消費税 の検索結果

年金と小さくなるおにぎり

マクロ経済スライドで見えにくくなっていることがある

　今年春に、年金額が少しだけ上がる。2003年以来、年金額は下がることはあっても、上がることはなかった。年金額が上がるのは1999年以来のこ … ［続きを読む］

円安局面は終焉に向かっている

「イスラム国」の台頭、南欧危機の継続などで高まる円の需要

　2012年末からの金融緩和で１ドル80円前後だった円ドルレートは円安に推移し、2013年12月には1ドル100円を超え、さらに2014年1 … ［続きを読む］

世界的ディスインフレ、マイナス金利の不気味

不安定な世界経済情勢、何らかのショックで円安、金利上昇が同時に起きる可能性も

最低水準となる10年国債利回り　世界的にディスインフレ傾向が強まる中で、日本でも長期金利が一段と低下している。長期金利の低下は、銀行や保険会 … ［続きを読む］

民主党と岡田克也新代表は国民と向き合え

対自民党や野党対応より大事なことは？

　1月18日、民主党の代表選があり、岡田克也氏が新代表に選ばれた。選挙自体は地上波で放映されなかった（もちろんニュースでは報道されたが）。　 … ［続きを読む］

「脱占領・戦後体制」めざす動き本格化

この挑戦をどう受け止めるかが問われる―『Journalism』1月号より―

自民党の根幹には「戦後」への追憶感情　「安倍政権の特質と展望―戦後70年を迎えて―」。このテーマで依頼を受けて後、突然の解散総選挙となった。 … ［続きを読む］

企業業績の見通しからみえてくる景気回復の危うさ

2015年は日本の企業にとっては波乱の年に

　消費税増税の影響などから今年度の成長率はマイナスとなるが、2015年度は原油安、円安が経済を押し上げると言われている。企業の収益が改善すれ … ［続きを読む］

今夏発表される財政再建計画を世界が注目する理由

希望的観測を並べて、財政の現実を隠す罪は深い

　2015年夏、政府は財政再建に向けた重要な計画を発表する。「20年度に基礎的財政収支(PB、注)を黒字化する」というのが国際公約であり、そ … ［続きを読む］

［1］そこに書かれていないものは何か

「資本所得対労働所得」というに二項対立だけでは説明できない現代の格差

ピケティ・ブーム日本上陸！　トマ・ピケティ『21世紀の資本』の待望の日本語版がついに発売された。昨年春、英語版が発売されるやアメリカで大ベス … ［続きを読む］

アベノミクスはどこで間違ったのか

すべてを壊したのは消費税率の引き上げだった

　アベノミクスを批判する声は多い。しかし、アベノミクスの第一の矢と第二の矢、すなわち財政金融政策が大きな効果を発揮したことは、間違いないだろ … ［続きを読む］

「与党圧勝と右翼後退」というパラドックス（下）

驕る安倍政権は久しからず？

憲政の決壊――解釈改憲と明文改憲　総選挙の結果を憲政との関係で考えてみよう。　今回の解散総選挙は、もし与党が大敗して野党が大勝すれば、集団的 … ［続きを読む］

自民党の圧勝には明白な理由がある！

有権者は健全な判断力を持った常識人、アベノミクスによる景気と雇用の改善を評価した

　「大義なき解散・総選挙。」「増税延期には各党賛成しているのだから解散は不要だ。」今回の解散・総選挙を安倍首相が表明したとき、この選挙は実に … ［続きを読む］

「個人消費の活性化で景気が良くなる」は本当か

輸出の不振や設備投資の沈静化に目を向け、サプライサイドの経済戦略を

【ポイント】・「GDPの6割は個人消費だから、個人消費を活性化しないと景気はよくならない」と言われることが多いが、必ずしも当たっていない。・ … ［続きを読む］

「アベノミクス選挙」、野党はここを攻めよ

景気対策、低所得者層対策、成長政策で本当の問題とは何か

　総選挙も終盤戦です。新聞、テレビなどのマスメディアの情勢調査では、与党の優勢が伝えられています。野党の側に有効な攻め手はあるのでしょうか。 … ［続きを読む］

アベノミクスの弱点、リフレーション政策の不徹底

名目GDPの水準、成長率の低迷が、最大の問題だ

　12月14日に投開票される衆院選の主要な争点のひとつとなっているアベノミクス。その本質は難しいことではない。働くものに還元されない企業利潤 … ［続きを読む］

総選挙で金融政策についての国民合意ができた

金融政策は円高を抑えることができる、金融政策でデフレから脱却することができる

