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科学・環境
チェスのファンでなくても、天才ボビー・フィッシャー(Robert James Fischer, 1943-2008) の名は聞いたことがあ … [続きを読む]
下條信輔 2016年08月17日
法と経済のジャーナル 深掘り
『秘密解除 ロッキード事件 ―― 田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか ――』 2016年7月22日発売 著者:奥山俊宏 岩波書店 「角栄本 … [続きを読む]
滝沢隆一郎 2016年08月05日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
行く先を見定めろ! 「属国民主主義論」。刺激的なタイトルだと思う。と言うより、この言い方は、普通だったら成り立たないのではないか。 「 … [続きを読む]
今野哲男 2016年08月05日
巨大都市東京をつかまえる この本は映画、テレビドラマ、小説、漫画、アニメに描かれた個々の風景を通じて戦後の東京の変化を眺めていく。 都 … [続きを読む]
松本裕喜 2016年08月05日
ネット社会の深刻なパラドクス このところ時局の話をしていて、もととなる前提がまるで食い違っていることに気づきハッとすることがある。それは主 … [続きを読む]
大槻慎二 2016年07月28日
憲法を見る目はさまざまに この本は副題に「民主主義を考える四つの問い」とある。それはこういうことだ。1. 通勤電車で割り込んでくる人と、関 … [続きを読む]
中嶋 廣 2016年07月28日
ステレオタイプな言説を切って捨てる「打ち止め」の書 「あとがき」に、著者はこんなふうに書いている。 《死がほんの近くに見えている身として … [続きを読む]
奥 武則 2016年07月21日
戦後民主主義とともに走った記者 職場や酒場での雑談で「昭和がまた一つ終わった」という話をよくするようになった。 戦後71年。敗戦時に子どもだ … [続きを読む]
東海亮樹 2016年07月21日
歴史修正主義者たちによる恐るべき情報戦略の実態 先の参議院選挙で、改憲勢力が3分の2議席に達し、衆議院では既に3分の2を確保していること … [続きを読む]
野上 暁 2016年07月14日
中東の戦争はいつまでつづくのか イスラム世界をめぐって痛ましいできごとが頻発するたびに、茫然と立ちすくむほかない日々がつづいている。 ぼ … [続きを読む]
木村剛久 2016年07月14日
苛烈な中国現代史を内側から活写する 人が突然、しかも次々と消えていく。それが今、中国でおこっている現実の事態である。 2012年11月、 … [続きを読む]
西 浩孝 2016年07月08日
納豆の糸でつながったアジアの人たち 朝食でご飯を食べるときに納豆は必須だ。ネギも卵も不要、からしは入れるがタレはごく少なめで、 … [続きを読む]
高橋伸児 2016年07月08日
「なにそれ?」を見逃さず、イヤな現実を直視する 尾籠な話で恐縮ですが、私は取材を終えたあと、よく便意に襲われます。根が小心者なので、緊張 … [続きを読む]
井上威朗 2016年07月01日
選挙の前に一読、選挙の後に再読を 一緒にいて「SEALDs(シールズ)っていいよね」と言いにくい、友人や著者がけっこういる。デモ懐疑派、 … [続きを読む]
小木田順子 2016年07月01日
テキサス大学の熱血講義! 自然界と自然を司る法則は、夜の闇に隠されていた。神は言われた。「ニュートン、出でよ!」と。すると、すべてが明るく … [続きを読む]
上原昌弘 2016年06月23日
テレビドラマが面白かったころ 日経の裏面に載る有名人の履歴書は面白いのもあるが、首をかしげるのもある。この本を読んで、へえー、あの倉本聰も8 … [続きを読む]
小林章夫 2016年06月23日
つねに科学の向こう側を見据えていた科学者 名著『免疫の意味論』(青土社)や『生命の意味論』(新潮社)で知られた免疫学者・多田富雄が逝去し … [続きを読む]
佐藤美奈子 2016年06月16日
夜とヘアのあいだの星の時間 50代以上の出版関係者であれば、小尾俊人(おび・としと)の名前は、好き嫌いは別として、記憶されているだろう。 … [続きを読む]
松澤 隆 2016年06月16日
触れる、触れられる。なでる、 感じる。引っかく、つねる、たたかれる。吸う、なめる、かじる、かむ。・・・このように並べだけで、様々な連想が起 … [続きを読む]
下條信輔 2016年06月10日
気持ちが楽になる失敗者の話 本書を読んだきっかけは、知人の息子夫婦に持ち上がった離婚話だった。 二人の幼い子がいるのが気がかりで、その方 … [続きを読む]
今野哲男 2016年06月09日
世界最先端の図書館はこんなところ 図書館といえば、国立国会図書館のような調べ物をするための大図書館か、本を無料で貸してくれる近所の公共図 … [続きを読む]
松本裕喜 2016年06月09日
戦慄を覚えるエポックメイキングな書 おおかたの人々と同様、「日本会議」という組織の存在を知ったのはごくごく最近のことだった。おそらくは2 … [続きを読む]
大槻慎二 2016年06月02日
エッセイでもなく雑文でもない「随筆」 エッセイでもなく雑文でもない、正真正銘の「随筆」である。 2007年秋、「冷蔵庫理論」から始まっ … [続きを読む]
中嶋 廣 2016年06月02日
政治・国際 自衛隊は隊員のメンタルヘルス対策を進めるべきか
家族に与えるダメージ 「(息子が)『ジープの上で銃をかまえて、どこから何が飛んでくるかおっかなかった、恐かった、神経をつかった』って。夜は交 … [続きを読む]
高原耕平 2016年06月02日
政治・国際 戦後日本・最大のタブー「指揮権密約」とは何か
あの懐かしい『朝日ジャーナル』が、この夏、特別号を出すことになったらしい。 その誌面で、旧知の白井聡さん(政治学者)と対談してほしいといわ … [続きを読む]
矢部宏治 2016年06月01日
「護憲派粉砕」の舌鋒鋭く 本書について、「読みましたか?」と尋ねると、その人は首を横に振った。本書が原理主義的護憲派と呼ぶ憲法学者の一人 … [続きを読む]
奥 武則 2016年05月26日
民主主義の衰退の「始まり」 書店の本棚を見ても、「大正史」というような本は「昭和史」に比べれば圧倒的に少ない。私たちは歴史の授業で習った … [続きを読む]
東海亮樹 2016年05月26日
花の24年組が語る、少女マンガ革命の日々 「ジルベール」と聞いてピンとくる人は、きっと手に取りたくなる1冊だ。 筆者がジルベールに出会 … [続きを読む]
野上 暁 2016年05月19日
マルクス、新しい読み方 なぜ『資本論』の第2巻・第3巻なのかと問われても返答に窮する。著者が第1巻について解説した『〈資本論〉入門』の翻 … [続きを読む]
木村剛久 2016年05月18日
「見えない世界」と格闘した映画作家の仕事 新鋭・田代一倫の写真集『はまゆりの頃に――三陸、福島 2011〜2013年』(2013年)や、 … [続きを読む]
西 浩孝 2016年05月12日
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