参議院 の検索結果

［2］佐々木惣一と吉野作造

「一億総活躍」思想の深層を探る　佐々木惣一が憲法13条を「読む」

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、昨年11月13日に早稲田大学で行われたものをベースに、著者が大幅に加筆修正した最終版です。立憲デモクラ … ［続きを読む］

緊急事態条項の実態は「内閣独裁権条項」である

自民党草案の問題点を考える

1　自民党草案の緊急事態条項とは　今年に入り、安倍首相や一部の自民党議員は、憲法改正に強い意欲を示しており、参院選の争点にしようとする動きも … ［続きを読む］

［2］保守本流の転換と55年体制

自民党も「民主主義らしく見せる必要」を感じていた時代

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、昨年12月11日に早稲田大学で行われたものをベースに、著者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会 … ［続きを読む］

「失言」政治家に欠けているのは視線の転換（上）

「同じことを自分について言われたら、どういう気がするか」

「奴隷」発言に潜むもの　「つい100年ほど前まで、ちょんまげに草鞋(わらじ)履いたヤクザがダンビラ振り回していただけで、識字率も低く、英語も … ［続きを読む］

政治スキャンダルと失言続発、「醜い国・日本」へ

「お上」に諾諾と従う臣民文化の復活か？

スキャンダルや失言の続発　このところ、政権政党に関するスキャンダルや失言が相次いでいる。　たとえば甘利明経済再生担当大臣やその秘書が建設会社 … ［続きを読む］

効果の割には弊害も大きい日銀のマイナス金利政策

金融政策に過度に依存せず、均整の取れた政策運営の是非をめぐる議論が必要だ

何が起きているのか　日本銀行は、先月の2016年1月29日の金融政策決定会合で、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定し、2月1 … ［続きを読む］

