教員 の検索結果

[3]学校司書という非正規公務員

～居るのに居ないが如く～

ある村の常勤的非常勤職員の学校司書　彼は、九州地方の山間の、編入合併前のある村で、たった一つの中学校の学校図書館に勤務する、非正規公務員の学 … ［続きを読む］

法曹教育は教室でできるもんじゃない！

法学学習の特殊性と法科大学院の本質的限界

　次々と法科大学院が募集停止を発表するにつけ、私は、法学とは無関係のある大学教員とのおしゃべりを思い出す。それは、2004年4月にスタートし … ［続きを読む］

法曹養成の新しいシステムを真摯に構想し、設計を

文科省は７４もの法科大学院を認可した責任をどう総括しているのか

　司法制度改革審議会は、2001年6月12日に「最終意見書」を小泉純一郎首相に提出した。「意見書」は法曹人口の大幅増員（20年以内に現在の倍 … ［続きを読む］

多様な教育機会確保法が不登校児の権利を侵害？

今国会では成立が見送られたが、フリースクールで法案の評価で賛否が分かれる

　東京シューレらフリースクール大手を中心に、現在フリースクールに通う子どもたちの社会的地位や権利を確保しようとして、超党派議連で不登校と夜間 … ［続きを読む］

「報道の自由度がタンザニアより下！」の意味

アフリカ蔑視と日本社会への幻想

　非政府組織「国境なき記者団」(本部パリ)が発表した「世界　報道の自由度ランキング」について、Twitterなどのネット空間で「日本の報道の … ［続きを読む］

謝礼つき教科書説明会を見る視点

理科は実害ありません

 昨年の10月、検定中の「白表紙本」を小中学校教員らに見せて謝礼を渡す教科書会社の慣行がメディアで指摘された。以後の調べによると、 … ［続きを読む］

18歳選挙権時代における高校生の「政治活動」

社会との関わりを持たせ、主権者としての意識を養う機会を

　高校生が有権者になるという18歳選挙権時代においては「議会制民主主義など民主主義の意義、政策形成の仕組みや選挙の仕組みなどの政治や選挙の理 … ［続きを読む］

[１]ブラック自治体と非正規公務員の現状

～地方自治体で働く公務員の３分の１は非正規

6年半で67回の雇用主の切り替え　「約6年半に及ぶ本件勤務期間中、任命権者（長崎県知事あるいはその委任を受けた交通政策課長ら）は、原告を臨時 … ［続きを読む］

日本の大学教員は研究時間をなぜ取れない？

給料が教育とそれに伴う雑用への対価として支払われる制度が問題だ

　「新小１のなりたい職業で研究者が上昇し過去最高に」というニュースが先日流れた。これ自体は「研究者を職業としている」筆者にとって喜ばしいこと … ［続きを読む］

[６]　参院選に向け説得力のある形で野党共闘を

リベラル勢力と左派政党はきちんと手を組めるのか

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、1月8日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

[５]　日本政治はどこへ向かうのか

我々が立ち上がって声を上げ続けることが大事

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、1月8日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

