独裁 の検索結果

［15］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（中）

　≪外から見ていると、ＮＨＫは日本のジャーナリズムの世界で最も官僚的な体質が色濃いように私は思う（これに対して小俣氏は「朝日のほうがＮＨＫよ … ［続きを読む］

宗派間の底知れない恐怖心が支配するシリアのシナリオ

　日本時間の９月１５日未明、ロシアとアメリカがシリアの化学兵器の国際管理に関して合意に達した。ロシアの提案を実質上アメリカが受け入れる形で、 … ［続きを読む］

アフリカを知るために（上）――資源大国のルポルタージュ

　“カダフィは、「リビアはアラブではない」という姿勢を取るようになりました。リビアはアラブ諸国との外交は続けるが、アイデンティテ … ［続きを読む］

麻生太郎氏が研究したい「手口」の中身

　麻生太郎副首相兼財務相のナチス発言が波紋を広げている。ドイツにもすぐ伝わった。　元来は保守系オピニオン・リーダーの『フランクフルター・アル … ［続きを読む］

参院選で争点になるべきは何か？二つのレジームから考察する

　7月21日は参議院選挙である。といっても、まったくもって高揚感がない。なぜ高揚感がないのか。基本的に与党自民党が経済政策の好調に乗って安全 … ［続きを読む］

護憲政党の可能性と課題――共産党はカテコーンとなり得るか？

　「労働者はただ、政治家のような連中が人間らしい生活の最低限と考えているものを要求しているに過ぎない。充分な食べ物、繰り返し襲いかかる失業の … ［続きを読む］

エジプト、軍事クーデターを誘ったインフレ・失業

　エジプトは２年余りというごく短期の間に、２度にわたる革命を経験し、混迷時代に入ろうとしている。　選挙を通じて初めて選ばれたムルシ大統領の就 … ［続きを読む］

「傑作」という言葉さえ無力化する、前人未到の“脳内ラブストーリー”――黒沢清『リアル～完全なる首長竜の日～』（最終回） 　独占取材！――黒沢清監督、本作および自身の映画術を語る

