環境問題 の検索結果

見直される「工学の父」

　グローバル化し、かつ複雑化した今日の社会で、技術者が担う役割が極めて大きいことはいうまでもない。エネルギー、環境問題などへの対応から、新し … ［続きを読む］

発電コストを下げるために何が必要か、３つの課題

木代泰之

　７月１日から再生可能エネルギーの固定価格買取制度（ＦＩＴ）が始まる。太陽光、風力、地熱、バイオマスなどについて、それぞれ「コスト＋利潤」で … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】「リオ＋２０」に賭ける韓国と逆行する日本

　ちょうど、「リオ＋２０」（国連持続可能な開発会議）が開催される一週間前に韓国で行われた、韓国開発院（ＫＤＩ）とカナダのグローバル・ガバナン … ［続きを読む］

［11］反原発デモが生み出したもの

　現在、脱原発群像ドキュメンタリー映画『沈黙しない春』（監督・杉岡太樹）が公開されている。映画は浜岡原発の停止を求めて２０１１年３月２７日に … ［続きを読む］

人口減少社会という希望

広井良典

　かなり奇妙なというべきか、あるいは奇をてらった表題と感じる人が多いかもしれない。　しかし私自身は、以下に述べるように、人口減少社会はむしろ … ［続きを読む］

ＣＳＲを巡る「四つの誤解」と「三つの効用」（下）

　「ＣＳＲ」の三つの効用のうち、第一はＥＳ（従業員満足度）だ。すなわち、ＣＳＲ活動をすると、社員が元気になることが全国の企業から続々と報告さ … ［続きを読む］

電子書籍は儲かるの？――「読む習慣」の復活を

　「出版界は今年はひどい」という出版関係者の声はどうも本当のようだ。大手出版社からは賃金体系の見直しや、一時金の大幅な削減などのはなしも聞こ … ［続きを読む］

［7］みどりのある未来を

　環境エネルギー政策研究所（ＩＳＥＰ）所長の飯田哲也が、音楽プロデューサーの小林武史と福島原発事故後の２０１１年３月２９日に行った対談が、「 … ［続きを読む］

世界一の携帯市場・中国で揺れるアップル

小原篤次

　中国からのニュースで、苹果（ピン・グオ）の見出しが躍っている。中国語でリンゴの意味、そう米アップルをめぐるニュースが中国でも急増している。 … ［続きを読む］

原発の再稼働問題：原子力の安全ガバナンスからの分析

　今回の原発災害の原因背景分析として、私は原子力の環境ガバナンスという視点からの分析が必要であると考える。環境ガバナンスという考え方は、環境 … ［続きを読む］

科学者は、殻を抜け出て社会とどう向き合うか

奈良先端科学技術大学院大学フォーラム2011「まるごと」採録

　「満20歳」となった奈良先端科学技術大学院大学が昨秋、朝日新聞社と共催で「ＮＡＩＳＴ東京フォーラム2011」を東京・有楽町朝日ホールで開い … ［続きを読む］

小沢議員第８回公判 池田元秘書「小沢代議士の関心事は何といっても選挙」

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告（６９）の第８回公判 … ［続きを読む］

【ＣＯＰ１７現地報告】京都議定書はダーバンで死を迎えるか

　「１９９７年、京都で開かれたＣＯＰ３で京都議定書が採択された」「そして２０１１年、南アフリカ・ダーバンで開かれたＣＯＰ１７で京都議定書は事 … ［続きを読む］

最大の公害問題としての原発災害

吉田文和

　日本では、これまで水俣病、イタイイタイ病、四日市大気汚染などの公害問題は、すでに克服された過去の問題といわれてきた。しかし今回の原発災害に … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（１）――新たな文明への挑戦、脱原発の倫理と論理

