編集者 の検索結果

報道機関は人材確保のあり方の再考を

　就活が佳境に入っている。２０１５年３月卒業予定の大学生・大学院生を対象にした就職情報会社『学情』の就職人気企業ランキングによると、ＪＴＢグ … ［続きを読む］

［2］彼は自分が犯した行動に破壊されている

　ジョシュア・オッペンハイマー監督との対話の中盤部分を掲載します。ここでは、加害者たちの「良心の呵責」について、容赦のないやりとりが行われて … ［続きを読む］

為政者の言葉――曽我逸郎著『国旗、国歌、日本を考えるーー中川村の暮らしから』編集余話

大槻慎二

　自分が作った本のことなので、話題は編集裏話めいたり、あるいは著者についてであったり、また本の宣伝だったりと、とりとめのない文章になることを … ［続きを読む］

［1］”ＳＴＡＰ細胞”報道とジャーナリズムのいま　最初から感じた違和感の正体　

　ＳＴＡＰ細胞をめぐる一連の騒ぎは混迷の色を深め、その動きをフォローするマスメディアの報道のあり方やインターネット上の情報発信でも様々な問題 … ［続きを読む］

［1］善人と悪人を区別する道徳上の嘘が崩壊する

　映画『アクト・オブ・キリング』は、僕がこの５年間くらいにみた映画のなかでまちがいなく最も衝撃を受けた作品のひとつだ。未解決の問いが宙づりに … ［続きを読む］

理研の笹井芳樹副センター長の不正行為

　理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長は、4月16日、STAP細胞の論文問題に関する会見で、「センター長の依頼 … ［続きを読む］

論文不正を防ぐ根本的な構造変革とは

　嫌な予感がした。WＥＢＲＯＮＺＡからSTAP細胞の議論に参加してくれという依頼だ。この件は、あまりにいろいろな話があって、しっかりした議論 … ［続きを読む］

「自信がついた」ランドセル俳人・小林凜くんが迎える春

宇佐美貴子（朝日新聞記者）

　「いじめと闘うランドセル俳人」として注目される小林凜くんは、朝日俳壇で頭角を現した。初入選した２０１０年１２月から現在までの俳句を、俳壇担 … ［続きを読む］

［26］（番外編）オリンピックパークの町に住む（１）

会場まで２００メートル!?

　オリンピックパークから、２００メートル！　それが、私の泊まった宿の謳い文句だ。宿といってもホテルでもＢ＆Ｂ（Bed and Breakfa … ［続きを読む］

［25］浅田真央、「エイトトリプル」の真実（２）

メディアの大騒ぎがプラスに？

（承前）　そして今回、大いに驚いたのは、誰もが社会の公器と信じて疑わない某大新聞（「朝日」ではない）が、「エイトトリプル」をメインに使い、派 … ［続きを読む］

佐村河内守さん事件、最初は笑ったが、だんだん胸が痛くなり……

　偽ベートーベン問題。耳が聞こえないというフレコミだったからベートーベンと称され、偉人の威を借りてたわけなんだけど、ベートーベンというところ … ［続きを読む］

炎上に頼らない、ネット論壇の議論活性化策――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（１４）

　閑歳孝子氏（Ｚａｉｍ）がザ・ハフィントン・ポスト日本版の２０１３年５～６月分をソーシャル解析してみたところ、最もコメントの多かった記事は「 … ［続きを読む］

［18］第２章　演劇篇（１０）

ムーラン・ルージュ

不景気のなか、劇場と映画館は大入り続き　関東大震災後の日本と東日本大震災後の日本との共通点、酷似点について主に触れてきたが、もちろん相違点も … ［続きを読む］

コメント編集で「良質」を目指すザ・ハフィントン・ポスト――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（１３）

情報ネットワーク法学会

　アメリカのネットメディア、ザ・ハフィントン・ポストの日本版がスタートして半年以上が経過した。２ちