に、カダフィが米英と取り引きを行っ … ［続きを読む］

シャトルの後は宇宙エレベーターを

伊藤智義

　スペースシャトルが初めて宇宙飛行に成功したとき、私は天文学に憧れる受験生であった。宇宙空間を往来するシステムに、とどまることがないかのよう … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 高城剛さんに聞く　「ウェブの未来」――（１）震災で、日本的システムはさらに強力になってしまった

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員

２０１０年、どうやら「電子書籍元年」は来なかった。今年も来る気配がない。新しいサービス、新しいガジェット、新しい暮らし、新しい世の中。２１世 … ［続きを読む］

欧州の戦術核、完全撤去は至難

谷田邦一

　冷戦が終わり、旧ソ連が崩壊してから今年で２０年。米ソの直接対決は回避されたが、欧州には今も大量の戦術核が配備された状態が続いている。北大西 … ［続きを読む］

東電、企業年金削減「費用見直しの埒外ではなく検討したい」

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

世論をバネに構築される「歪んだリアリティー」の恐さ

下條信輔

　８月は、原爆の日、終戦の日の季節でもある。私事ながら今年は偶然、関連番組をいくつか見た。中でも２本の「NHKスペシャル」が、強く印象に残っ … ［続きを読む］

接近する中国とイラン

高橋和夫

　イランと中国が国交樹立４０周年を祝っている。４０年前の１９７１年に、イランが台湾の中華民国政府の承認を取り消し、北京の中華人民共和国政府を … ［続きを読む］