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文化・エンタメ
オリヴィエ・アサイヤス監督の『パーソナル・ショッパー』(以下『PS』)を見て、驚嘆した。鈍いインパクトが、見終わったあとも微熱のように体に … [続きを読む]
藤崎康 2017年06月13日
「面白い物語」を超えた「深さ」 村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』(第一部・第二部、新潮社)は、ベストセラーらしい間口の広さを構えた小説だ。 … [続きを読む]
小山内伸 2017年03月17日
政治・国際 木村草太VS新城カズマ―時空をワープしながら語ろう
憲法学者・木村草太VS作家・新城カズマ(司会は松本一弥・朝日新聞WEBRONZA編集長)この対談は、2月19日に東京・下北沢の本屋B&Bで行 … [続きを読む]
松本一弥 2017年03月17日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
毒薬の使い方教えます? こんな手があったのか、とただ感心するだけ。 クリスティーと言えば、もちろん「ミステリーの女王」。「灰色の脳細胞」こ … [続きを読む]
小林章夫 2017年02月16日
破滅型ヒロインの恋愛感情のひだ フィリップ・ガレル監督の『愛の残像』(2008)は、なんとも奇怪な恋愛映画だ。まず、いかにもガレルの作品ら … [続きを読む]
藤崎康 2017年02月15日
科学・環境
今回の米大統領選の経緯は、丸ごと「ドナルド・トランプの謎」とでも呼びたいほどだ。もちろん「ヒラリー・クリントンの謎」もあるが、ここでは特に … [続きを読む]
下條信輔 2016年09月15日
予測不能な未知の世界 黒沢清監督は、世界的な“マスター・オブ・ホラー(恐怖映画の巨匠)”であるばかりか、ホラーという … [続きを読む]
藤崎康 2016年08月24日
夜とヘアのあいだの星の時間 50代以上の出版関係者であれば、小尾俊人(おび・としと)の名前は、好き嫌いは別として、記憶されているだろう。 … [続きを読む]
松澤 隆 2016年06月16日
液晶の高い技術をもつといわれる日本のシャープが台湾の鴻海社の傘下に入った(2016年春)。鴻海社は、アップルのiPhoneのEMS(受託製 … [続きを読む]
吉田文和 2016年04月30日
前項で指摘したように、今年のベルリンは“社会派”や“政治的”などと評される映画祭の評判や期 … [続きを読む]
林瑞絵 2016年03月14日
4人の女性の人生模様 ケーブルカーがトンネルを抜けて六甲山を登って行く。 遠景に神戸の街が見えてくる。 何かを喋っている、ケーブルカーの座席 … [続きを読む]
藤崎康 2016年02月22日
文化・エンタメ 元少年A『絶歌』をテキストとして読む
『絶歌』においてAは、土師淳君殺害について、前記の鑑定書には記されていないことを書いている(118頁以降:ここも読むのが辛くなるようなくだ … [続きを読む]
藤崎康 2015年09月16日
ミステリー好きにこそおすすめの、まっとうなガイド この本の悪評はすごくて、本稿執筆時で、Amazonの星は2つ(平均)、レビューが13個 … [続きを読む]
上原昌弘 2015年08月27日
戦争に打ち砕かれた扇動者 1946年5月3日の極東国際軍事裁判(東京裁判)の初公判で起訴状が読み上げられている時、大川周明は突然、東條英 … [続きを読む]
東海亮樹 2015年07月30日
映画『共犯』は、2012年に映画『光にふれる』でデビューし、その年の台湾金馬奨(台湾のアカデミー賞と言われている)で新人監督賞を受賞した、 … [続きを読む]
西森路代 2015年07月29日
生き物としての街を活写する 生きているとはどういうことか? ベストセラーとなった『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)をはじめとした … [続きを読む]
佐藤美奈子 2015年06月25日
経済・雇用 香山リカの、新しい「リベラル」の話をしよう
今年の1月17日、大学入試センター試験の監督をしていた私は、国語の時間に何気なく問題文に目をやり、「あっ」と声を上げそうになってしまった。 … [続きを読む]
香山リカ 2015年05月07日
文化・エンタメ 2014年 ベスト5
1.「炎 アンサンディ」 2014年観劇して、もっとも衝撃を受けた作品である。題材は泥沼化していた時期のレバノン内戦。深刻な問題を掘り下げな … [続きを読む]
小山内伸 2014年12月30日
『Seventh Code:セブンスコード』(黒沢清) 2時間超の無駄に長い映画が多い昨今、60分で起承転結がきっちりと語られ、しかも強度の … [続きを読む]
藤崎康 2014年12月25日
政治・国際
WEBRONZAの2014年のアクセスランキングをもとに、WEBRONZAで特に注目を集めた出来事5つを選び出しました。2月のソチ冬季五輪 … [続きを読む]
WEBRONZA編集部 2014年12月24日
ずば抜けた出来ばえなのに公開当時ヒットしなかった映画は、時が経つとしばしば「呪われた傑作」と呼ばれるようになる。孤独で偏執的な女たらしの人 … [続きを読む]
藤崎康 2014年12月02日
外国メディアへの異例の出頭命令 記者への出頭命令、さらに出国禁止措置まで? 産経新聞ソウル支局長のコラムに対する韓国当局の対応は、「外国のメ … [続きを読む]
伊東順子 2014年08月28日
法と経済のジャーナル 事件記者の目
ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「特捜検察のエース」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって1年が経った … [続きを読む]
村山治 2014年08月22日
「ミステリー? コメディでしょう」 「もうどこから怒っていいのかもわからない。ミステリー? コメディでしょう」。死者294名、行方不明者10 … [続きを読む]
伊東順子 2014年08月04日
2時間枠のミステリーものをよく見る。片平なぎさも船越英一郎も山村紅葉も、西村京太郎も森村誠一も内田康夫も、会ったことも読んだこともないが、 … [続きを読む]
矢部万紀子 2014年08月02日
オーストリア生まれの名匠、フリッツ・ラング監督の傑作『怪人マブゼ博士』(1932)が、東京・シネマヴェーラ渋谷で7月26日、29日に上映さ … [続きを読む]
藤崎康 2014年07月24日
本稿(1)で論じた傑作『妻は告白する』は、増村の作品歴において大きな分岐点であった。 すなわち『妻~』以前にも、『暖流』(1957、必見、 … [続きを読む]
藤崎康 2014年06月25日
『素粒子』(1998)で優生思想による遺伝子組み換えを、『プラットフォーム』(2001)でセックス観光を扱ったフランス現代文学の … [続きを読む]
藤崎康 2014年04月03日
社会・スポーツ
先日、大学生協より『大学生の4割が読書時間0』との発表があった。その数字に愕然としつつも、電車内や巷でのスマホ率を見ていると頷けてしまうの … [続きを読む]
白井恵美子 2014年04月02日
東京のシネマヴェーラ渋谷で、恒例の「映画史上の名作」シリーズが始まっている。いつもながら、ラインナップはどれも必見作ばかりだが(すみません … [続きを読む]
藤崎康 2014年01月15日
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