ミサイル の検索結果

金正恩への権力継承は始まったばかり――避けられぬ「操り人形」化

石丸次郎

　平壌で盛大に開かれていた４月の「宴」は終わった。　金日成生誕１００周年に合わせて、新体制を披露するという大きな目的があったこの「宴」は、北 … ［続きを読む］

ロケット打ち上げと国際法

山崎直子

　世界初の人工衛星スプートニク1号は1957年10月4日に打ち上げられました。重さ約85kg。それ以来、世界で打ち上げた人工衛星の累計は20 … ［続きを読む］

日英が武器共同開発へ～新たな武器輸出原則が必要だ

　日本と英国が防衛装備品の共同開発・生産を始める。来日した英国のキャメロン首相と野田首相が４月１０日に発表した。防衛装備品とは聞き慣れないが … ［続きを読む］

国民が何百万人死んでもいい政権は強い――北を支配する貴族たちと「金正日の遺訓」

　かねての予告通り、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で長距離弾道ミサイルを発射するかしないかで、もう大騒ぎです。　平壌では、故金日成主席の生 … ［続きを読む］

ミサイル迎撃の課題――日米共同対処を確実に

小谷哲男

　北朝鮮が４月１２日から１６日の間に「人工衛星」の打ち上げを予告しているが、実際には弾道ミサイルの発射実験であることは間違いない。打ち上げが … ［続きを読む］

金正恩氏の高笑いが聞こえる――ミサイル迎撃実験の真の目的とは？

　北朝鮮が予告する人工衛星「銀河３号」の打ち上げがカウントダウンに入った。朝鮮中央通信が伝えるように、「農業や天気予報の研究」が目的の人工衛 … ［続きを読む］

北朝鮮の人工衛星「騒動」で注目すべきは各国の反応

　北朝鮮政府が「地球観測衛星」を打ち上げると予告した刻限は、目前に迫っている。この「地球観測衛星」の打ち上げは、その実態が弾道ミサイルの発射 … ［続きを読む］

気にかかるイスラエルの原子炉の停止

　ロンドンで発行されている独立系のアラビア語の新聞『クドス・アラビ（アラブのエルサレム）』が３月２１日付けで報じたところによると、イスラエル … ［続きを読む］

防衛産業は情報公開を（上）――メディアも国民も無関心

　近年、自衛隊機の民間転用による輸出、ＦＸ（次期戦闘機）商戦、武器禁輸の緩和決定など防衛産業に対する関心は高まっている。だが防衛産業界から納 … ［続きを読む］

海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式に見た「海軍の歴史と伝統」

　春分の日の３月２０日、私は広島湾に浮かぶ江田島で開かれた海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式に参列する機会を得ました。　そこでは、大日本帝国海 … ［続きを読む］

自衛隊は３・１１の「戦訓」を活かせるか（下）――防護装備、無人機、輸送、燃料

　前回に引き続き、東日本大震災で露呈した自衛隊の弱点、組織的な欠陥、装備調達の欠陥を検証する。　福島の原発事故に際しては、大量のＮＢＣスーツ … ［続きを読む］

大阪維新の会には外交・防衛のアドバイザーが必要だ

小谷哲男

　大阪維新の会の躍進がめざましい。民主党と自民党の支持率が２０％前後で低迷しているのに対し、橋下徹市長が代表を務める維新の会の国政への進出を … ［続きを読む］

アメリカ海兵隊の行方――普天間は固定化されるのか

　日米両政府は２月８日、米海兵隊普天間飛行場の移設と在沖海兵隊のグアム移転を切り離し、海兵隊のグアム移転を先行させることで合意した。これまで … ［続きを読む］

在日米軍再編見直しは日米の窮余の一策

　「米、普天間の辺野古移設を断念へ」　沖縄タイムスが２月４日付で報じた一面トップの「スクープ」には、驚くような大見出しが躍っている。米国政府 … ［続きを読む］

挑発するイスラエル、耐えるイラン、戦争を恐れるアメリカ

　１月１１日、イランで核開発にかかわっている専門家が暗殺された。一部ではイスラエルと欧米の諜報機関が合同で暗殺したとの見方もあるようだ。事実 … ［続きを読む］

イラン制裁をめぐる玄葉光一郎外相と安住淳財務相の対立は深刻だ

●英国中心にイランへの合同秘密工作が行われている!?　　イラン情勢が緊迫している。最終段階に至ったイランの核開発を阻止するために、米国、英国 … ［続きを読む］

武器輸出緩和と防衛産業（上）――ルールや定義の明確化が必要だ

　野田内閣は２０１１年末に武器禁輸を緩和すると発表した。これによって武器の国際共同開発参加や自衛隊装備の輸出などへの筋道がたったが、詳細はま … ［続きを読む］

ディズニーランドと覚醒剤――金正恩ロイヤルファミリーの日本暗黒コネクション

　なぜディズニーランドなのかはわからないが、とにかく北朝鮮のロイヤルファミリーは東京ディズニーランドが大好きなのである。まるで、国交のない日 … ［続きを読む］

世襲を嫌う中国。北朝鮮の３代世襲で対米関係を強化する

　中国共産党は台湾に逃れた国民党とは異なり、最高権力の世襲はしてこなかった。毛沢東主席の長男、岸英氏は朝鮮戦争で戦死した。鄧小平氏の長男、樸 … ［続きを読む］

金正恩は「ミサイル指導局」を掌握できるか

　金正日総書記死去の報が世界を駆け巡っている。折しも日韓首脳会談が慰安婦問題をめぐって決裂し、北朝鮮問題で十分連携することができなかったばか … ［続きを読む］

金正日死亡の寂寥――畳の上で死んではいけなかった男

　金正日（キム・ジョンイル）氏の突然の死の報に、呆然というか、どこか「気の抜けたような感じ」に陥った北朝鮮ウォッチャーが、実のところ、少なく … ［続きを読む］

金正恩の北朝鮮には、機を待ち、「守勢」を旨として

　十二月十九日正午、金正日（北朝鮮国防委員会委員長）の逝去の報が伝えられた。特にテレビ・メディアは、午後以降、この件に関するニュースを「一つ … ［続きを読む］

次期戦闘機（ＦＸ）の機種は公平な基準で選択しろ

　前回まで述べてきたように、戦闘機のもっとも重要な要素はアビオニクス（電子機器）とシステム統合である。次期戦闘機（ＦＸ）候補に挙がっている米 … ［続きを読む］

ＦＸ購入の代わりに、コンポーネントの輸出を

　前回は我が国の戦闘機開発生産基盤の維持という観点の話をした。今回は生産に関する話を中心に述べてみる。　国内生産を前提とするのであれば、次期 … ［続きを読む］

ＦＸはユーロファイターを採用すべきだ

　航空自衛隊の次期戦闘機（ＦＸ）選定が大詰めを迎えている。９月末には候補３機種のメーカーらから提案書が提出され、１１月末までには結論が出るこ … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（６）――新しい文明の姿

●核兵器も原発も「ノー」　倫理委員会の報告書は、第１０章以降で、原発の持つ根本的な問題に再び立ちかえっている。それは原子力エネルギーを使った … ［続きを読む］

中国の空母建造の野望を歓迎する（下）――人民解放軍の弱体化へ

　前回も述べたが、中国の空母運用能力が米国と対等といわないまでも、せめてロシア並みの空母運用能力を有するには、少なくとも後２０～３０年はかか … ［続きを読む］

中国の空母建造の野望を歓迎する（中）――米空母とはオトナと子供

　前回、中国の空母のサイズや搭載機数は米空母の約３分の２程度だと述べた。だがそれは中国の空母の実力が、単純に米空母の３分の２に匹敵することを … ［続きを読む］

中国の空母建造の野望を歓迎する（上）――巨額の予算と低い能力

　先頃中国は初の空母となる「ワリヤーグ」の試験公開を行った。恐らく中国は今後３～５隻ほどの空母を建造する野心を抱いていると見られている。　筆 … ［続きを読む］

巧妙化するサイバー攻撃――貧弱な日本の防御態勢

　「日本の大手防衛産業がサイバー攻撃を受けたことに対し、米国政府は手厳しい警告を発した」。こんな書き出しで始まるニューヨークタイムズの記事（ … ［続きを読む］