脇阪紀行

●倫理委員会の顔　約束の時間がきても、老人は話を切り上げようとしなかった。日本人に自らの思いを伝えたい。強い意思が感じられる。　ドイツの首都 … ［続きを読む］

増税？　なんかオカシクないか？――民間の試みに期待しよう　

鈴木崇弘

●復興支援と経済刺激を見据えて　３・１１の震災以来、増税論議が与野党を超えて喧しい。菅政権では、昨年の参議院選挙での与党敗北を受けて抑えてい … ［続きを読む］

逆転の発想が生み出したガソリンエンジンの新たな地平

安井孝之

　「ハイブリッドでも、ＥＶでもない」「第３のエコカー」。マツダやダイハツがガソリンエンジンの燃費向上をアピールしている。両社ともハイブリッド … ［続きを読む］

「節電の夏」に考える環境と医療（上）――病気のエコロジカル・モデル

広井良典

冷房をめぐる個人的な経験　７月に激しい猛暑日が続き、８月初め頃にいったん暑さがやわらぎかけたと思ったが、再び猛暑が続いている。たまたま私は７ … ［続きを読む］

牛肉汚染で失ったもの―農林水産省の罪と東電の大罪

山下一仁

　稲わらを介して放射性セシウムに汚染された牛肉が流通した。　農林水産省は東北や関東の畜産農家に対し、稲わらなどの飼料は事故の前に刈り取って屋 … ［続きを読む］

【北欧エネルギー事情＜６＞】　スウェーデンＮＧＯ会長　「原発の閉鎖はフクシマによって正当化される」

脇阪紀行

　前回紹介したスウェーデン自然保護協会のセミナー「チェルノブイリ＝フォーシュマルク＝フクシマ」でのミカエル・カールソン会長の冒頭挨拶（２０１ … ［続きを読む］

ロシアとＥＵをつなぐガスパイプラインの七つの真実

高橋真理子

　ロシアの天然ガスをバルト海経由でドイツの北東端の町に送るパイプラインが間もなく完成する。スウェーデン、フィンランド、ロシア、エストニア、ラ … ［続きを読む］

近代資本主義の終焉

榊原英資

　震災、そして原発事故の結果として節電が今夏以降の日本経済の課題になっている。　第2次世界大戦後の物不足のなかで、停電などが相次いだことは過 … ［続きを読む］

【北欧エネルギー事情＜３＞】スウェーデンのエネルギー担当大臣に聞く　「政府は一切、原発補助はしない」

脇阪紀行

　連載第１回で、スウェーデンの「脱原発」政策により閉鎖されたバーセベック原発の現状、さらに、連載第２回で、「脱原発」政策のその後の変化と現状 … ［続きを読む］

【北欧エネルギー事情＜２＞】スウェーデン「脱原発」のその後

脇阪紀行

　原発全廃の期限が消えた　スウェーデンの「脱原発」はどんな状況下で決まったのか。少しおさらいしておこう。　　この国には２０１１年の時点で、１ … ［続きを読む］

自然エネルギーをいかに普及させるか

吉田文和

　日本の発電量に占める太陽光などの自然エネルギーの割合を「20年代の早い時期に20％超に引き上げる」と、菅首相はG8サミットで表明した。問題 … ［続きを読む］

究極のリサイクルを実践する宇宙ステーション

山崎直子

　6月8日午前5時12分（日本時間）、古川聡飛行士が、ロシアの宇宙船ソユーズに搭乗して、国際宇宙ステーション（ISS）に向かいます。外科医出 … ［続きを読む］

ドイツ、脱原発への道（下）――情緒に流されない論議

三島憲一

　前回述べたように、元来はエリートでありながら、自分の信念を曲げない人々の活躍があってようやく運動が実り出したといえる。　しかし、それが可能 … ［続きを読む］

ドイツ、脱原発への道（上）――州首相を生んだ緑の党の学習過程

三島憲一

　原発事故はドイツでも派手に報道された。おりから南ドイツの重要な州であるバーデン・ヴュルテンベルク州の選挙直前ということもあった。原発事故の … ［続きを読む］

生物多様性を守る意味

武村政春

　環境問題などとの関係でにわかにクローズアップされた言葉に「生物多様性」というものがある。生物多様性とは、ごく大雑把に、そして平たく言ってし … ［続きを読む］

「赤い電力事件」から考える

一色清

　今から４０年以上前、１９６９年９月５日付の朝日新聞朝刊を読んで驚いた人は多かったという。　一面トップに「シベリアから電力輸入　直流で６００ … ［続きを読む］