リスク の検索結果

プラント事故はなぜ後を絶たないのか

　今月３日、新日鉄住金名古屋製鉄所で石炭プラントの爆発事故が起きた。同じ製鉄所で事故は今年5回目という異常さだ。化学会社でも相次いでおり、２ … ［続きを読む］

戦争への実感のなさが、危機の本質を見る目を遠ざけている

　本誌（『Journalism』）５月号で、沖縄タイムス社と福島民報社が取り組んだ合同企画「二つの故郷　国策のはざまで」の趣旨や経緯を紹介し … ［続きを読む］

アマゾンを恐れることはない（下）――電子書籍化の潮流を押し返せ

　アマゾンが電子書籍にこだわる理由は、ここにある。　電子書籍なら、在庫の問題は発生しない。倉庫も不要である。それに加えて、日本でも、電子書籍 … ［続きを読む］

なぜアマゾンに出荷停止をしているのか？

高須次郎（緑風出版代表取締役、日本出版者協議会会長）

　２０１２年８月以来、Ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍ　Ｉｎｔ’ｌ　Ｓａｌｅｓ，Ｉｎｃ．が、Ａｍａｚｏｎ　Ｓｔｕｄｅｎｔプログラムの名で学生 … ［続きを読む］

GPIF年金積立金運用方針見直しの不可解―ROEで投資先を選ぶという不思議―（下）

ROE（自己資本利益率）では企業の優劣は判定できない　ROE（自己資本利益率）で企業の収益力を見るのは大いなる間違いである。　以下、このこと … ［続きを読む］

GPIF年金積立金運用方針見直しの不可解―ROEで投資先を選ぶという不思議―（上）

第３の矢に入ったＧＰＩＦの運用方針見直し　アベノミックスの成長戦略、いわゆる「第3の矢」のなかに今年６月、国民年金と厚生年金の積立金、合計約 … ［続きを読む］

［8］マーケットにいかに向き合うか

　今まで、アトピー性皮膚炎を対象にしたビジネスやマーケットがなぜ日本ではずっと消滅しないのかを、ステロイドバッシングの問題、広告規制の問題な … ［続きを読む］

暴走する資本の「強欲」と貧富の格差

現代の積極的な投資家はピケティ氏の論理をはるかに超える収益率を得る

欧米のハイ・イールド債が富裕層に人気　日本や世界の金融市場でイールド・ハンティング（利回り狩り）が過熱している。とりわけ低格付けで高利回りの … ［続きを読む］

高知徳島洪水は「天災」だが広島土砂崩れは「人災」だ

　この8月は高知・徳島洪水が上旬に起き、中旬には広島での土砂崩れで多数の犠牲者が出た。下旬に入っても北海道での50年ぶりの大雨で崖崩れによる … ［続きを読む］

年金積立金の株式運用 「失敗したら給付が減る」という国民の合意が必要だ―― 明治大学・田中秀明教授インタビュー

　政府は年金積立金を「成長戦略」で利用する方針を決めている。公的・準公的資金の運用を見直すための有識者会議の座長を務めた伊藤隆敏教授（政策研 … ［続きを読む］

銀行の自己資本比率を30%に引き上げろ！ アドマティ・スタンフォード大学教授の孤軍奮闘

　近頃、欧米の銀行経営者の間で心底恐れられている金融学者がいる。イスラエル出身のスタンフォード大学ビジネススクール教授、アナト・アドマティ氏 … ［続きを読む］

アフリカでのビジネスの法務　Ｍ＆Ａでの日本企業参入も

　アフリカでのビジネスが今、経済成長と人口急増、そして豊富な鉱物、農業資源で注目されている。中国、インド勢の進出が目立つ中、ビジネスチャンス … ［続きを読む］

エボラ出血熱の対処法〜半分は文明の病だ

　エボラ出血熱がとうとうアウトブレークした。死者はシエラレオネなど４カ国で1100人を超え（８月１６日の時点）、 欧州でもはじめて死者が出る … ［続きを読む］

【米国宇宙開発最前線】民間宇宙開発の時代における国の役割とは？

　今回よりWEBRONZA記事を執筆させていただくことになった。僕はロサンゼルス近郊にある米航空宇宙局（NASA）ジェット推進研究所(JPL … ［続きを読む］

ドイツの挑戦　～　「脱原発とエネルギー大転換」の現状と課題　（上）

はじめに　サッカーのワールドカップにおけるドイツの優勝で、成熟国家としてのドイツが評価されているが、もう1つ注目すべきは、脱原発とエネルギー … ［続きを読む］

