少女 の検索結果

本田真凜、ザギトワ、坂本花織。シニアでの活躍は

高レベルの世界ジュニア選手権、トップ３の未来

　台湾の台北市で開催されていたフィギュアスケートの2017年世界ジュニア選手権も無事に終了し、今年も新しいジュニア世界チャンピオンたちが誕生 … ［続きを読む］

『騎士団長殺し』が少女の通過儀礼に託した希望

68歳、村上春樹の年齢的・世代的な意識と責任感

「面白い物語」を超えた「深さ」　村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』(第一部・第二部、新潮社)は、ベストセラーらしい間口の広さを構えた小説だ。 … ［続きを読む］

続・青山ミチは昭和歌謡のどこにいたのか？

“最後の歌”と彼女が抱き続けた夢

クラウン時代の多彩な歌　青山ミチの歌手としての活動は、1962年のデビューから1966年までのポリドールレコード時代、移籍した1966年から … ［続きを読む］

村上春樹『騎士団長殺し』のループにはまって

寓意の未「完了」性――３・１１後の世界の手触り

　ループにはまる。小説『騎士団長殺し』の第2部を読み終えたあと、もう一度第1部の「プロローグ」に戻り、ふたたび第1部の1章から読み進め、第2 … ［続きを読む］

村上春樹の新作で『君の名は。』を思い出した

何事もなかったかのように生き延びる「現状肯定」と「日本回帰」

村上春樹の本とは思えない　『騎士団長殺し』を読みながら、困った。あまりにもドラマがない。これまで村上春樹の小説は、謎の人物たちが時空を超えて … ［続きを読む］

青山ミチは昭和歌謡のどこにいたのか？

彼女が育った横浜・山手を歩く

忘れられた歌姫の死　2017年2月8日、青山ミチの訃報を聞いた。　正確な日時は明らかではない。彼女(おそらく一人住まいだった)の居宅を訪れた … ［続きを読む］

［19］演劇と現実の境目がなくなった１週間

1月31日(火)　きのうの辺見庸講演会の余韻がまだ心の中にずっしりと残っている。午前10時、局で定例会議。ますます漂流感覚がつのる。「沖縄タ … ［続きを読む］

法理に基づいた「帝国の慰安婦」無罪判決

少女像問題めぐり再び緊張する日韓関係を憂慮

　１月２５日、ソウル東部地裁は刑事上の名誉毀損で懲役３年を求刑されていた「帝国の慰安婦」の著者朴裕河（パクユハ）氏に無罪判決を出した。ハフィ … ［続きを読む］

ロシアはフィギュアスケートで平昌に出られない？

ドーピング問題で米国が強硬提案。ソチの金メダリスト・ソトニコワの調査結果は？

　米国ミズーリ州カンサスシティで開催されていたフィギュアスケート全米選手権の会場で1月19日、米国フィギュアスケート連盟(USFSA)の会長 … ［続きを読む］

［書評］『貸本マンガと戦後の風景』

高野慎三著

戦後的現実を背景にした刺激的なマンガ史だ！　　　日本の現代マンガは、手塚治虫を起点にして、それが太い幹に育ち枝葉を茂らせて隆盛期を迎えたとい … ［続きを読む］

[15]イラクから帰国、とんがった人々をみる

1月3日(火)　今日でイラクとはひとまずお別れだ。午前4時起床。シャワーを浴びてパッキングを済ませホテルを5時にチェックアウト。何だかこのホ … ［続きを読む］

浅田真央が五輪シーズンまで現役を続行する理由

膝の痛みが治まれば、平昌（ピョンチャン）は射程距離

　2016年12月の全日本選手権で浅田真央が12位に終わったことは、多くのスケートファンにとってショッキングな結果だった。　まだ小学生だった … ［続きを読む］

映画『この世界の片隅に』片渕須直監督に聞く

空を見上げて生きる普通の暮らしの愛おしさ

逆境から奇跡的大ヒットを達成　長編アニメーション映画『この世界の片隅に』の大ヒットが続いている。こうの史代氏による同名漫画をベテランの片渕須 … ［続きを読む］

『この世界の片隅に』は少女漫画の型を破った

愛らしくかつ強靭な、「居場所」をめぐる物語

居場所の問題　『この世界の片隅に』は、題名にも明らかなように、「居場所」をめぐる物語です。　「私」が住まう、この世界のわずかなスペースは、た … ［続きを読む］

[1]フェイスブックと闘ったノルウェーの新聞

フェイスブックとニュースメディアの衝突は来年も続くだろう

　 コペンハーゲンで開催されたテレビニュースの国際会議「News Xchange」(主催は欧州放送連合=EBU=傘下のユーロビジョン)は、欧 … ［続きを読む］

