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文化・エンタメ
「団地映画」の新作を2本続けて見た。是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』と阪本順治監督の『団地』である。 『海よりもまだ深く』では、同じ団 … [続きを読む]
菊地史彦 2016年08月01日
政治・国際 中東取材20年:戦争、革命、「イスラム国」へ
2011年の「アラブの春」によって、リビアでは内戦の末にカダフィ独裁体制が倒れた。まず東の主要都市ベンガジで反政府デモが起こり、3月中旬に … [続きを読む]
川上泰徳 2016年07月28日
前回述べたように、物語的主題という点では、『山河ノスタルジア』は典型的なメロドラマであり、よって描かれるのは、母と子が互いに抱く感情を軸に … [続きを読む]
藤崎康 2016年07月27日
中国を代表する映画作家、ジャ・ジャンクーの『山河ノスタルジア』に魅せられた。画面にみなぎる力、人物たちの<情>を表す卓越した描 … [続きを読む]
藤崎康 2016年07月26日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
戦後民主主義とともに走った記者 職場や酒場での雑談で「昭和がまた一つ終わった」という話をよくするようになった。 戦後71年。敗戦時に子どもだ … [続きを読む]
東海亮樹 2016年07月21日
世の中には本人が望まなくても、常に「話題の人」となる人がいる。市川海老蔵は、そのひとりだろう。 最近は妻の病のことで話題になっているが、そ … [続きを読む]
中川右介 2016年07月15日
Journalism
誤解を恐れずに言えば、五輪には麻薬のような作用がある。 スポーツ記者として、今夏のリオデジャネイロ大会で7回目となる五輪取材に携わり、「五 … [続きを読む]
稲垣康介(朝日新聞編集委員) 2016年07月14日
社会・スポーツ
都市と都市の連携で「核なき世界」実現を(上)都市と都市の連携で「核なき世界」実現を(中)――秋葉さんには、都市と都市の連携で国の政策を変えて … [続きを読む]
秋葉忠利 2016年07月13日
今年のカンヌ映画祭は4年ぶりに日本映画がコンペになかった。しかし邦画の活躍はあちこちで見られた。「ある視点」部門には、深田晃司監督の『淵に … [続きを読む]
古賀太 2016年07月07日
今年のカンヌほど、受賞式の最中に記者室から大きなブーイングが出たことはない、と複数の常連記者は私に語った。確かに受賞結果発表後の、フランス … [続きを読む]
古賀太 2016年07月06日
“真実B”は提示されたのか? 2014年、佐村河内守のゴーストライター騒動が大きく報じられたとき、私も含めた多くのひ … [続きを読む]
松谷創一郎 2016年07月05日
世界で高評価を獲得した短編アニメーション『ダム・キーパー』のトンコハウスの新作が完成した。廃棄されたガラクタたちと持ち主との思い出をテーマ … [続きを読む]
叶精二 2016年06月23日
私が担当する授業では初回に、授業に対する要望を学生に書いてもらっている。要望のひとつに、「選挙でどうやって投票をすればいいかを教えてほしい … [続きを読む]
遠藤晶久(高知大学人文社会科学部講師) 2016年06月20日
日本を代表する人形アニメーション制作スタジオ「ドワーフ(株式会社TYO)」の新作『The Curious Kitty & Frie … [続きを読む]
叶精二 2016年06月17日
オペラと同じ音楽構造 今年のトニー賞レースで、作品賞など11部門を制覇した『ハミルトン』(リン・マニュエル・ミランダ作曲・作詞・台本・主演。 … [続きを読む]
小山内伸 2016年06月14日
スキャンダル・エンターテインメントとしての事件 森達也は、オウム真理教(当時)の内部を、オウム=絶対悪という枠をとっぱらった独自のアングルで … [続きを読む]
藤崎康 2016年06月10日
世界最先端の図書館はこんなところ 図書館といえば、国立国会図書館のような調べ物をするための大図書館か、本を無料で貸してくれる近所の公共図 … [続きを読む]
松本裕喜 2016年06月09日
政治・国際
ゼニゲバ、ドケチ、ウソツキ、マネロン、ツケカエ魔、ネコババ、ゴマカシ、強欲、吝嗇(りんしょく)、卑劣、まあ、いろんな表現があるものだ。いわ … [続きを読む]
三島憲一 2016年05月27日
民主主義の衰退の「始まり」 書店の本棚を見ても、「大正史」というような本は「昭和史」に比べれば圧倒的に少ない。私たちは歴史の授業で習った … [続きを読む]
東海亮樹 2016年05月26日
戦後70年を経た日本のメディア界は、空前の自由の危機に見舞われている。 特に高市総務大臣の電波停止発言が危機の引き金を引いたかに見える。「 … [続きを読む]
柴山哲也 2016年05月24日
花の24年組が語る、少女マンガ革命の日々 「ジルベール」と聞いてピンとくる人は、きっと手に取りたくなる1冊だ。 筆者がジルベールに出会 … [続きを読む]
野上 暁 2016年05月19日
文化・エンタメ 追悼・原節子 スクリーンに全てを賭けた真正の芸術家
拙著『原節子、号泣す』(集英社新書)の第九章「失われた自然的時間共同体」のなかで、私は、小津映画の頂点とでも言うべき『晩春』、『麦秋』、『 … [続きを読む]
末延芳晴 2016年05月16日
日本会議について書いてほしいという依頼を受けて、少し迷った。 私は10年ほど前に日本会議の成り立ちを取材する機会を得ただけで、現在の日本会 … [続きを読む]
魚住昭(フリージャーナリスト) 2016年05月12日
『俳優 亀岡拓次』の脚本は、横浜聡子監督が自身で書いている。それこそが、この映画が成功した最大の理由だと思われるが、パンフレット所載のPR … [続きを読む]
藤崎康 2016年05月11日
水田に緑したたる山容が映える季節、京都では御蔭山から神々を招いて賀茂社で宴が催される。京都三大祭のひとつ葵祭である。上賀茂・下鴨神社の御神 … [続きを読む]
薄雲鈴代 2016年05月10日
科学・環境
4月22日に「野生のトキのひな生育順調」というニュースが入ってきた。新潟県佐渡島のトキは日本産種の絶滅(2003年)、外国産種の導入(中国 … [続きを読む]
大谷剛 2016年05月09日
自己啓発書という「お守り」 自己啓発書。「人間の能力向上や成功のための手段を説く書籍のこと」とウィキペディアにはある。 20代だった80年 … [続きを読む]
小木田順子 2016年04月29日
『晩春』に次ぐ『麦秋』は、小津安二郎が、山中貞雄の無念の思いに報いるために、再び原節子を主役に据えて撮ったという意味で、画期的な作品である … [続きを読む]
末延芳晴 2016年04月25日
同時開催中の「ピクサー展」と「トンコハウス展」 3月5日から東京都現代美術館で開催されている「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展 PIXA … [続きを読む]
叶精二 2016年04月22日
小説の醍醐味を味わえる傑作 素っ気ないタイトルだが、見事としか言いようのない傑作小説。作者ジュリアン・バーンズと言えば、『フロベールの鸚鵡 … [続きを読む]
小林章夫 2016年04月21日
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