孤立 の検索結果

［3］大統領の謝罪、「ごめんなさい」と「キリキリ文化」

　珍島沖の旅客船事故から１か月が過ぎた。船長以下４人には殺人罪、実質的オーナーにも逮捕状、検察による海洋警察への捜査など、事故をめぐる具体的 … ［続きを読む］

［9］第３章「端境期のセヴンティーン（１）」

安保と三池――１９６０年のふたつの軸

　１９６０年は、春から、厳しい対立と衝突が続発した。　１月１５日、新安保条約調印のために渡米する岸信介首相の一行は、午後２時になって、出発時 … ［続きを読む］

［1］ディズニー・ミュージカルの新時代を告げる快作

＊一部物語の内容に触れていますので、ご注意下さい。　アカデミー賞長編アニメーション賞、歌曲賞をダブル受賞したディズニー製作の長編３Ｄ－ＣＧア … ［続きを読む］

［7］第２章「転がる卵のように――集団就職と戦後都市（３）」

森進一と永山則夫、流転のドラマ

　離職・転職は、こらえ性のない若年労働者たちの浮ついた行動ではなかった。それは割の合わない労働に展望を失った者たちの、ぎりぎりの〈反抗〉だっ … ［続きを読む］

「ガラ軽」を愛する優しい消費者たち

　軽自動車の売れ行きが好調だ。自動車の総保有台数に占める軽自動車の比率は３８％で、この１０年で１０ポイントも増えた。軽は消費者が求める低価格 … ［続きを読む］

ウクライナの注目点――プーチンが重大な決断を迫られるのはいつか

　ロシアと欧米間で展開される「ウクライナ・ゲーム」が、ユーラシア地域のウクライナ人、ロシア人の民族意識を急激に変容させ、統制不能の民族紛争に … ［続きを読む］

ウクライナ危機で弱みを見せたロシアを地政学的に分析する

　プーチン・ロシア政権によるウクライナへの軍事介入は実は、大国の地位をかけたロシアの地政学的戦略だった。　ウクライナ危機で最も傷ついたのはオ … ［続きを読む］

アメリカ・ゲーツ元国防長官が思う「義務」

　現在のアメリカで最も悲しい風景の一つは、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地の第６０区画にある。イラクでは４４８６名、そしてアフガニスタン … ［続きを読む］

