記録 の検索結果

営業秘密漏洩の対策　人材を通じた技術流出を防ぐ

　技術の海外流出など企業の営業秘密の漏洩が相次いでいる。事態を重く見た経産省は昨年、１万社アンケートと３０社ヒアリングで実態調査を行った。髙 … ［続きを読む］

厳罰化で少年事件が解決するのか――少年法改正問題に思う

　少年法が改正されようとしています。ひとことで言えば、厳罰化の方向でです。　（１）少年審判に検察官が立ち会うことができる事件の範囲を、長期３ … ［続きを読む］

「児童ポルノ禁止法」改正法案に思うこと――世界はもっと先へ進んでいる

香月真理子（フリーランスライター）

“愛好家”たちの新たな手段　去る５月２９日、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」の … ［続きを読む］

ライフログが全面公開された「キンミライ」 ――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（１）

情報ネットワーク法学会

　ソーシャルメディアの登場により、「誰もが情報発信者」の時代が訪れた。個人に関する情報が大量に公開される社会が訪れようとしている。法制度や倫 … ［続きを読む］

「傑作」という言葉さえ無力化する、前人未到の“脳内ラブストーリー”――黒沢清『リアル～完全なる首長竜の日～』（最終回） 　独占取材！――黒沢清監督、本作および自身の映画術を語る

