戦争 の検索結果

８６歳アラン・レネのハチャメチャ恋愛喜劇！――『風にそよぐ草』

　ナチスの強制収容所をめぐるドキュメンタリー『夜と霧』（１９５６年）や、日本人男性とフランス人女性の戦争体験の齟齬（そご）を描く『二十四時間 … ［続きを読む］

新連載【論壇女子部が行く！】　古市憲寿（下）――もしかしたら希望って必要ないかもしれない

聞き手＝論壇女子部

●「女こども」の世界をシェアしてください！――前回おっしゃっていた「自分で考えて自分で行動するしかない」とういうのは、消費の世界もまさにそう … ［続きを読む］

沖縄防衛局長は「沖縄通」の１人であるに過ぎない

佐藤優

●自分の愛する人が性犯罪被害者になりうるという想像力が欠けている　１１月２９日、一川保夫防衛相は、田中聡沖縄防衛局長を更迭した。田中氏が、２ … ［続きを読む］

北で粛清された「半島の舞姫」が蘇る――崔承喜の生と死

　７０年以上前に録音された貴重な音源から、柔らかなソプラノの歌がはっきり聞こえてくる。そして、彼女が独自に作り上げた舞いを華麗に演じるその映 … ［続きを読む］

裁判結審はオウム事件の最終解決か？

河合幹雄

　オウム事件の全被告人の裁判が結審した。しかし、これでオウム事件は解決したとは言えないと私は考えている。警察庁長官狙撃事件が未解決で指名手配 … ［続きを読む］

撤退後に、帰還兵の本当の戦いが始まる

高橋和夫

　年末までにイラクからアメリカ軍が撤退を完了する予定である。そのイラクとアフガニスタンからの帰還兵の自殺がアメリカで問題になっている。アメリ … ［続きを読む］

サダム・フセイン大統領の声が聞こえる

　１１月下旬にイラクのマレキ首相が来日する。そして１２月末までにアメリカ軍のイラクからの撤退が予定されている。イラク情勢を考える年末になりそ … ［続きを読む］

ソーシャルメディア時代の新たなジャーナリズムのかたち―米ジャーナリスト／ブロガー、ダン・ギルモア氏の講演より

　ジャーナリズムの意義を最前線で発信している朝日新聞社発行の『Journalism(ジャーナリズム)』。WEBRONZAでは１１月号より「ソ … ［続きを読む］

「福島」はまだ終わっていない

　先日、福島第一原発(以下イチエフ)の様子が公開され、原発作業員の声も放送された。僕も数カ月に渡ってイチエフで事故以前から働き、放射線を浴び … ［続きを読む］

人類は全てカダフィの影で生きている

　人類は全てカダフィの影で生きている。それはカダフィが石油の高価格の時代を開き、その時代が現在まで続いているからである。カダフィの歴史的な評 … ［続きを読む］

ＴＰＰは、米国の関心を太平洋に繋ぎ止める

櫻田淳

●バラク・Ｈ・オバマの「東京演説」から二年後の風景　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「私達はまた、この地域の継続的な経済統合が地域諸 … ［続きを読む］