　今回は『リアル～完全なる首長竜の日～』をめぐる黒沢清監督の談話を一挙掲載する。キャスティングや映画祭についての興味深い発言、さらには、 … ［続きを読む］

中東を新書で読む（下）――歴史の中でとらえる

　エジプトを軸とする中東の動きを長年観察してきた田原牧の『中東民衆革命の真実——エジプト現地レポート』（集英社新書） … ［続きを読む］

中東を新書で読む（上）――新聞・テレビ報道の補完として

　もう２年半近く経つのか、と思う。　「ジャスミン革命」と呼ばれたチュニジアの民衆蜂起は、２０１１年１月１４日に、ベン＝アリー大統領の国外亡命 … ［続きを読む］

国会議員にも拡大するヘイトスピーチーー歴史修正主義からユダヤ人蔑視発言まで

　「上手にやりさえすれば、そして充分大きな声で呼びさえすればいついかなるときにもプロパガンダであらゆることをなしとげられるし、どんなことでも … ［続きを読む］

「日本維新の会」はやはり極右政党か？（上）――橋下発言における性的リバタリアニズム

橋下発言はファシズム的か？　橋下徹氏の慰安婦発言や米軍への発言が大きな問題になり、多くの人々からその政治家としての資格が疑われている。橋下氏 … ［続きを読む］

憲法９６条改正はなぜ問題外なのか？（下）――政権の提案の本質

８　そもそも憲法９６条を改正できるのか？　これまで論じてきたように、憲法９６条の厳格な改正手続の背景には、権力を拘束しようという立憲主義の思 … ［続きを読む］

日本のガラパゴス経済学を解剖する－貨幣数量説を否定するのは何故か？－（下）

　1960－70年代のいわゆるケインジアン－マネタリスト論争の勝者は、明らかにミルトン・フリードマンである。これは、マネタリストは勿論のこと … ［続きを読む］

閣僚の靖国参拝――「英霊を弔うのはどこの国でもやっている」の大間違い

　麻生太郎財務省兼副首相をはじめとする多くの閣僚が、春季大祭を期に靖国神社に参拝した。さらには国会議員が大挙して同神社に詣でた。予期されたこ … ［続きを読む］

［16］佐伯天皇

　１９５８年、我喜屋優が小学２年生のとき、日本球界にとってエポックを画する出来事が二つ起きた。　２００５年の日本アカデミー賞で全１３部門受賞 … ［続きを読む］

低迷する上海株式市場と中国・国有企業の暗闇

　中国では習近平国家主席が登場して経済改革をアピールしている。しかし、上海株式市場の反応はにぶい。とくに中国の投資家が売買する上海Ａ株指数は … ［続きを読む］

鴻海からサムスンへ、綱渡りするシャープの今後

　シャープが３月６日、サムスン電子から約３％（１０３億円）の出資受け入れを発表した。昨年7月に台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業が約束した６７０ … ［続きを読む］

米国シェールガス革命と世界の地政学的変化

　米国で、シェール革命と呼ばれる、頁岩（シェール）中に賦存する天然ガスと原油の採掘が進んでいる。深度数千メートルにあるシェールを水圧で破砕し … ［続きを読む］

言論の自由が逼迫する「Ｙ(読売)の悲劇」

魚住昭

　読売巨人軍代表を解任された清武英利氏と私の対話録『Ｙの悲劇　独裁者が支配する巨大新聞社に未来はあるか』（講談社）がつい先日刊行された。　ご … ［続きを読む］

【２０１２年　本　ベスト５】 終わりの来ないことを希った作品

　今年読んだ本の中で今も圧倒的に印象が強いのは、既にＷＥＢＲＯＮＺＡでもご紹介した『ジョルダーノ・ブルーノの哲学――生の多様性へ』（岡本源太 … ［続きを読む］

北朝鮮を代表する女流画家に見る「体制で生き残るすべ」――記念写真から消された４人

　日本では総選挙の真っ最中ですが、北朝鮮はいま「ムルガリ」の最中にあります。「ムルガリ」というのは「人事の仕分け」のこと。金正恩（キム・ジョ … ［続きを読む］

課題が山積、「中国・習李５年体制」のスタート

　中国の国家副主席をつとめる習近平氏（５９）が１１月１５日、北京で開かれた共産党第１８期中央委員会の初会議で党トップの総書記に選出された。総 … ［続きを読む］

「日本維新の会」も極右的政党になるのか？――「極右党首」が招く戦争への危険性

　「日本維新の会」の石原慎太郎代表は、１１月２０日に「尖閣の問題にしても、自分で血を流して守る覚悟がなければ（米国は）助けてくれない」と述べ … ［続きを読む］

戦後初の「極右党首」登場――「日本維新の会」と石原新党の合併が意味するもの

小林正弥

■石原新代表とかけて何と解く？――核武装論を唱える「極右党首」か？　石原東京都知事の辞任（１０月２５日）と新党結成が、第３極連携の焦点になる … ［続きを読む］

【中国共産党大会から】 百寿への延命策を探る中国共産党

　中国共産党の第１８回全国代表大会が１１月１４日、閉幕した。今回は１０年に一度の最高指導部の大異動が何より注目された。いい意味でも悪い意味で … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】 なぜ、今、ＥＵにノーベル平和賞なのか

　２０１２年のノーベル賞のシーズンが終わった。今年は山中伸弥・京都大学教授がノーベル医学生理学賞を受賞したことが大きく取り上げられたが、いず … ［続きを読む］

膠着した拉致問題を本気で前進させよう（中）――政治家の「経済制裁で解決」発言の無責任さを問う

　今回は、拉致問題を前進させるための「北朝鮮との交渉条件」について書くつもりだったが、安倍晋三が自民党総裁に選出され次期首相になる可能性が出 … ［続きを読む］

政治の混迷とポピュリズムの台頭

　２００９年の政権交代は大きな期待を持って迎えられた。１９５５年以来の本格的政権交代だったからだ。１９９３年には一時的に連立政権によって政権 … ［続きを読む］

高まる中国の愛国心――正面衝突を避けるには

　香港の活動家らが尖閣諸島の魚釣島に上陸し、５人が出入国管理法違反（不法上陸）容疑で、７人が同法違反（不法入国）容疑でそれぞれ逮捕され、強制 … ［続きを読む］