降下する本田の評価と名門の苦境

　本田圭佑がイタリアに渡って１カ月が過ぎた。８日にあったセリエＡ（イタリア１部リーグ）のナポリ戦は体調不良（胃腸炎と伝えられた）でベンチから … ［続きを読む］

人生も政治も変える「対話力」――都知事選にみる「対話的民主主義」

「対話」と「会話」の違い　筆者は、最近、『人生も仕事も変える「対話力」――日本人に闘うディベートはいらない』（講談社＋α新書）を … ［続きを読む］

みずほに潜む魔物　頭取辞任は内戦に終止符を打てるか

　「みずほが発足して１３年、内部に潜んでいる、えも言われぬ部分を何とか切り出していかなければならない。それはとてつもなく重いものだ」　みずほ … ［続きを読む］

「元老」連合は、危機から国家を救えるか（下） ――――都知事選から「新しい日本」へ

そもそも東京オリンピック開催は可能だろうか？　筆者は、前稿（「東京オリンピック開催に見る日本の戦前と戦後――靖国参拝と国際的孤立」）では東京 … ［続きを読む］

「元老」連合は、危機から国家を救えるか（上） ――準国政選挙という「僥倖」

都知事選を思わぬ幸運と考える人たちは誰？　自民党は地方選では敗北が目立っており、沖縄県名護市長選、福島県南相馬市長選というように、安倍政権の … ［続きを読む］

安倍首相の靖国参拝　各国メディアはこう報じた

Ｇｌｏｂａｌ　Ｐｒｅｓｓ

　２０１３年１２月２６日の安倍晋三首相による靖国参拝は、世界中に波紋を広げた。各国の新聞、テレビが大きくとりあげ、ネット上でもさまざまな反響 … ［続きを読む］

［19］ルポライター　杉山春との対話（下）

　――杉山さんご自身、母親であることとライターの活動はかかわりあっているのですか。　杉山　そうですね。私は、自分のことを書いているので。私は … ［続きを読む］

［17］ルポライター　杉山春との対話（上）

　日々のニュースのなかで、最も見聞きしたくないのが、死に至らしめるような児童虐待事件だ。　初めてそうした陰惨な事件を知ったのは１９８０年代の … ［続きを読む］

東京オリンピック開催に見る日本の戦前と戦後――靖国参拝と国際的孤立

戦前のファシズムとの共通点　フェイスブックなどでは、戦前と現在の次のような類似性が話題になっているという。　戦前には、１９２３年に関東大震災 … ［続きを読む］

必見！　ナチ残党狩りを描くオーソン・ウェルズの『謎のストレンジャー』（中） ――ウェルズという“呪われた天才”の肖像、および彼の＜作家性＞について

　前回書いたようにエンタメ度全開の『謎のストレンジャー』は、じつはオーソン・ウェルズの作品中では異色ともいえる直球勝負の映画だ。じっさい、こ … ［続きを読む］

原子力規制委員会 設置法の要求は実現されているか

今後の原子力規制委員会のあり方

　原子力規制委員会は、その発足から１年あまりの短期間に、新しい規制基準を作り、安全審査を再開するなど、懸命の努力を重ねてきたことは評価に値す … ［続きを読む］

防空識別圏問題の解決は政治家の度量次第――日中韓は対話の機会を作れるか？

　１１月２３日、中国は突然、日本が領域を主張する尖閣諸島を含む防空識別圏を敷くと宣言した。もともと、防空識別圏の設定は国際法的に明文化された … ［続きを読む］

認知心理学からの小学校英語反対論

　朝日新聞１１月２日付の「記者有論」で、小学校での英語教育を強化するという文部科学省の方針へ異議を申し立てたら、認知心理学の研究者から「小学 … ［続きを読む］

ヘイトスピーチとマイノリティー沈黙効果 歴史的背景から見えてくるもの

りむよんみ（ニューヨーク市立大学非常勤講師）

　民間助成金を得て２０１０年の秋から２年間、「ネット言説と変わりゆく市民運動―現代日本における国家・人種主義をめぐって」という研究プロジェク … ［続きを読む］

「平和の祭典」オリンピックに存在意義はあるか？

　東京でのオリンピックが決定した直後から９月２１日まで取材でロンドンにいたのだが、周囲から「東京でのオリンピック開催、おめでとう」と言われ、 … ［続きを読む］

藤圭子さん自殺報道にみるメディアの欠落

　誰かが自ら命を絶った時、その人が有名な人ならば、ありし日の動画や写真などを使ってテレビや新聞は報道する。　無名の人の場合でも、大震災による … ［続きを読む］

米中の接近は、日本の孤立を意味しない

三船恵美（駒澤大学教授）

　米国のオバマ大統領と中国の習近平（シーチンピン）国家主席による非公式首脳会談が、６月７日から８日にかけて、米カリフォルニア州のサニーランズ … ［続きを読む］

危なかったフランスの「文化的例外」（下）――文化の自由貿易は、モンローがいない『帰らざる河』

　関税および貿易に関する一般協定（ＧＡＴＴ）のウルグアイ・ラウンドで、フランスが勝利の美酒に酔ってから２０年。　フランスが国をあげて守ってき … ［続きを読む］

「児童ポルノ禁止法」改正法案に思うこと――世界はもっと先へ進んでいる

香月真理子（フリーランスライター）

“愛好家”たちの新たな手段　去る５月２９日、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」の … ［続きを読む］

ヘイト・デモを「黙殺」するメディア、日本社会のメルトダウン直視する報道を

水島宏明（法政大学社会学部教授）

　人々はいらだち、外国人や少数者への憎悪や差別感情をむき出しにし始めている。コリアンタウンの東京・新大久保や大阪・鶴橋で繰り返される反韓デモ … ［続きを読む］

［9］東京新聞論説副主幹・長谷川幸洋との対話（中）

　――長谷川さんがそのような、メディアやジャーナリストは自立すべきだと認識に至ったのは、いつごろですか？　ご著書の『日本国の正体』の中でも、 … ［続きを読む］

「国会事故調の意義を日本人はわかっていない」－委員長・黒川清さんのロングインタビュー(下）

――注目点の一つが、東電の全員撤退問題でした。国会事故調は「東電は当初から全員の撤退は考えていなかったものと認められ、菅総理の行動によって、 … ［続きを読む］