ＦＸのユーロファイター採用は、米国に対する大きなカードになる

　かつての航空自衛隊の戦闘機選定において、欧州製の戦闘機は候補には挙がるものの、完全な当て馬状態だった。だが、今回のＦＸ選定では最終選考の３ … ［続きを読む］

「ウルトラＱ」――異形の怪獣、キュートな桜井浩子にしびれた！

藤崎康

　未曾有の高視聴率を叩き出した「ウルトラＱ」シリーズがオンエアされた１９６６年、高校１年だった私は、小学校高学年いらいの恐竜熱にとりつかれた … ［続きを読む］

「ウルトラＱ」なんか大嫌いだった――ナメゴンとゴーガとリヴァイアサンと

　「ウルトラシリーズ」ブームのまっただ中の時代にハナタラシだった筆者は、ご多分に漏れず、セブンまでは熱狂的ファンだった。しかし、「ウルトラＱ … ［続きを読む］

最終局面のＦＸ選定――透明性の確保は？

　「いやあ、参った。先輩の元大使から『よろしく』と頼まれてしまった」　「米国の有力議員の紹介状をもってこられちゃ、簡単に面会を断れない」　航 … ［続きを読む］

「暴れ馬」橋下徹と、どうつきあうか

　橋下徹（４２）という政治家と、有権者はどうつきあえばいいのか。　関西電力に原発の情報公開を迫ったり、国の出先機関廃止の公約実現に熱心でない … ［続きを読む］

北杜夫さんを思い出しつつ、作家と一般の人々との近さを考えた

　北杜夫さんといえば、元医者で斎藤茂吉の息子、阪神タイガースの熱狂的ファンで、躁状態と鬱状態を繰り返し、そのため株で大失敗し……。少し前の時 … ［続きを読む］

ウダイ・フセインの影武者

　アメリカ同時多発テロの１０周年の追悼式典にブッシュ前大統領とオバマ現大統領がそろって参列した。イラク戦争を始めた男と、それを愚かな戦争と批 … ［続きを読む］

本当に菅首相に正義はなかったのか

辰濃哲郎

　２００１年、米国の９・１１同時多発テロの現場で、忘れられない光景がある。　テロから２日後、朝日新聞社会部デスクとして現地入りした私は、ナシ … ［続きを読む］

カイロのイスラエル大使館の思い出

　１９９０年代にカイロのイスラエル大使館を訪問したことがある。エジプト・イスラエル関係の状況についてイスラエル側の見解を聞きたかったからだ。 … ［続きを読む］

日本とビルマ、真の戦略的関係とは？

　ビルマ外相の公式訪日（１０月２０日～）は実に１６年ぶりとなる。日本政府はこの機を捉え、長年悩みの種となっている日緬関係をただすべきだ（ht … ［続きを読む］

坂本義和先生への手紙

●学者と社会とのかかわりと責任　坂本義和先生（注１）、大変ご無沙汰しております。大学時代や海外留学の際にも色々とお世話になったにもかかわらず … ［続きを読む］

歴史的な国連演説に各国はどう応えるか？

高橋和夫

　２０１１年９月２３日、パレスチナ暫定自治政府のアッバース議長が、ニューヨークの国連本部で、独立国家としての正式な加盟申請を潘基文事務総長へ … ［続きを読む］

復讐は猿にまかせろ!?――『猿の惑星：創世記（ジェネシス）』の「猿革命」は凄い！

　「創世記（ジェネシス）」という副題が示すように、最新作の『猿の惑星』は、１９６８年のシリーズ第１作の「起源」が解き明かされる、いわば“誕生 … ［続きを読む］

［10］再び、震災と鉄道を考える（下）――沿線の成り立ちを知ってから住むところを決めよう

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

◆関東大震災で起きた人口移動◆――過去の地震と復旧・復興に学ぶとすると、どのようなケーススタディーが可能でしょうか。阪神・淡路大震災や関東大 … ［続きを読む］

大震災報道の６カ月

藤森研（ふじもり・けん）＝専修大学人文・ジャーナリズム学科教授

★お知らせ★　ジャーナリズムの意義を最前線で発信している朝日新聞社発行の『Journalism(ジャーナリズム)』。WEBRONZAでは10 … ［続きを読む］

トニー賞ミュージカル『ブック・オブ・モルモン』は抱腹絶倒の快作

　９月半ばにニューヨークに行って来た。お目当ては、今年のトニー賞で作品賞を始め９部門を制したミュージカル『ブック・オブ・モルモン（モルモン書 … ［続きを読む］

モナコで見た豪奢と地中海の明暗

　フランスを旅行する途中、モナコ公国に立ち寄った。ちょうど「国際ヨットショー2011」のさなかだった。港には最新鋭の巨大ヨットや、顧客たちが … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン 【東アジアを考える】 ポスト共産党王朝を見据えた日中関係を

鈴木賢（比較法、中国法・台湾法）

●メディア統制に緩み？　去る７月２５日に中国浙江省温州市郊外で発生した高速鉄道事故は、猛スピードで経済発展を続ける中国の危うさを改めて内外に … ［続きを読む］

オバマによれば、リンカーンはケインズ主義者！

　９月８日にオバマ大統領がアメリカ議会上下両院の合同会議で行った演説の評判が高い。アメリカ経済の低迷の影響で支持率の低空飛行が続いていた同大 … ［続きを読む］