財政赤字 の検索結果

日本は善行の報いを得るべき―２０１２年の経済展望

　未来を見ることは難しい。昨年は、東日本大震災はもちろん、原発事故も予測できなかった。タイの洪水も分からなかった。ヨーロッパの混乱がここまで … ［続きを読む］

今後も格下げリスクが残る欧州のソブリン

根本直子

　欧州のソブリン格下げはおおむね想定範囲といえるが、スペイン、イタリアは２ノッチの格下げとなり、同国の銀行の信用収縮や経済の悪化につながるお … ［続きを読む］

日本にも債務危機が来るのか

原田泰

　フランスの国債が格下げされて、ヨーロッパの債務危機はますます深まっている。日本がギリシャやイタリアのようになったら大変だ。イタリアでは金利 … ［続きを読む］

国債残高、消費税３００％に相当

　橋下徹さんが大阪府知事から大阪市長に鞍替えし、滋賀県大津市では、越直美さんが最年少の女性市長となった。２人とも若いだけではなく、ともに弁護 … ［続きを読む］

それでも普天間が動かぬ理由

　いまや、民主党政権のアキレス腱の観がある沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、大きな動きがありました。日米両政府が、これまでは決して見直す … ［続きを読む］

原発ゼロへの現実的展望を描こう

　「とにかく、やればできる。ただちに脱原発を」。「いや、原発なしでは経済生活が立ちゆかない」。世論はそんな両極の意見に分かれているようにみえ … ［続きを読む］

一歩踏み込んだ日銀と次の課題

根本直子

　日銀の14日の金融緩和策の発表後、為替は円安に進んでおり、株価は上昇している。欧州の金融危機への懸念が後退したこと、米国で雇用情勢が多少明 … ［続きを読む］

日本でも製造業の雇用は重要だ

　日本はものづくりが大事だとしばしば言われるが、アメリカでも製造業の雇用が重要だという議論が盛んである。オバマ大統領は自動車産業の救済に尽力 … ［続きを読む］

ＡＩＪ消えた年金と欧州債務危機

小原篤次（経済・雇用ジャンル筆者）

　「国債のＣＤＳ（クレジット・デフォルト・スワップ）が欧州債務危機を拡大させているのではないか」。欧州債務危機について講演会や研究報告でよく … ［続きを読む］

減速する世界経済と各国の政治の混乱

（I）　ギリシャ危機はなんとか当面収めたものの、ヨーロッパ危機は続いている。財政再建が至上命題となるなかで経済の停滞は続き、2012年のユー … ［続きを読む］

消費税は一気に20%以上に

消費税は一気に20%以上にCyberdyne監査役Allen & Overy東京外国法事務弁護士事務所 元マネージングパートナーケー … ［続きを読む］

チャーチルが笑う　消費増税法案のすったもんだ

浜矩子

　「かくも多くの人々が、かくも一握りの人々のおかげで、かくも多くの恩恵を得たことは、いまだかつて無い」 　ウィンストン・チャーチル … ［続きを読む］

仏、ギリシャ両国民が忘れてはならないこと

中口　威

■小康状態にある欧州の危機　EUとIMFの融資枠設定、金融機関の債権放棄などギリシャへの追加支援、そしてECBによる12月と２月、前後2度に … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】内憂外患のオランド新大統領

　大方の予想通り、２０１２年５月６日のフランス大統領選第２回投票において、フランソワ・オランドが５１．６２％の得票で勝利した。しかし、オラン … ［続きを読む］

１ドル＝５０円台の現実味は～欧州危機で買われる円

　フランス大統領選挙、ギリシャ総選挙は、マーケットにとって予想された不確実要素、為替変動リスク・イベントである。現職のサルコジ大統領の敗退、 … ［続きを読む］

日本国債は危ないのか？

榊原英資

　アメリカの格付会社フィッチが日本国債の格付けをＡＡマイナスからＡプラスに一段階引き下げた。韓国より低く、スロバキアと同レベル、スペインに近 … ［続きを読む］

楽観許されぬ日本国債の今後

　大手格付け会社フィッチ・レーティングは５月２２日、日本国債の格付けを、AAAマイナスから、１段階低いAプラス（最上位から５番目）に引き下げ … ［続きを読む］

社会保障論議６つの誤り（上）

　社会保障が危ないから一刻も早い消費税増税が必要だという人が多い。他にも、増税と社会保障については、奇妙な議論が蔓延している。今回は、これら … ［続きを読む］

ギリシャの理性的選択を真に祝福するには

　ギリシャの総選挙で、「ユーロ残留」を掲げた中道右派の新民主主義党（ＮＤ）が第１党となり、これまで大連立を組んで緊縮路線を進めてきた２党で過 … ［続きを読む］

スーパーパワー・アメリカの没落

　ヨーロッパ危機がギリシャからスペイン、さらには南ヨーロッパ全体に拡大する気配を見せ、ヨーロッパの没落が明白になってきた。１９１８年、第一次 … ［続きを読む］

連結子会社の自己創設のれん課税強化を考える

　インターネット検索大手のヤフーが損金処理した完全子会社の「のれん代」について東京国税局が租税回避に当たると指摘するなど課税当局が、連結子会 … ［続きを読む］

歓迎すべき民主党分裂――政治改革の失敗と小沢一郎

小林正弥

■「政治改革」の失敗と民主主義の機能回復　野田政権は自公と合意して消費税増税をすることを決め、６月２６日に社会保障・税一体改革関連法案が衆院 … ［続きを読む］

ギリシャの危機、実は昔に戻っただけ

原田泰

　ギリシャの長期国債金利が３０％近くにまで跳ね上がって、ギリシャは破綻してユーロからも離脱するのではないかと言われている。ギリシャだけでなく … ［続きを読む］

野田政権はレイムダック!?

「野田・民主党政権は、すでにレイムダック（注１）になった」　霞が関（行政・官僚機構）やメディアでは、すでにそう言われ始めているようだ。財務省 … ［続きを読む］

ポール・ライアン氏の経済思想とは（１）

　アメリカの大統領選挙が近づいてきた。8月12日、共和党大統領候補のミット・ロムニー氏は、副大統領候補として、ウィスコンシン州選出の下院議員 … ［続きを読む］

脱原発の日独比較（続）

　日本のエネルギーをどうまかなうのか、原子力なしでもやっていけるのか？　国内の議論が混迷を深めるなかで、アメリカのナイ・アミティージ報告は、 … ［続きを読む］

ここまで来た書籍のデジタル化　今こそ欲しい「紙の本」への想像力

福嶋聡

　「電子元年」＝２０１０年以来「今か、今か」と噂され続けてきたキンドルの日本上陸に先駆けて、７月19日、楽天が電子書籍端末「コボ・タッチ」の … ［続きを読む］

ピークを過ぎた日本の個人消費を直視せよ

　エコカー補助金の終了などで秋以降の低迷が懸念されている国内の個人消費。問題の根源はかなり深そうで、いま少し掘り下げて詳しく観察して見る必要 … ［続きを読む］

クリントン、オバマ擁護演説の意味

　アメリカの大統領選挙は、共和、民主両党の全国大会が終わったが、これからも１１月６日の大統領選挙までの長い選挙戦が続く。これから何が起きるか … ［続きを読む］

自民党・安倍晋三新総裁は「君子豹変」の勇気を

　自民党総裁に安倍晋三元首相が返り咲いた。　「近いうち」にあるはずの総選挙で、民主党の苦戦は必至とみられる。橋下徹大阪市長率いる日本維新の会 … ［続きを読む］