争点から消えた金融政策選挙　戦も中盤に入ってきたが、金融政策を巡る論争が消えてしまったように思える。民主党は大胆な金融緩和ではなくて柔軟な金 … ［続きを読む］

「アベノミクス選挙」をどう見るか

「三本の矢」からなるオリジナル・アベノミクスと、消費税増税とは別物

　総選挙は後半戦に入りました。支持を訴える各党、各候補者の訴えにも熱がこもっています。安倍晋三首相はアベノミクスの是非を押し立てた選挙戦を展 … ［続きを読む］

「ドクターX」人気と総サラリーマン社会ニッポン

リスクをとれない環境で本格的な起業家教育や育成は可能か

　権力争いに執着する勤務医らに対して、「私、失敗しないので」と言い切る女性外科医のドラマが20%台の視聴率を稼ぎだしている。テレビ朝日系ドラ … ［続きを読む］

総選挙で垣間見える自民党と農協の関係性

消費者不在の農業政策がもたらすもの

　今回の総選挙で自民党の選挙公約は取りまとめが難航した。　難航したのは、基本的なマクロ政策や社会保障政策などではない。農協改革をどのような表 … ［続きを読む］

低成長とディスインフレーションの時代

日本だけが2％の物価上昇を目指す必要があるのか、それは可能なのか

　安倍晋三政権の政策目標の一つがデフレ脱却だとされている。しかし、デフレ脱却ははたして可能なのか、あるいは、望ましいのだろうか。　世界の先進 … ［続きを読む］

第5回　中野剛志・評論家（下）

グローバル化は国民にいいことなし、公共投資の拡大と累進課税の強化を

　――新自由主義的考え方が悪いと？　国家財政は民間企業と逆のことをやってバランスをとればいいのですから、いま企業が投資しないでため込んでいる … ［続きを読む］

第５回　中野剛志・評論家（上）　

財政破綻もハイパーインフレもありえない

　安倍政権は、来年１０月に予定されていた１０％への消費税の再増税の是非を有権者に問うことを大義名分に衆議院の解散総選挙に踏み切った。政権発足 … ［続きを読む］

大義なき総選挙の３大争点（3）

政治的争点：格差問題やＴＰＰ、外交・安全保障と原発、政治とカネ

格差問題やＴＰＰ：政治経済における正義　安倍政権はアベノミクスを総選挙の争点としようとしているが、こと経済的問題に関しても、争点となりうるの … ［続きを読む］

大義なき総選挙の３大争点（2）

経済的争点：アベノミクスに実体はあるか？

　まず、誰の目にも重要性が明らかなのは、経済的争点である。この論点は、政権が自ら総選挙の争点としているのだから、ここには争点の「（1）決定に … ［続きを読む］

総選挙に見る「政治の明日」

左右の振り子運動を超える日は来るか？

55年体制と「政治改革」による政権交代　日本政治を少し振り返って、総選挙を考えてみよう。戦後日本においては、「55年体制」と言われたように、 … ［続きを読む］

大義なき総選挙の３大争点（1）

安倍政権の独裁的解散と憲法政治

大義名分なき解散総選挙と党利党略　11月21日に衆議院が解散され、総選挙が行われることになった。これは、まさしく日本の命運を左右する総選挙で … ［続きを読む］

今回の総選挙に大義はあるか

700億円は十分に安い必要経費

　衆院が２１日に解散され、与野党は１２月２日公示、１４日投開票の衆院選に向けて事実上の選挙選に突入しました。師走に行われる２年ぶりの総選挙。 … ［続きを読む］

安倍首相の衆院解散と、夫婦円満指数のススメ

　内閣府が、消費税再増税についてヒアリングするため、有識者・専門家を集めた「今後の経済財政動向等についての点検会合」が１８日、終了した。朝日 … ［続きを読む］

金融政策だけの限界露呈、放たれぬアベノミクス第二、第三の矢

　日本銀行は去る10月31日再び金融緩和に踏み切り、長期国債の買い入れを年内80兆円、ＥＴＦ買入れを年内3兆円、そしてリート買入れを900億 … ［続きを読む］

それでも私が消費税増税を支持する理由

【ポイント】１． 消費税増税の是非を景気と関連付けて判断すべきではない。２． 消費税増税の是非は、財政破綻リスクの大きさで判断すべきである。 … ［続きを読む］

第４回　片岡剛士・三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング主任研究員（下）　デフレ脱却が成長への最大の秘策

　――それで財政再建はどうなりますか。  　そもそも増税は、社会保障の財源を確保するためということでした。５％から８％に引き上げる … ［続きを読む］