仁義なき戦い の検索結果

調査報道の発掘と再評価を　市民支持を促すアーカイブ

調査報道の未来

　「調査報道」という語句が、メディア界で広く使用されるようになってきた。調査報道の衰退・低迷を危ぶむ一方、ジャーナリズム再生のキーの1つは調 … ［続きを読む］

沖縄幻想を食い破った映画はどれか？──ヤクザ映画と観光映画の狭間で

沖縄を目指すヤクザたち　“沖縄の映画”と聞いて、あなたはどんな作品を思い浮かべるだろうか？　年配の方なら、1953年 … ［続きを読む］

「東映剣会」、日本の映画・ドラマを支え続ける殺陣技術集団の70年

　東映京都撮影所を中心に活動する殺陣技術集団「東映剣会」が10月17日に京都府立文化芸術会館で「東映剣会創立70周年記念公演」を開催する。　 … ［続きを読む］

今度こそ国民投票CM規制の議論を進めよ～14年を空費した与野党と放送界の不作為

護憲派は国民投票法を改憲反対の具に使わず、衆愚思想から脱却を

　改正国民投票法が3年がかりで成立し、国会が閉会した。　自民党からは改憲への「大きな一歩」と歓迎の声があがり、加藤勝信官房長官は早速、未曽有 … ［続きを読む］

田中邦衛さんは、大スターの作品をぐっと面白くする俳優だった

　田中邦衛さんが亡くなった。最後まで前向きに生き、家族に見守られながらの旅立ちであったという。よき家庭人であった田中さんの人柄が伝わってくる … ［続きを読む］

ミャンマー、街路に響く追悼の歌声、無数のろうそくの灯火～ヤンゴン緊急リポート第八弾

眼前で響くライフルの銃声、追われる若者「民主主義を取り戻すため」と再びデモに

ヤンゴン在住の日系投資会社役員、松下英樹さんの眼前で銃声が響き、警察隊に追われた若者たちが、家に避難を求めてやって来た。自由を失うことの方が … ［続きを読む］

愛した人は「たまたま」極道だったのか

【6】「極道の妻たち」の原作を読んでみた

　私はけっこう「ヤクザ映画」を観ているほうだと思う。『仁義なき戦い』はもちろん、清水健太郎主演の『首領への道』、白竜主演の『極道の紋章』など … ［続きを読む］

時間とともにその価値を増してきた広島やくざの歴史物語

【5】「仁義なき戦い」の原作を読んでみた

はじめは普通の映画だった 　今、私の⼿元には「『仁義なき戦い』をつくった男たち」（NHK出版）という本がある。これは、2003年5 … ［続きを読む］

凄い役者・福本清三　〝センセイ〟を偲ぶ東映京都撮影所の面々

血しぶきを上げて倒れる脇の華

　「センセイは、ほんとうに凄い役者でした。人間的にも、誰ひとりセンセイのことを悪くいう人はいません」　東映京都撮影所の人々は、みんな口を揃え … ［続きを読む］

「奴隷狩りの悪夢」から生まれた愛と自由の物語

【4】「ブレードランナー」の原作を読んでみた

　さすがにカルト・ムービーと言われるだけあって、『ブレードランナー』（1982年）に関する情報は豊富である。ネット上ではいろんな人が解説をし … ［続きを読む］

「5万回斬られた男」福本清三さんの伝説的な「死にざま」

　福本清三さんが亡くなった。　「日本一の斬られ役」「5万回斬られた男」――時代劇を好きな人なら、誰もが福本さんの仕事を知っているはずだ。時代 … ［続きを読む］

〝昭和の歌姫〟がうたい遺した鎮魂の反戦歌　その2

【28】美空ひばり「一本の鉛筆」

　それにしても、なぜ〝昭和の歌姫〟は昭和が終わろうとするとき、自らに死がしのびよるなか広島まで出かけていき、楽屋にベッドを持ち込んで点滴を打 … ［続きを読む］

〝昭和の歌姫〟がうたい遺した鎮魂の反戦歌　その1

【27】美空ひばり「一本の鉛筆」

　前回で記したように、私は、「生まれが共産党だから」という若げのいたりゆえの料簡の狭さから、「原爆を許すまじ」を敬して遠ざけることになった。 … ［続きを読む］

だれがグリーン・リカバリーを邪魔しているのか

コロナ禍からの緑の回復のためにはエネルギー基本計画を変えるしかない

　グリーン・リカバリー（緑の回復）という言葉がはやっている。多くの場合、「新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした経済停滞からの回復を、気候 … ［続きを読む］

店頭にあふれる「無添加」表示に異議あり！

「国民に大きな誤解をうむ」と検討会で議論、消費者庁が規制指針を作成へ

 　スーパーの店頭に並んでいる食品のパッケージには「無添加」、「無香料」、「合成着色料無添加」、「合成保存料不使用」、「無添加だか … ［続きを読む］

［2019年　映画ベスト5］回想する作品たち

助成金取り消しという「文化弾圧」に鈍い反応の映画関係者

1.『アイリッシュマン』(マーティン・スコセッシ監督)2.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(クエンティン・タランティーノ監督 … ［続きを読む］

改憲派が高視聴率帯を独占か ＣＭルール野放し

民放連が憲法改正国民投票のCMルールを自主規制しない理由は？

民放連「CM自主規制せず」　憲法改正を問う国民投票でのテレビCMについて、日本民間放送連盟（民放連）が10月12日、改正案への賛成・反対両派 … ［続きを読む］

必見！　北野武『アウトレイジ　最終章』

過激で繊細な暴力団映画

　バイオレンス映画、『その男、凶暴につき』(1989)で衝撃的な監督デビューを果たした北野武は、1990年代には『3-4×10月 … ［続きを読む］

［書評］『組長の妻、はじめます。』

廣末登著

極道の女の告白　　　今回ご紹介するのはヤクザによる懺悔録である。懺悔するのは男性ではなく女性。「亜弓姐さん」という通称で、彼女にロングインタ … ［続きを読む］

松方弘樹、東映の看板を背負った映画俳優

「仁義なき戦い」で「芝居するな」の呪縛から解かれる

　俳優の松方弘樹さんが亡くなって、早や49日を迎えようとしている。巷では、松方さんの祇園や銀座での豪遊ぶりや、京都洛西にあった御殿の様子が痛 … ［続きを読む］

［書評］『高倉健　１９５６～２０１４』

霊言から永久保存版まで、読んだぞ１６冊！　　2014年11月10日に急逝した「高倉健」の写真集やムックが12月から近所の書店の平台を占領しは … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし（最終回）――組織依存症者の末路、および北野武の＜野球＞への奇妙な執着について

＊『アウトレイジ　ビヨンド』のカメラ・ワークに関して北野武は、レールを敷いて移動撮影を多用し、３６０度パン（カメラが一回転の首振りをすること … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし！（１）――隙のない緊密な作劇

　見終わったあと、いくつもの場面やショットが鮮やかに記憶に刻みこまれていて、すぐにもう一度見たくなる映画、これが“面白い映画”のいちばん手っ … ［続きを読む］