ウクライナ紛争と航空機撃墜（下）――愛国心キャンペーンのつけ

　逆に、ウクライナ側の反応は迅速だった。　国営通信社に加え、各種のソーシャルメディアもストレルコフ幹部の書き込みなど、マレーシア機撃墜にかか … ［続きを読む］

ウクライナ紛争と航空機撃墜（上）――プーチン氏の苦境

　ウクライナ紛争をめぐり、ロシアのプーチン大統領の苦境が続いている。　マレーシア航空機の撃墜事件のあと、プーチン氏は、国際社会が事件への関与 … ［続きを読む］

国の年金積立金は株式運用を増やしても大丈夫なのか？　政策研究大学院大学の伊藤隆敏教授に聞く

　安倍政権はこのほど策定した成長戦略に、厚生年金と国民年金の積立金、計約１３０兆円を運用するＧＰＩＦ（年金積立金管理運用独立行政法人）の運用 … ［続きを読む］

就任から半年、余裕を見せる籾井ＮＨＫ会長

　７月２５日に就任から半年になるのを前に、ＮＨＫの籾井勝人会長は２２日と２３日、ずっと拒んできたマスコミとの個別インタビューに応じた。１８日 … ［続きを読む］

東電福島第一原発事故で勝俣元会長ら「起訴相当」検察審査会議決要旨全文

　福島第一原発の事故で周辺病院の入院患者らを避難の途中に死亡させたなどとして、東京電力の元役員６人が業務上過失致死傷の疑いで刑事告発された事 … ［続きを読む］

［書評］『人類が永遠に続くのではないとしたら』

加藤典洋著

有限性の時代と新たなビオ・システム　　　「３・１１の原発事故は、私の中の何かを変えた」と著者はいう。　福島第一の事故が発生した当初、著者は国 … ［続きを読む］

　経済成長至上主義への警告―宮本憲一『戦後日本公害史論』刊行に寄せてー

　なぜ、全国の原発再稼動が急がれるのか？　それは安倍政権の「経済成長戦略」の３つの柱の１つに原発再稼動と原発輸出が位置づけられているからであ … ［続きを読む］

いったん取り消し、書き直させて再審査すべき―世界基準からかけ離れた早稲田大学調査報告

　早稲田大学が発表した、「大学院先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」による報告書を読み、学問の根幹に関わる問題があるので … ［続きを読む］

株主総会、議案の否決リスクが高まる　機関投資家の動向

２０１４年６月総会における機関投資家の議決権行使状況　三井住友信託銀行株式会社証券代行コンサルティング部IR・SRチームチーム長　依馬直義　 … ［続きを読む］

ベネッセ「お詫び」で赤字転落も、個人情報依存営業から脱却できるか

　日本最大の教育サービス業ベネッセホールディングスの顧客情報流出事件で、警視庁は同社の１００％子会社でシステム会社シンフォームの業務委託先の … ［続きを読む］

二つの「トラウマ」から始まった集団的自衛権問題。公明党による本気の反撃とは？

　外国のインテリジェンス専門家と話していると、　「この時期になぜ集団的自衛権問題が、突然、浮上してきたのですか。日本を取り巻く安全保障環境が … ［続きを読む］

「会社を危機から守る２５の鉄則」　リーガル・アウトルックが本に

『会社を危機から守る２５の鉄則』　２０１４年５月２０日発行　編者：西村あさひ法律事務所　文藝春秋　現在の企業活動は、常にリスクにさらされてい … ［続きを読む］

ベネッセの深い闇、大量個人情報による成長と学校教育ビジネス

　福武書店の進研ゼミや進研模試。オジサン世代にも、ほろ苦い青春時代を思い起こさせるブランドである。進研ゼミなどで成長してきたベネッセホールデ … ［続きを読む］

燃料電池車「ＦＣＶ」のミッション、トヨタの狙い

　トヨタ自動車は６月２５日、世界初の市販車となる燃料電池自動車「ＦＣＶ」を発表した。日本では来年３月までに、欧米では２０１５年夏頃に発売を開 … ［続きを読む］

公取委のカルテル資料で争った住友電工代表訴訟

リニエンシー資料を民事訴訟で使うための要件

公取委の保有する文書の利用　～住友電工文書提出命令事件を踏まえて～ 弁護士　城之内 太志１　はじめに　平成２６年５月７日、大阪地方 … ［続きを読む］