権力 の検索結果

東電はスポーツファンの目線を知るべし

大坪正則（スポーツ経営学）

　５月２９日、東京電力労働組合の荒井行夫・中央執行委員長が、「裏切った（脱原発をかかげる）民主党議員には報いを被ってもらう」と発言した。民主 … ［続きを読む］

ブータン考（下）

　日本とブータンの最大の違いは、国のリーダーたちの器の大きさではないか、と思います。それが、私のブータン取材で一番感じたことです。　一週間程 … ［続きを読む］

【論壇女子部が行く！（３）】　佐藤信（上）―― 政治学は「人間学」

聞き手＝論壇女子部

「論壇女子部が行く！」、第３回にインタビューさせていただいたのは、佐藤信さんです。鈴木茂三郎の評伝で河上肇賞奨励賞を受賞し、著書『６０年代の … ［続きを読む］

「武見時代」終焉を告げた森亘氏と脳死臨調

　去る４月１日に森亘（もり・わたる）氏が逝去された。東大医学部長、東大総長、日本医学会会長などを歴任し、文化勲章を受章した、文字通り日本医学 … ［続きを読む］

オランド氏は時代を導く政治家になれるのか

　フランソワ・オランド氏は、フランス新大統領に就任後さっそく、相次ぐ国際会議の舞台にデビューする。５７歳。社会党党首（第一書記）を１０年余り … ［続きを読む］

［11］支援側の「現代日本」批判

　支援側が、「慰安婦」問題の否認者たちと政府をほとんど同一視していたのは支援側が望む「日本社会の改革」の気持ちが政府にないと考えたからでした … ［続きを読む］

本土はいつまで沖縄を「捨て石」にするのか

大矢雅弘

　戦後の２７年間、米国の施政下に置かれた沖縄が日本に復帰して１５日でまる４０年を迎える。沖縄の人々にとっては復帰の内実を改めて問い直す日でも … ［続きを読む］

小沢無罪判決の意味と意義

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり政治資金規正法違反（政治資金収支報告書虚偽記載）の罪に問われた小沢一郎衆院議員に対する東京地裁の無 … ［続きを読む］

ハリウッドの主流に逆らう本格スパイ映画――『裏切りのサーカス』　

　スウェーデン生まれのトーマス・アルフレッドソン監督『裏切りのサーカス』は、ていねいに作り込まれた、重厚きわまりない本格的スパイ映画だ（原作 … ［続きを読む］

利害にもとづいた議論は「熟議」とは言わない

三島憲一

　「熟議」という言葉が政治の場で使われるようになったのは、いつ頃からだろう。おそらく民主党政権になってからだろう。元来は、民主主義をめぐるヨ … ［続きを読む］

尖閣を買っても、問題は解決しない

　東京都の石原慎太郎知事がワシントンで、沖縄県の尖閣諸島の一部を都で買い上げる意向を表明した。２０１０年の中国漁船衝突事件の例を持ち出すまで … ［続きを読む］

金正恩への権力継承は始まったばかり――避けられぬ「操り人形」化

石丸次郎

　平壌で盛大に開かれていた４月の「宴」は終わった。　金日成生誕１００周年に合わせて、新体制を披露するという大きな目的があったこの「宴」は、北 … ［続きを読む］

小沢裁判の意味と行方

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり政治資金規正法違反（政治資金収支報告書虚偽記載）の罪に問われた小沢一郎衆院議員に対する判決が26日 … ［続きを読む］

