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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
惜別と郷愁 坪内祐三さんは、かつてあった東京というテーマでは、余人の追随を許さない、というより、今ではこの人だけが、こういうテーマで書くこと … [続きを読む]
中嶋 廣 2019年03月07日
ハードボイルドな闇世界を旅しよう 1年ほど前、新宿の大通りを歩いていると広い駐車場の前にこんな看板があった。 「告 この土地は売り物ではござ … [続きを読む]
堀由紀子 2019年03月04日
死者を召喚して届ける言葉 戸川純の書くものを読んだのは、それが初めてだった。 2016年5月、蜷川幸雄が亡くなった。しばらくして、戸川純によ … [続きを読む]
渡部朝香 2019年03月04日
政治・国際 漂流キャスター日誌
2月12日(火) 那覇の某所で朝食会。寺島実郎氏の会に同席させていただいたのだ。その後、浦添に移動して在沖縄総領事ケプキー氏との面談。昼過ぎ … [続きを読む]
金平茂紀 2019年03月01日
橋本治が逝った異能の自由人 2019年1月29日の15時9分。作家にして批評家、さらに日本古典の翻訳家でもあった橋本治が逝った。 小説・戯 … [続きを読む]
今野哲男 2019年02月19日
理想を求めて戦い続ける100歳の台湾人革命家の人生 本書は100歳になる台湾人革命家の「史明」が語った驚くべき自伝です。 史明は1918年 … [続きを読む]
駒井稔 2019年02月14日
1月22日(火) 午前中「報道特集」の定例会議。目の前に広がる荒野。転倒してうった肋骨部分が痛む。午後いちで局の診療所に行き、診察してもらう … [続きを読む]
金平茂紀 2019年02月08日
戦時下、国策マンガの実態に迫る 戦時下に「翼賛一家」という題名のマンガや、そこに登場する同一キャラクターが活躍する作品がたくさん出版されてい … [続きを読む]
野上暁 2019年02月08日
人間と向き合うことに情熱を傾けた文士の背中 昨年(2018年)は、日本の戦後文学を代表する作家のひとり、堀田善衞(1918―1998)の生誕 … [続きを読む]
西 浩孝 2019年02月04日
“運命の悪意”の恐ろしさ のっけから当たり前のことを書くようで恐縮だが、日々の生活は「不意打ち」の連続だ。大病や事故 … [続きを読む]
高橋伸児 2019年02月04日
1月15日(火) 午前中「報道特集」の定例会議。午前11時からJOC(日本オリンピック委員会)竹田恒和会長の記者会見。フランス当局の贈賄罪訴 … [続きを読む]
金平茂紀 2019年02月01日
600ページ超もまったく苦にならず そもそも私は著者を知らなかった。同業の友人がとても力を入れて編集し、解説が『日本会議の研究』の菅野完さん … [続きを読む]
小木田順子 2019年01月28日
どうせ「終わり」なら、どう楽しむか 神保町にはあまり行かないでもっぱら池袋と野球場を徘徊しているのに、本欄を担当する「神保町の匠」に混ぜてい … [続きを読む]
井上威朗 2019年01月28日
給食の悲喜こもごも 昭和24年生まれの評者にとって、給食とはあまりいい思い出のあるものではなかった。何よりもあの「脱脂粉乳」なる奇怪な飲み物 … [続きを読む]
小林章夫 2019年01月21日
「透明化」された人たちが鬱積させているマグマ 著者はある日、都心部の「汚い運河」で一緒に釣りをしたホームレスのおじさんに、彼が受けられるで … [続きを読む]
佐藤美奈子 2019年01月11日
「まともさの感覚」を「学びほぐす」ということ 実に面白い。年譜と索引を除いても500ページ余の大著ながら、一気に読んでしまった。雑誌「思想 … [続きを読む]
松澤 隆 2019年01月11日
中嶋 廣(編集者)長谷川郁夫『編集者 漱石』(新潮社) 著者の長谷川郁夫さんは、およそ10年前に自ら編集者学会を立ち上げ、初代会長に就いた。 … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月29日
大槻慎二(編集者・田畑書店社主) 読書界のみならず、世はドキュメンタリー・ノンフィクションの時代のように映ります。それらの言葉/表現は、ある … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月27日
小木田順子(編集者・幻冬舎)布施祐仁+三浦英之『日報隠蔽――南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(集英社) 情報公開請求により、南スーダン国連 … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月21日
*書評「神保町の匠」の評者による、2018年の「わがベスト3」を紹介します(計4回シリーズ)。井上威朗(編集者) 殺伐とした言葉ばかりがデジ … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月14日
いまや想像力で回帰せよ 本書は、角川書店の「本の旅人」に、2017年11月号から18年8月号まで連載されたフィクション。メタフィジカルな想念 … [続きを読む]
今野哲男 2018年12月10日
すばらしい好奇心のひと 司馬江漢と言えば日本で最初の腐蝕銅版画の制作と遠近法を使った独自の油絵で名高いが、歌麿、写楽、北斎、広重などの浮世絵 … [続きを読む]
松本裕喜 2018年12月10日
文学以上 『マンゴーと手榴弾』というたいへん魅力的なタイトルをもったこの本は、冒頭で作者が「本書は、生活史調査の方法論と理論について書かれた … [続きを読む]
大槻慎二 2018年11月30日
装幀家の危機意識 これは豪華な本である。本体4700円、でもその価値は十分すぎるほどある。間村俊一の装幀の仕事を、主として2000年ごろから … [続きを読む]
中嶋 廣 2018年11月30日
11月13日(火) 狭い機内で一睡もせずに、ひたすら本を読んでいた。辺見庸の『月』読了。僕はてっきり大江健三郎の『政治少年死す――セブンティ … [続きを読む]
金平茂紀 2018年11月30日
戦士の心を持つすべての女性たちへ あなたが何を選ぼうと、どれだけたくさん旅をしようと、願わくば、淑女になる道は選ばないで。ルールを破り、世 … [続きを読む]
渡部朝香 2018年11月26日
推理小説を読むように民主主義の本質を知る 少し前の休日、買い物でもしようかと駅ビルにぶらぶらと向かっていたところ、ふだんはのんびりした駅前 … [続きを読む]
堀由紀子 2018年11月26日
人間に対する本質的な洞察に満ちた東欧ルポルタージュ 「冷戦て何? ソ連なんて国は知らない。そんなの古いよ。生まれる前の事でしょ」。若い世代の … [続きを読む]
駒井稔 2018年11月19日
「人を殺してみたかった」という少年たちの深層に迫る 世間を震撼させた神戸連続児童殺傷事件から既に20年が過ぎたという。その後も今日に至るまで … [続きを読む]
野上暁 2018年11月09日
生と死の境目を見つめる 植物状態の患者と対話する? 奇妙な題名である。動くことができない、話すことができない、呼びかけにも応じない、つまりは … [続きを読む]
西 浩孝 2018年11月05日
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