就職 の検索結果

オランダは「ポピュリスト政治」を食い止めたか?

右翼・自由党は第1党にはならなかったが、「反移民」「反EU」の機運は消えていない

　欧州では、反移民、反EU政策を掲げる極右勢力が支持を拡大させている。そんな中、3月15日にはオランダ総選挙が投開票され、ルッテ首相率いる親 … ［続きを読む］

［24］だいせんじがけだらなよさ

群れない人、義憤の人、現場の人3月7日(火)　風邪で鼻水がとまらない。のどが痛い。絶不調。北海道新聞の書評のために読んでいる『相模原障害者殺 … ［続きを読む］

大学と官僚がともに自立できる社会に

天下りをしなくても再就職できるようにするために

　自民党の河野太郎前行革担当相によれば、文科省から大学への幹部ポストへの現役出向が241人に上り、その内、理事が76人を占めているという。筆 … ［続きを読む］

対象人数を増やし、給付中心の奨学金制度の実現を

極めて限定的な政府案、財源案にも問題

　「給付型奨学金の導入」は、これまで貸与のみであった日本の奨学金制度を改善していく重要な一歩である。しかし、政府案は対象人数、給付額も極めて … ［続きを読む］

大学の独立法人化が文科省の天下りに拍車をかけた

補助金を握る文科省の顔色を見るようになり、自治を失った大学

　文科省の元局長の早稲田大学教授への就職あっせんを組織ぐるみでやっていたという疑いを受け、この1月20日、内閣府の再就職等監視委員会の調査結 … ［続きを読む］

取材対象に肉薄し情報交換して監視する

政治・事件の取材から学んだ「記者の極意」

　ホラー映画の「死国」か、ピカレスク漫画の「闇狩人(やみかりうど)」か。果たしてどちらが〝核心〟をついているのか―。あの時、もし私がこの疑問 … ［続きを読む］

芸能、風俗、怪異伝承、酒場、銭湯……

考えるな、感じろで雑踏に赴く

　肩書は「編集委員」。そのあとに「大衆文化担当」がつく。芸能や社会風俗だけでなく日本各地に残る怪異伝承や「UMA」と呼ばれる(未確認生物も追 … ［続きを読む］

あしたのことを見続け、書き続ける

ジャーナリズムは民衆の希望のために

　1月4日のテレビが安倍首相のモーニング姿を映し出していた。そうか、お正月恒例の伊勢神宮参拝のあとの記者会見だな、これは。　「ことしは酉年で … ［続きを読む］

発想を転換した法制局記録残さずの特報

前例踏襲では離れる読者、情報の目利き必要

　なぜ、私は記者になったのだろう。マスコミへの就職を目指す大学生向けに、というこの原稿の依頼をいただいたのをきっかけに、改めて振り返ってみた … ［続きを読む］

「自分で考え、自分で進める」が大学活性化の道

同調圧力に屈しない「多様な価値観」と「明確な評価基準」を

　日本はもたれあい社会で、「ムラ社会」である。日本の満員電車で、だまってお尻で他人を押して電車に乗り、だまって他人を押して降りる風景は、極め … ［続きを読む］

「地元就職率10％アップ」という難問

地方大学を悩ます数値目標。地元就職を希望しない若者まで地域に縛ってもいい？

　人口の東京一極集中が止まらず、若い世代を中心に毎年7～8万人の転入超過になっている。その流れを止めようと、文部科学省は2年前から、地方大学 … ［続きを読む］

内村・萩野・福島…アマチュア選手のプロ転向の波

リオデジャネイロ五輪後、トップ選手４人が企業を退社

　リオ五輪後、日本のオリンピック競技をけん引する選手たちのプロ転向が続いている、と書いていたら、女性オリンピアンも所属企業を退社した。陸上女 … ［続きを読む］

「パナマ文書」調査報道で日本を担当したイタリア人記者が著書出版

　租税回避地の舞台裏を明るみに出した「パナマ文書」の調査報道で日本の記者と協働したイタリア人ジャーナリストのシッラ・アレッチさん（３４）が１ … ［続きを読む］

続・岩波ブックセンター／信山社の「敗北」に思う

人文書を売り続ける覚悟

　日本を代表する出版社の一つである岩波書店は、1913年8月、古本を中心に新刊書と雑誌も扱う書籍商として開店した書店であった。出版業を開始す … ［続きを読む］

「うちの娘は正社員にもらわれる」という親の幻想

今の生活レベルを維持したい娘の夢を親が奪う

　前回寄稿した「難関校に進学させない圧力を女子にかけるのは誰？――女子の進路を阻む『ガラスの天井』は幼い頃から無数にある」の記事では、政治分 … ［続きを読む］