長銀元頭取「大蔵省をつぶした失敗」「けじめはついていない」

(3)金融失政とチェック＆バランス

　1998年に相次いで破綻し、ともに元頭取らが粉飾決算の罪に問われた日本長期信用銀行（現・新生銀行）と日本債券信用銀行（現・あおぞら銀行）。 … ［続きを読む］

薄熙来氏解任後、中国共産党に問われるもの

　英国の詩人バイロンは「事実は小説よりも奇なり」という言葉を残した。その通りの奇妙不可思議なことが中国で起きた。薄熙来事件である。　中国共産 … ［続きを読む］

【韓国社会と韓流パワー （１）】 ＪＹＪファンの投票と大手放送局のスト

　４月１１日に行われた韓国の総選挙を注目していて興味深いことがあった。　選挙結果は保守与党セヌリ党（旧ハンナラ党）が過半数を制したが、当初は … ［続きを読む］

オリンパス元社長ウッドフォード氏が問題提起　日本の新聞報道

　元オリンパス社長のマイケル・ウッドフォード氏（５１）が提起した問題は、１千億円を超える巨額の粉飾決算や日本企業の統治（コーポレートガバナン … ［続きを読む］

国民が何百万人死んでもいい政権は強い――北を支配する貴族たちと「金正日の遺訓」

　かねての予告通り、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で長距離弾道ミサイルを発射するかしないかで、もう大騒ぎです。　平壌では、故金日成主席の生 … ［続きを読む］

プロメテウスの罠とは何か――異端の集団が紡ぐ新聞の実験【『Journalism』４月号より】

WEBRONZA編集部

　朝日新聞が発行するメディア研究誌「Journalism」４月号の特集は「【検証】大震災報道の１年」です。ＷＥＢＲＯＮＺＡでは今回、「プロメ … ［続きを読む］

北朝鮮の人工衛星「騒動」で注目すべきは各国の反応

　北朝鮮政府が「地球観測衛星」を打ち上げると予告した刻限は、目前に迫っている。この「地球観測衛星」の打ち上げは、その実態が弾道ミサイルの発射 … ［続きを読む］

［6］Human Recovery Project

　３１１以降、さまざまな形で被災地支援の活動を行う人々がいる。行政や自治体と連携しながら、あるいは、独自に支援活動を展開している。ここで紹介 … ［続きを読む］

長銀元頭取「日債銀の窪田元会長の無罪確定までは表に出る気になれなかった」

(1)「経営責任」と「国策捜査」

　1998年に相次いで破綻し、ともに元頭取らが粉飾決算の罪に問われた日本長期信用銀行（現・新生銀行）と日本債券信用銀行（現・あおぞら銀行）。 … ［続きを読む］

中国重慶市書記解任――闘争の終わりか、始まりか

　中国共産党の重慶市委員会トップだった薄熙来書記（６２）が３月１５日、解任された。党政治局員でもある薄氏はこの秋に開かれる第１８回党大会で、 … ［続きを読む］

日露関係１０年の空白を埋めたプーチン氏の会見

佐藤優

　３月４日に行われたロシア大統領選挙で、プーチン候補（首相）が当選した。ロシア中央選挙管理委員会発表の暫定結果（３月６日現在）での各候補の得 … ［続きを読む］

【古典ＤＶＤ傑作選（１）】 必見！　スタンバーグの『上海ジェスチャー』

　ウィーン生まれのジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督（１８９４－１９６９）は、“光の魔術師”とも呼ばれるように、白黒映像の美しさを極限まで追 … ［続きを読む］

【無料】　ハックティヴィズムと社会運動――情報技術の政治利用は社会を変えるのか？

塚越健司（一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程）

　２０１１年はサイバー攻撃が多く取り上げられた年だった。９月に三菱重工がサイバー攻撃の被害を受けたかと思えば、同１０月には衆議院議員を含む衆 … ［続きを読む］

日本は民主主義の国なのか？――新しい社会を構想するための本

　日本はいかなる国なのか。我々はそのような疑問について日頃考えることはほとんどない。　だが、子どものころから、学校で、「国民には選挙権があり … ［続きを読む］

議事録は政権運営の「資源」である

　東日本大震災が起きて以後に政府内で開かれた原子力災害対策本部や緊急災害対策本部など震災対策のための全ての会議で議事録が作られていなかった。 … ［続きを読む］

米国で訴追された日本人カルテル違反者の身柄引き渡しは？

　米国、または、日本にいながら、米国のカルテルの罪を犯しても、米国の司法権の及ばない日本にいれば、服役しなくても済む、という「常識」は通用し … ［続きを読む］

沖縄防衛局長の「講話」で露呈した自由権の侵害と国内植民地に対するまなざし

　沖縄県宜野湾市長選挙に関して、真部朗沖縄防衛局長が「講話」を行った問題について政治家やマスメディアの関心は政局に与える影響に集中している。 … ［続きを読む］