理系に進学しない生徒のための高校理科教育を

日本学術会議の提言が目指すものとイタリア震災裁判

　日本学術会議が文科省ラウンジで２ヶ月ごとに開いているサイエンスカフェに３月２５日に参加した。お茶の水女子大学の小谷眞男教授が「イタリア震災 … ［続きを読む］

「君が代」を強制した瞬間に崩壊する推進派の論拠

「消極的な肯定」を示す姿勢こそリアリスティック

　2月17日、岐阜大学は、国歌「君が代」を入学式・卒業式で斉唱しない方針を表明、これに対して、馳浩文部科学相が「運営交付金が投入されているの … ［続きを読む］

行政は、手話言語法の必要性を意識した対応を

手話を言語として認め、ろう児童のアイデンティティーを育てよう

　手話とは、手の動きや表情など目に見える表現を用いてコミュニケーションを図る視覚言語である。聴覚障害者には、手話を用いて世の中の出来事をお互 … ［続きを読む］

「挽歌」としての「君が代」を考える

「外圧」で生まれた国歌を変えるという「自由闊達な」議論があっていい

「君が代」の起源　「君が代」を聴くたびに思い浮かべるのは、わが母校、伊那北高校の応援歌だ。　なにせ前身が旧制中学だったせいもあって、わずかに … ［続きを読む］

「君が代」とは別の「第二の国歌」があれば理想だ

野球観戦に耳栓は持って行きたくない

成熟度を示す球場の観客　ときどきプロ野球の試合を観戦に行く。多くの球場では試合開始直前に「君が代」が演奏され、スタンドの観客も一緒に歌う。た … ［続きを読む］

「君が代」をめぐって広島の県立高校で起きたこと

「義務化」して誰が幸せになったのか？

入学式の異様な光景　2004年10月28日、恒例の園遊会はちょっとしたことで注目された。当時、東京都の教育委員を務めていた棋士の米長邦雄氏が … ［続きを読む］

乙武洋匡氏の不倫に見る日本型結婚の闇（下）

不倫という名の児童虐待

　前回および前々回につづき、今回も話題になった乙武洋匡氏の不倫騒動から、子のいる日本人男性の不倫という問題について、論じて行きたいと思います … ［続きを読む］

若者に魅力ある新聞ジャーナリズムへ

社会の複雑さをどう引き受けるかが課題

　「自分の書いた記事が読者に届いていない」。多くの新聞記者がこう嘆く。この言葉は、かつては読者からの反応が乏しい、共感が得られないという意味 … ［続きを読む］

［書評］『人はなぜ格闘に魅せられるのか』

ジョナサン・ゴッドシャル著　松田和也訳

善良でも文明的でもなく……　　  子どものころ、ルールもほとんど忘れたが、体を激しくぶつけあって陣地を … ［続きを読む］

［30］失敗国家イラク――腐敗と、がんの恐怖

　2011年、9・11事件から10年を検証しようということになり、私がイラクを担当することになった。中東駐在編集委員としての仕事だった。　そ … ［続きを読む］

拝啓　理化学研究所・新理事長　松本紘様

日本の「ポスドク」雇用改革の提案を

　大阪大学にいました高部です。９月に早期退職し、ドレスデンにあるヘルムホルツ研究機構に新たな職を得、ドイツに移住しました。旧知の先生が理化学 … ［続きを読む］

「谷間の世代」を頂点に導いた手倉森監督のツボ

リオ五輪出場を決めたサッカーU23日本代表での怒らない指導と練りに練った言葉

　1月31日深夜、カタール・ドーハで３週間続いた、サッカーのリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権からU23日本代表が羽田空港に到着し … ［続きを読む］

なぜ？！　岡山大学の教授２人解雇

論文不正の告発から解雇処分までの４年間に起きたこと

　岡山大学が薬学部の教授２人を昨年末に解雇した。２人は「論文不正の告発が解雇につながった」と主張、年明けに処分無効と慰謝料を求めて岡山地裁に … ［続きを読む］

［1］科学者討論＠北海道大学

科学者は「監」られている――若手研究者が語る大学の現在

　大学の風景が変わった。研究者は世の中に還元される業績を求められ、役に立つことがわかりやすく見える成果が歓迎されている。研究費の獲得競争は激 … ［続きを読む］

入学試験の成績は信頼できない？

米国における天文学分野の優秀な若手研究者の調査結果

　１月末からいよいよ本格的な入学試験シーズンとなる。日本では形式的な公平性が過度に重視される結果、必要以上に多くの試験が行われているのみなら … ［続きを読む］

大切だけど、お金がかかる子育て支援

夢をつむぐため、政治がすべきことは

　子育てと仕事を両立できる社会をつくりたいと考え、2004年、NPO法人フローレンスを設立して10年以上がたちました。日本初の「共済型・訪問 … ［続きを読む］

健忘症化する現代社会

簡単に検索できる時代がもたらす人間の脳への致命的悪影響

　去年もいろいろあった。特徴的だったのは同じ流れの事件が続いたことだ。たとえばイスラム国による日本人ジャーナリスト殺害からはじまり、１１月パ … ［続きを読む］

［2］「札幌発リベラリズム」を考える

この系譜の代表者は、札幌農学校に学んだ内村鑑三、新渡戸稲造……

もう一つの系譜　近代のリベラリズムについて、私はもう一つの系譜をあげてみたいと思う。それは、「札幌農学校」発のリベラリズムである。　札幌農学 … ［続きを読む］

立憲主義掲げ、言論の自由に新たな空間

15年安保における若者の政治

15年安保と「言論の自由」　2015年安保闘争（以下、15年安保）の、過去の運動の再現に尽きない新しさは、どこにあるのだろうか。15年安保は … ［続きを読む］