発送電分離 の検索結果

民主主義と公正市場を強化する「憲法改革」が経済成長と財政再建をもたらす

産業の「知識化」への適合と、政策決定の透明化、税制への信頼がカギ

自民党改憲案が目指すものは「革命」　改革への考え方の相違は、現状の社会と社会システムとの関係への認識の差から生まれる。　改革とは、一般的に「 … ［続きを読む］

「炭素の価格付け」が地方再生の切り札になる～真のゼロカーボン社会へ（下）

国はデジタルとエネルギーを一体化した新産業創出の後押しを

失敗を続けてきた自民党政権の産業政策　これまで、経済政策は自民党政権の十八番と見なされてきた。戦後の経済成長を実現し、時々の景気変動に対して … ［続きを読む］

分散ネットワーク型社会への投資が日本経済の新しいエンジンとなる

社会を持続可能にし、人々の幸せを増進する「グリーン・グッド・ジョブ」へ

　現代は炭素文明である。太古の地球が地下に蓄えた炭素や鉱物を掘り出し、それを大気に放出したり、加工して最終的に廃棄物としたりすることで、生活 … ［続きを読む］

停電を防ぐ抜本対策は発送電の完全分離だ

暴風被害より大雨被害の多い日本で、送電線の地下化は対策たりえない

暴風の多い北スウェーデンだが、長時間停電はない　昨年に続く暴風型台風で千葉の送電網がズタズタとなり、停電が長期化してしまった。今回吹き荒れた … ［続きを読む］

震災８年、ますます失墜する「原子力への信頼」

迷走する原発政策に、社会の監視・評価能力を高めよう

　あの日から8年。東京電力福島第一原子力発電所の事故は、日本の原子力政策にとって、大きな転換を促す事故であったはずだ。しかし、8年後の今も、 … ［続きを読む］

[20]東日本大震災から8年、対策は進んだのか

　東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）から8年が経つ。避難区域はいまだ解消されず、5万人を超える人が避難している（復興庁調べ、2019年1月 … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（４）河野太郎