高齢ドライバーから免許を取り上げるべきなのか

若者の方が高い事故率、高齢者向けの免許と自動車の開発を

　高齢者ドライバーの事故が話題になっている。  10月28日に横浜市港南区で、87歳の男性が運転していた軽トラックが、集団登校して … ［続きを読む］

沖縄の負担軽減にならない北部訓練場の過半返還

その実態は、使用していない基地の毒付き返還でしかない

　国内最大規模の米軍専用施設で、沖縄県の東村と国頭村にまたがる北部訓練場（７,８２４ヘクタール）の過半（約４,０００ヘクタール）が、本年１２ … ［続きを読む］

［4］１９７０大阪万博――「世界」と「未来」

「世界」を把捉しうる“スモールワールド”　先に結論を言ってしまえば、人々を惹きつけたのは、「世界」と「未来」である。 … ［続きを読む］

パナマ文書に小室哲哉氏、天木直人氏、いがらしゆみこ氏の名前も

　人気漫画「キャンディ・キャンディ」で知られる漫画家のいがらしゆみこさんの名前が、カリブ海のタックスヘイブン（租税回避地）にある会社の役員と … ［続きを読む］

「欅坂４６」のナチス風衣装とトランプ勝利の意味

異なる者への偏見と不寛容が広がる世界

　世界を驚かせたトランプ氏の米大統領選勝利の少し前、アイドルグループ「欅坂46」のナチス風衣装に、サイモン・ウィーゼンタール・センター副所長 … ［続きを読む］

［1］１９７０大阪万博――万博少年たち

はじめに――2020年代に蘇るものはなにか？　安倍晋三首相は2016年9月28日の衆院本会議で、2025年の万国博覧会の大阪誘致に向け、立候 … ［続きを読む］

［書評］『セカンドハンドの時代』

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著　松本妙子訳

魂の声が国を超えるとき　ベラルーシのジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、およそ20年の歳月をかけて本書を出版し、2015年 … ［続きを読む］

［3］「迷惑」という言葉がないカザフスタン

　ウズベキスタンの首都タシケントの空港に着くと、そのまま乗り替えゲートに向かい、隣国のカザフスタンに飛んだ。1時間半後に着いたのはかつての首 … ［続きを読む］

宇井純さんが沖縄に残したもの

没後１０年に深刻化する水事情

　宇井純さん（沖縄大学名誉教授）が亡くなられて、今年（２０１６年）の１１月１１日でちょうど１０年になる。水俣病の原因解明に貢献した業績と、東 … ［続きを読む］

『シン・ゴジラ』は日本の「死に至る病」を示す

「現場」と「根性論」への幻想が生む地獄

　映画『シン・ゴジラ』が好調である。筆者も監督一流の楽屋落ちもしくは主人公以外の人類がほぼ滅亡しての終劇に怯(おび)えながら、公開初日から劇 … ［続きを読む］

小説らしい小説、増山実の『勇者たちへの伝言』

「第４回大阪ほんま本大賞」を言祝ぐ

　大阪にOBOP(Osaka Book One Project)というプロジェクトがある。大阪の書店が集まり、ぜひ売りたい、多くの人にぜひ読 … ［続きを読む］

志布志うなぎ少女ＣＭで見えた差別の根深さ（下）

不適切な市役所の対応と適切な８つの謝罪要素

　前回と前々回に引き続き、うなぎをスクール水着少女で擬人化した鹿児島県志布志市のふるさと納税のCMが大きな批判を受けた問題を取り上げて行きた … ［続きを読む］

志布志うなぎ少女ＣＭで見えた差別の根深さ（中）

差別を受け手の問題と不快の問題に矮小化するな

　前回に引き続き、うなぎをスクール水着少女で擬人化した鹿児島県志布志市のふるさと納税のCMについて、大きな批判を受けて市が削除した問題を取り … ［続きを読む］

志布志うなぎ少女ＣＭで見えた差別の根深さ(上)

市役所の感覚は「少女=養殖」なのですか？

　先日、日本のとある南の町の名が世界のメディアを駆け巡りました。その町の名は鹿児島県志布志市。　うなぎをふるさと納税返礼品としている同市は、 … ［続きを読む］

［7］東京五輪までに「痴漢ゼロ都市」の実現を

　これまで6回にわたり、痴漢の問題について様々な視点から分析と提案をしてきました。ただし、これでもまだ論じて切れていないことも多くあり、痴漢 … ［続きを読む］