［1］すべての人が負けたのだー安保法制

「一億総活躍」思想の深層を探るー佐々木惣一が憲法13条を読む

　立憲デモクラシーの会は2015年11月から、早稲田大学を舞台に公開連続講義を始めました(全10回の予定)。朝日新聞の言論サイトである「WE … ［続きを読む］

メディアは新年の門出を祝っている場合ではない

2015年の憤怒を引きずらなければならない

　2006年から07年にかけて大ブレークを果たしたお笑い芸人に、ムーディ勝山がいる。スーツ姿に蝶ネクタイ、直立不動で顔をしかめながらムード歌 … ［続きを読む］

軍需産業にてこ入れしようとする政財界と大学

「業績になるなら何でも是認する科学・学術」へと向かうのであれば道を踏み外している

経団連の「提言」　2015年の9月10日、経団連の榊原会長は「防衛産業政策の実行に向けた提言」の発表を前に、記者会見を行った。　実はこの「提 … ［続きを読む］

ドイツー原子力時代の負の遺産との闘い（上）

原子力に依存する日本にとってドイツの取り組みは参考になる

　ドイツ人たちは、2011年の福島事故以降、エネルギー転換の過程の中で、原子力時代の様々な負の遺産にも取り組まざるを得なくなった。原子力に依 … ［続きを読む］

熟議不足と二重基準による集団的自衛権の法制化

日本的な「その場しのぎの議論」を今後も繰り返すことになりはしないか

パリ同時多発テロでEUも集団的自衛権を行使?　パリ同時多発テロ事件の直後に、「EU（欧州連合）にも集団的自衛権はあったのですか」と人に聞かれ … ［続きを読む］

2・5大政党の一角たる公明党が

安保法成立後にめざすべき方向とは

　安全保障関連法が先の国会で成立しました。自民党と連立政権を組む与党として、法の成立をめざした公明党でしたが、国会審議などを通じ、過去に経験 … ［続きを読む］

日本国憲法、9条、そして国際協調主義

―戦後の平和運動の一翼担った池田思想―

はじめに　すでに2015年9月17日、参議院安保特別委員会での審議は打ち切られ、同月19日に安保法案は成立した。採決したのかどうかも判別でき … ［続きを読む］

与党歴13年で広がる学会員との距離

公明党はジレンマを解消できるのか？

　公明党が自民党と連立を組んだのは、20世紀末期の1999年10月。それ以来、民主党が政権を担った3年3カ月をのぞき、自公は手を組み続ける。 … ［続きを読む］

丸善ジュンク堂のフェア見直しが想起させること

企業とコンプライアンス、そして公（おおやけ）

　それにしても空気の伝播力の何と凄まじいことか。読むとか読まないのレベルの話ではない。ＳＡＲＳ（重症急性呼吸器症候群）かエボラ熱のごとく、た … ［続きを読む］

国民連合政府を超えた平成「維新」の実現を（下）

立憲連合という正義の戦略

新・民主党と維新――立憲党ないし憲政党への再生　多くの人びとが野党の結集を願っているにもかかわらず、民主党が共産党の「国民連合政府」案に賛成 … ［続きを読む］

国民連合政府を超えた平成「維新」の実現を（上）

「平和への結集」の時は今

国会招集について全憲法学者の意見を調査せよ　憲法53条に基づいて両院の野党議員の4分の1以上が正式に臨時国会召集要求を行った(10月21日) … ［続きを読む］

国会を開かないのは違憲の「非常事態」だ

臨時国会召集要求は憲政回復の「狼煙火」になるか？

専制政権は国会を嫌う――国会開設要求と憲政擁護運動　安倍首相は内閣改造を行ったが、次々と新大臣の醜聞や疑惑が報じられている。　高木毅復興相は … ［続きを読む］

辺野古は日本の民主主義と人権の問題だ

選挙と選挙の間で民意を表出する新たな回路の必要性と可能性

米国などの若者の直接行動の動きが日本にも　安保法制反対の国会前デモは、例えばイラク戦争反戦デモが世界多くの都市において十万人規模で行われたの … ［続きを読む］

ＴＰＰ国内対策は無駄　それでも農業対策をやる訳

　政府は、環太平洋経済連携協定（TPP）で影響を受ける農家への対策を行うという。歴史は繰り返す。ガット・ウルグァイ・ラウンド交渉でも6兆10 … ［続きを読む］

集団的自衛権拡大で起きる国内テロのリスク（上）

中東や北朝鮮との「戦闘状態」が意味するもの

現代の戦争と一般市民の危機　この1年ほどの間、日本では集団的自衛権に注目が集まり続けた。特に、6月4日の衆議院憲法審査会において各党から推薦 … ［続きを読む］

アベノミクス第二ステージとは何か

　安倍晋三首相は、9月24日夜、自民党総裁に再選されたことを受けた両院議員総会で、次の3年間に取り組む「新三本の矢」を発表した。「一億層活躍 … ［続きを読む］

テレビ報道の〝強み〟を封じた安倍自民

「抗議文」「要望書」で音声も消えた

　安倍政権のテレビへの「コワモテ」は2006～07年の第1次政権から突出していた。　「やつらは本当にやばい」　「一線を越えて手を突っ込んでく … ［続きを読む］

立憲主義的政治家よ、安保法に抗して気概を持て

冒涜された憲政の伝統は甦りうるか？

憲政の冒涜　安保法の「成立」によって失われたものは何か？　それは憲法の精神であり、憲政の伝統である。　かつての穏健保守派から見ても安保法の「 … ［続きを読む］

「格付け会社の影響力がなくなった」では済まない

　米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が9月16日、日本の国債格付け(ソブリン・レーティング)を1段階引き下げた。 … ［続きを読む］

安保法制成立を立憲主義確立のチャンスに（上）

選挙や国会審議を通じての法改正が必須

1 安保法制の問題点　安保法制が成立した。法案に明白な違憲部分があったにもかかわらず可決したこと、そして、その手続があまりに乱暴であったこと … ［続きを読む］

安保法案「可決」は無効であり、議場クーデターだ

野党は立憲国家の非常事態を宣言して世界に訴えよ

違憲無効の安保法案は成立してすらいない　9月19日午前2時半ごろに安保法案は「成立」した。与党が傍若無人な国会運営により、野党の抵抗を押し切 … ［続きを読む］

｢したことにする｣という強行採決のアナクロ

ＩＴの世に｢監視カメラ｣があるのを忘れてはいないか

　安保法案は、あらかじめ決められていたことのように国会を通った。参議院特別委員会の強行採決を見て愕然とするのは、いま私たちが望むと望まないに … ［続きを読む］

安保法制に、「不規則発言」と「不規則行動」を！

政府は世論に「騒がれる」ことを嫌うのだ

これでも「一等国」か？　日本は表現の自由を守る国であると安倍首相は言う。天安門前の中国公安の警備は嫌いなはずだ。　だが、それを上回るほどの、 … ［続きを読む］

２０１５年安保、民主主義を再び始める若者たち

政権側が恐れる参加民主主義とは何か？

　「民主主義ってなんだ？」「これだ！」（2015年、SEALDsのコールより）　“Tell me what democracy … ［続きを読む］