副業で未来を広げる

企業にとっても大きなメリットがある、副業の促進

　兼業や副業に関する議論がにわかに活発になってきた。きっかけのひとつは、ロート製薬による、副業解禁の発表だろう。とはいえ、今これだけ関心が高 … ［続きを読む］

目、耳、口を閉ざして行き詰まった英国のエリート

「国民の声をあるがままに聞く」―これが政治エスタブリッシュメントのキーワードだ

　昨年、英国は国民投票で「ブレグジット」(欧州連合=EU=からの離脱)を決定した。離脱派政治家たちは「英国を自分たちの手に取り戻そう」、「投 … ［続きを読む］

リクルート事件の捜査・公判を原点に証券取引監視委員長に

証券取引等監視委前委員長インタビュー①　リクルート事件

　事件や不正は社会のひずみを映す。検事として３６年、証券取引等監視委員会委員長として９年。リクルート事件やオリンパス粉飾決算事件など経済事件 … ［続きを読む］

コスタリカの森に暮らす「探検昆虫学者」

生きもの好きな日本の少年が住み着いたワケ

　世界自然保護基金（ＷＷＦ）の「生きている地球レポート２０１４」によると、生きている地球指数が１９７０年比で５２％も低下している。　たった四 … ［続きを読む］

権力を持った側がやってはいけないことがある

安倍政権のメディア戦略を問う　牧原秀樹自民党前副幹事長VS水島宏明上智大学教授　

安倍政権のメディア戦略を問う牧原秀樹・自民党国対副委員長兼ネットメディア局次長、前副幹事長　VS　水島宏明・上智大学教授　VS　松本一弥・朝 … ［続きを読む］

タックスヘイブン追及NGO「税公正ネット」会長の初来日で日本への提案

　英国に本拠を置く非営利組織「タックス・ジャスティス・ネットワーク」（TJN、税公正ネットワーク）の会長を務めるジョン・クリステンセンさん（ … ［続きを読む］

[2]朴槿恵政権が背負う歴史的な「死重」

[1]国内外で起こる歴史の反復=「隔世遺伝」　韓国の民主化運動に多少なりともかかわってきた在日の私にとって、2016年10月下旬から韓国を騒 … ［続きを読む］

博士課程に進むならドイツはいかが？

授業料無料、給料支給、世界中から集まる同輩や先輩たちと自己研磨

日本の大学のダメぶりを米国人が指摘　米国Foreign Affairs誌に10月31日付けでカーネギー評議会のDevin Stewart氏が … ［続きを読む］

［書評］『娯楽番組を創った男』

尾原宏之著

諷刺とパロディーに生きて　　本書の帯に「丸山眞男が畏れた兄とは？」とある。これは相当にうまい惹句だと読み終わって思った。 　丸山鐵雄は、明治 … ［続きを読む］

トランプ大統領で白人労働者層は救われるのか？

「忘れられた人々」は共和党に使い捨てにされるのではないだろうか

激戦州で圧勝したドナルド・トランプ　ほぼすべての世論調査とマス・メディアの事前の予想を覆して、ドナルド・トランプ氏が大統領選挙で勝利を収めた … ［続きを読む］

［書評］『〆切本』

夏目漱石谷崎潤一郎ほか著

シメキリだけが人生だ　　　本書の前書きにあるとおり、多くの人にとって「締めきり」というものの存在を初めて意識するのは、小学生時分の夏休み最終 … ［続きを読む］

イラク軍によるモスル奪還作戦への懸念（上）

人道危機は避けられるのか

　米軍主導の有志連合の空爆によって支援を受けたイラク軍が、過激派組織「イスラム国(IS)」に支配されたモスル奪還作戦を始めた。モスルは201 … ［続きを読む］

［書評］『ダルトン・トランボ』

ジェニファー・ワーナー著　梓澤登訳

赤狩りをものともしない男の生涯　　　アメリカはときどき変になる。奇天烈な発言をくり返すドナルド・トランプを大統領候補(共和党)に選出したりす … ［続きを読む］

新作短編『ムーム』とトンコハウスの魅力（下）

長砂賀洋氏に聞く　「トンコハウスは学びながら成長する制作現場」

　10月6日、トンコハウスの新作短編『MOOM/ムーム』の予告編第2弾の配信が開始された。　10月25日から東京・六本木で開催される「第29 … ［続きを読む］

ユーモアたっぷりの介護講談で日常を笑い飛ばそう

体験者である田辺鶴瑛さんのドキュメンタリー映画「介護講談」が伝える心構え

　介護には誰もが通る“修羅の道”があります。「どんな状態でもいいから一日でも長生きして欲しい」と願いながらも、思い通 … ［続きを読む］