リベラルを志向しつつも、政策の中核は新自由主義。父からの自立を意識しすぎ？

「ごまめの歯ぎしり」で積極発信　現在、安倍内閣の外務大臣として活躍中の河野太郎さん。以前にも2015年10月から翌年8月まで、安倍内閣で国家 … ［続きを読む］

［2］電力自由化のカギは「見える化」

十分な理解は浸透せず　4月に迫った電力自由化に先立ち、昨年11月、電通が全国20歳から69歳までの男女5千名に「エネルギー自由化に関する生活 … ［続きを読む］

「風力受け入れ拒否」の宣言に等しい

北海道電力、風力の導入可能量を低く抑えるおかしな計算

　日本は2030年の「エネルギーミックス」（電源構成）の目標について、再生可能エネルギー22～24％、原子力20％と決めた。再生可能エネルギ … ［続きを読む］

送電線への優先接続を保証してこそ

日本の再生エネ、固定価格買取制度（ＦＩＴ）の改革に必要な視点

　パリ協定で提起された、温室効果ガスを削減していくうえで、省エネと再生可能エネルギーの拡大は2つの大きな柱となる。その再生可能エネルギー拡大 … ［続きを読む］

テレビ報道の〝強み〟を封じた安倍自民

「抗議文」「要望書」で音声も消えた

　安倍政権のテレビへの「コワモテ」は2006～07年の第1次政権から突出していた。　「やつらは本当にやばい」　「一線を越えて手を突っ込んでく … ［続きを読む］

第２、第３の樋口裁判官が出る条件

高浜原発の再稼働差し止め決定　「住民側４勝目」の衝撃度

　４月１４日、福井地裁が関西電力高浜原発３、４号機の再稼働差し止めを命じる仮処分を決定した。日本では住民側が勝った４度目の司法判断になる。住 … ［続きを読む］

それでも原子力の評価は避けて通れない

「ベストミックス論」から「ベースロード論」への問題点

　これからの日本のエネルギーをどう賄うのか？　いま政府で議論されている「エネルギーミックス論」の前提として、熱利用を含むエネルギーの供給と利 … ［続きを読む］

ソーラーシェアリングで広がる可能性

エネルギー兼業農家をめざせ

　再生可能エネルギーは本来的に地域分散・ネットワーク型であり、資源の宝庫である農山漁村において、地域住民が主体となる取り組みが今後さらに増え … ［続きを読む］

自らのリスクとコストを負担できない原子力産業

日本で存続してよいのか

1　はじめに　東京電力福島第一原子力発電所事故をきっかけに、日本のエネルギー利用は転換点にある。　なにより、福島原発事故により、原発には過酷 … ［続きを読む］

原発回帰へ、外堀が埋まっている

いつの間にか、全原発再稼働が前提、ＦＩＴの変質、自由化後退……

　「日本は長い間原発なしで過ごしているんだから、もうあまり要らないのでは？」。こういう声をよく聞くが、現実は甘くない。国の政策はその逆、原発 … ［続きを読む］

まず原発事故の検証を

電源ミックス議論に求められる論理と倫理

　経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会（会長は坂根正弘・小松製作所相談役）は「長期エネルギー需給見通し小委員会」（委員長は坂根 … ［続きを読む］

地域分散・ネットワーク型社会のエネルギー政策

先進的役割を負うエネルギー兼業農家と真剣な改革を求められる農協、財界

　いま新しい時代が始まっています。産業構造と社会システムは20世紀の「集中・メインフレーム型」から21世紀の「地域分散・ネットワーク型」へと … ［続きを読む］

ＦＩＴは「自然エネ抑制法」になるのか

原発優先。全てを再稼働し、大間さえ計算に入れる「空押さえ」も

　自然エネルギーを増やすためのＦＩＴ法（固定価格買い取り法）が導入されて２年半。早くも「自然エネ抑制法」に変えようとする圧力がでてきた。　２ … ［続きを読む］

再生エネルギーの「受け入れ凍結」と原発再稼働を考える（上）

　九州電力と北海道電力など５電力会社は、原発の再稼働の申請を行う一方で、太陽光発電などの再生可能エネルギー電力の受け入れ凍結宣言を行った。再 … ［続きを読む］

元経産省官僚・古賀茂明さんに聞く――ブレーキなき安倍政権が突っ走る原発再稼働への道

　今年は震災後、初めて「原発ゼロ」で迎える夏となった。しかし原子力規制委員会の再稼働の審査は秋以降の再稼動に向けて、いよいよ大詰めを迎える。 … ［続きを読む］

［3］”ＳＴＡＰ細胞”報道とジャーナリズムのいま　変わるプロフェッショナルとしてのジャーナリスト像

ネット時代の情報発信の弱点やリスク　尾関　私は大手メディアを辞めて半年なわけだけれども、今の時代、個人として１人で家でパソコンに向かっていて … ［続きを読む］

経団連の本質はロビイスト、その歴史的役割は終っている

　経団連の地盤沈下が喧伝されて久しい。そんな中、経団連の次期会長に東レ会長の榊原定征氏の就任が決まった。今回の人事は衆目の一致する本命候補（ … ［続きを読む］

ドイツに見る再生可能エネルギー制度改革

　2022年までの脱原発を目標とするドイツは、再生可能エネルギーの大幅な導入と省エネを積極的に進め、これらを「エネルギー大転換」と呼び、世紀 … ［続きを読む］

「ゼロ原発」を実現した日本の課題

　54基の原発をもち、電力の30%近くをまかなっていた日本は、2011年3月11日の福島事故を経て、いま、「ゼロ原発」を実現している。なぜ、 … ［続きを読む］

「墓場」がなければ負担増　原発の「廃炉会計」の疑問（下）

　経済産業省は原発を廃炉にする際に、本来なら損失になる会計処理を変えて、発電をしていない原発にかかる費用も電気料金で取れるよう省令を変更した … ［続きを読む］

２年やそこらで忘れてはならない／世論がなめられている

　２年前の３・１１直後、福島第一原発の１号機と３号機の建屋が水素爆発を起こした。分厚い鉄筋コンクリート製の壁が粉々に壊れ、高く上空に吹き上が … ［続きを読む］

太陽光、風力、地熱、バイオマス発電…、真摯なエネルギー政策を

　経済産業省の資源エネルギー総合調査会における「エネルギー基本計画（将来のエネルギー・ベスト・ミックス）」を巡る議論が再開された。福島第一原 … ［続きを読む］

「電力会社がＯＫしない電力制度改革はできない」という日本の歴史

　発送電分離、家庭の小売り自由化……。自由化を進める電力制度改革のスケジュールが見えてきた。日本の電力自由化は世界から大きく遅れている。改革 … ［続きを読む］

新しい経済と日本の再生の出発点：発送電分離を確実に進めるべきである

　東京電力福島第一原発事故から２年がたつのに、エネルギー政策の行方が見えない。民主党政権がきった脱原発への舵が、自民党政権の復活で、政府審議 … ［続きを読む］