　今回は『リアル～完全なる首長竜の日～』をめぐる黒沢清監督の談話を一挙掲載する。キャスティングや映画祭についての興味深い発言、さらには、 … ［続きを読む］

データ確認でテスラに敗れた ニューヨーク・タイムズの憂鬱

小林啓倫（日立コンサルティングシニアコンサルタント）

　人間が行うものである以上、報道には誤報がつきものだ。それはニューヨーク・タイムズ（ＮＹＴ）のようなメディアも例外ではないが、同社と電気自動 … ［続きを読む］

「傑作」という言葉さえ無力化する、前人未到の“脳内ラブストーリー”――黒沢清『リアル～完全なる首長竜の日～』（２）　主観と客観が相互侵入する戦慄

　＊本稿（１）で述べたように、『リアル～完全なる首長竜の日～』の物語に即していえば、浩市はセンシングによって、何度も淳美の脳内／心の中／意識 … ［続きを読む］

「一山百文」の歴史踏まえ 原発事故と東北を問い直す

寺島英弥（河北新報社編集委員）

　「東電との交渉には何度も立ち合ってきたが、自分を含め誰も、原子炉等規制法などは知らなかった」　記事の末尾のこの一文を、衝撃とともに読んだ。 … ［続きを読む］

「統一球」問題――不可解なＮＰＢ事務局と「飾り」のコミッショナー

　日本野球機構（ＮＰＢ）の統治能力に疑問符が付いた。６月１２日、統一球の反発力が今シーズンから変更されていたことが明らかになったからだ。　シ … ［続きを読む］

福島第一原発２号機、格納容器圧力１０倍高いと誤認

　福島第一原発で事故が進展しつつあった２０１１年３月１６日、同原発２号機の格納容器の圧力が大気圧と同等まで低下して気密性の喪失が疑われた際に … ［続きを読む］

トヨタvs.現代――韓国市場の局地戦が面白い

　現代自動車と子会社の起亜自動車が独占していた韓国市場で、トヨタ、日産、ホンダなど日本メーカーが急速に販売シェアを伸ばしている。といっても、 … ［続きを読む］

［17］首里高の歴史から

　首里高の甲子園初出場は、当時の日本にとって「高校野球」というジャンルでは括り切れないほどの一大ニュースだった。　第４０回大会の開幕式が行わ … ［続きを読む］

自然エネルギーを選べる社会へ（１）　　固定価格買い取り制度１年

　2012年７月に導入された固定価格制度（FiT制度）が大きな効果を見せている。エネ庁が5月17日に公表したデータによれば、FiT制度導入以 … ［続きを読む］

話題のメガネ型情報検索装置 グーグル・グラスは取材向け？

　街角に設置された定点カメラが捉えた決定的瞬間が、スクープ映像としてニュース番組で紹介されるのはもうめずらしいことではなくなっている。国土交 … ［続きを読む］

データ大規模消失の恐怖

　　つくばの高エネルギー加速器研究機構（KEK）から、こんなプレスリリースがゴールデンウィークのまっ最中に出ていた。素粒子実験のデータの一部 … ［続きを読む］

アベノミクスと株価の関係を冷静に考える

　株式市場が乱高下している。　５月２３日に、一時１６，０００円に届きそうだった日経平均株価指数がその後大きく売られて、この日の終値は１４，４ … ［続きを読む］

アベノミクスの今後を占う三つのポイント

　昨年末の政権交代以降、円安・株高が進行するなど市場環境は大きく改善してきたが、ここへきて実体経済にも回復の動きがみられる。内閣府が５月１６ … ［続きを読む］

東京ドームで見えた政権と読売との接近

水島宏明

　ちょっと待った。おかしなことではないか。　　５月５日の「こどもの日」に行われた国民栄誉賞の表彰式だ。　政府の祝賀式典とそれにともなう行事が … ［続きを読む］

やりすぎ！球審を買って出る安倍首相

薄雲鈴代

　原辰徳監督の凄まじい形相に、驚いた。　去る5月5日に行われた国民栄誉賞表彰式後の始球式のことである。東京ドームのグラウンドには、投手をつと … ［続きを読む］

低調な「個人識別番号法案」　報道法案成立後も継続して検証を

臺宏士（毎日新聞社会部記者）

　外国人を含む日本国内の居住者全員に生涯不変の番号を割り当て、行政機関がその番号を使って個人情報を管理するシステムの導入を柱とした、個人識別 … ［続きを読む］

今回は読売の作戦勝ち。改憲反対のメディアもキャンペーンを展開すべきだ

　長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞に読売新聞が深く関わっていたとして、メディアの間で物議を醸しているようだ。しかし、読売の社としての方針や … ［続きを読む］

リンゴからキノコに歩み寄る、かもしれない

倉沢鉄也

　MNP（携帯電話番号ポータビリティー）がはじまって6年半がたった。当初からキャリア間のシェアの奪い合いは、MNPの割引価格も含む通信費の価 … ［続きを読む］

今回の金融商品取引法等改正案が目指すもの

　証券会社のトップが辞任に追い込まれた公募増資をめぐるインサイダー取引事件や企業年金資産を消失させたAIJ事件。その再発防止のため、政府はイ … ［続きを読む］

【無料】　「マーガレット」とアイドルの５０年（下）――「花より男子」の成功とアジア市場の未来

　創刊５０周年を迎えた集英社の少女漫画雑誌「マーガレット」「別冊マーガレット」とアイドルとの関わりについては、「『マーガレット』とアイドルの … ［続きを読む］

［15］「慰霊の日」に生まれて

　あの家で日がな一日、海風に当たることができたなら、どんなにか気持ちがいいことだろう。誰もが一度は夢見るような家だった。　目の前の海を独占す … ［続きを読む］

福島事故の放射線による健康被害が「考えにくい」理由（上）

　国連科学委員会（UNSCEAR）や国際放射線防護委員会（ICRP）,国際原子力機関（IAEA）,世界保健機関（WHO）などの国際機関、日本 … ［続きを読む］

ほんとうに引退したんだ松井秀喜選手

薄雲鈴代

　なんとしても球場に足を運んで、見るべき価値のあるプレーがある。　かつての王、長嶋のホームランがそれであった。王選手のホームランが滞空時間の … ［続きを読む］

安倍首相インタビューを不正確引用した米紙の東京特派員

安倍首相インタビューを不正確引用したワシントン・ポスト特派員　色眼鏡をはずしてくれ　外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン・ギブンズ（ … ［続きを読む］

アリの帝国、「体臭」の攪乱で崩壊するか

　北海道石狩浜の１０ｋｍに及ぶ海岸線に、アリの「スーパーコロニー」がある。エゾアカヤマアリの巣がいくつもつながって一つのコロニーをかたちづく … ［続きを読む］

電王戦の衝撃（上）将棋が変わるとき

２０１３年第２回大会観戦記

　衝撃的な一局だった。電王戦最終第５局は、ＧＰＳ将棋の一方的な対局となり、１０２手を指したところで、先手三浦弘行八段（順位戦A級）の投了とな … ［続きを読む］