プレート の検索結果

東日本大震災から今日までいかに生き延びてきたか――陸前高田の仮設住宅で暮らす女性たちの座談会

聞き手：荻上チキ

　東日本大震災から１年半以上が経過した。被災した人たちの多くは今なお、慣れない避難先や仮設住宅での暮らしを余儀なくなくされている。そこにはな … ［続きを読む］

夏休みに考える「家族の時間」

山極寿一

　夏休みである。いつもよりも家族で過ごしたり、旅行したりする時間が増える。ふだん家族でいっしょにいることが少ない父親や母親は、ビジネスタイム … ［続きを読む］

書店のイメージたちの行方――東京堂書店リニューアル４ヶ月に思う

大澤聡

　神田神保町のすぐ近くに位置する大学でいくつか講義を担当している。３年目になる。初年度に、大半の学生が神保町をまったく利用していないことを知 … ［続きを読む］

生徒の実名流出　フジだけの問題ではない

水島宏明

　滋賀県大津市で中学２年生の男子がいじめを苦に自殺したとみられる事件の報道で、フジテレビのアナウンサーが２つの番組の生放送で相次いで謝罪した … ［続きを読む］

オリンパス社員の浜田さんが「最高裁勝訴後も会社が人権侵害」で三たび救済申し立て

7月11日、記者会見一問一答

　社内の内部通報制度を利用したことによって不当に配置転換された精密機器大手「オリンパス」社員の浜田正晴さん（５１）と、控訴審で浜田さんの訴訟 … ［続きを読む］

【菅直人氏インタビュー（下）】 原発の確実な安全性確保は不可能だ

聞き手＝竹内敬二、服部尚（ともに朝日新聞編集委員）

――東電本店で訓示された記録映像で、音声が消されていた映像がありますね。菅　代わりの映像を誰かが持っているのではないですか？　サイトには流れ … ［続きを読む］

「ＡＫＢの推しメンは誰ですか？」と訊かれて、私は……

　「推しメンは誰ですか？」　と、いきなり訊かれる。　意味がわからない。　先方は、こっちが当然「推しメン」を決めていると思い決めていて、それが … ［続きを読む］

クルマ産業は電機の二の舞いにならないか？

　日本の電機産業は総崩れとなった。半導体大手のエルピーダが経営破綻した。またソニー、シャープ、パナソニックは、3社合計で1兆7全億円に上る損 … ［続きを読む］

綿矢りさの大江健三郎賞受賞にブラボー！

　綿矢りさ氏がデビューから１０年目に発表した小説『かわいそうだね？』（文芸春秋）が大江健三郎賞に決まった。これはひじょうに意義ある授賞と言え … ［続きを読む］

プレートテクト世代の「列島改造」論

　よりにもよって４月１日だった。うそであってほしい。そう思った人も多いことだろう。　日本列島南側の海域、すなわち東海、東南海、南海の一帯で予 … ［続きを読む］

【ミシュランの知らない東京グルメ（１）】 スペイン・バルの謎

　２００７年末に『ミシュランガイド　東京』が出た時は、とにかく大騒ぎだった。選ぶ店がおかしい、フランス人にはわからない、フランスの基準より甘 … ［続きを読む］

【科学朝日】発生生物学から再生医療へ(collaborate with 朝日ニュースター、２月９日放送）

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

原発のＰＲ映画が果たした役割は？

　映画産業が隆盛を極め、原子力産業が発展期にあった1960～70年代、原子力発電所を紹介し、その技術的かつ社会的な優位性を宣伝するため、数多 … ［続きを読む］

北杜夫さんの破天荒なユーモアと抒情が好きだった

　北杜夫さんの家には、文芸記者になってから取材のほか、おしゃべりするために何度か伺った。私が愛読者と知った北さんは歓待してくれ、ファアグラ（ … ［続きを読む］

【科学朝日】1ミリの生物『線虫』から脳に迫る (collaborate with 朝日ニュースター、10月13日放送）

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

「房総沖地震で津波水位１４メートル、原発浸水」東電試算《文書全文》

　江戸時代に千葉県の房総沖で発生した地震が福島県沖で起こると仮定して、東京電力が、福島第一原発、第二原発に来る津波の水位を試算したところ、そ … ［続きを読む］

島田紳助はブラック・スワンを見てしまった

●大破局は、いつも出し抜けにドアをたたく　先日、朝日新聞の読書面に送られてきた新刊書を整理していたら、ＣＳのビジネス専門チャンネル、日経ＣＮ … ［続きを読む］

【北欧エネルギー事情＜11＞】　フィンランド編（その５）――世界初の「核のゴミ」処分地を訪ねて

脇阪紀行

　前回、フィンランドが原発の安全性を重視するがゆえに、そこで生まれる負担増を生み出し、それを引き受けざるを得ない姿を紹介した。私の目には、「 … ［続きを読む］

想定外ではなかった東日本大震災/災害報道に必要な歴史の検証　11日にニコニコ生放送

隈本邦彦via朝日新聞「Journalism」５月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）2011年５月号が５月10日に発行されました。５月号の … ［続きを読む］

浜岡から始まる原発「仕分け」時代

小此木潔

　浜岡原発の全面停止は、きわめて妥当な判断である。マグニチュード９．０の大地震と大津波、そして原発の大事故が起きたという現実は、既存の震災対 … ［続きを読む］

浜岡停止。評価できるが、「他の原発」はどうする？

竹内敬二

　菅首相の「浜岡原発の停止要請」は、唐突で、政治的パフォーマンスだという声もあるが、原発を考える新たな基準、新たな状況をつくりだしたものとし … ［続きを読む］

［3］ツナミの目を背けたくなるようなむごさ

プレート境界型地震「悪魔の指先」

　逃げても、逃げても、黒い影が追いかけてくる。そんな悪夢にしばらくは悩まされそうだ。　11日午後、東北地方の太平洋沿岸をほぼ壊滅状態に陥れた … ［続きを読む］

地の時間と人の時間――地震の島に地震を知らない人々が築いた町の悲劇

尾関章

　地震のことをよく知らない英国人たちが築いた町が、150年余りたってその怖さを思い知らされることになった。　その街並みの美しさから「英国外で … ［続きを読む］

「ニュースにだまされるな！」中間選挙後のアメリカは？

朝日ニュースター「ニュースにだまされるな！」×ＷＥＢＲＯＮＺＡ提携

　朝日ニュースターの人気番組「ニュースにだまされるな！」（朝日ニュースター公式サイト）が、ＷＥＢＲＯＮＺＡ（ウェブロンザ）スペシャルに登場。 … ［続きを読む］

中国人旅行客　「買い物」よりリピーターの確保を

松浦新

　千葉県木更津市に、朱塗りの大きな門が目立つホテルがある。その門をくぐった駐車場には２台の観光バスが止まっていた。近づいてナンバープレートを … ［続きを読む］

日常生活の切実な苦しみに敏感な政策を

本田由紀

　誰もが覚えているように、昨年の政権交代劇は、民主党への積極的支持というよりも、自民党への絶望の表明という性格が強いものだった。「もういくら … ［続きを読む］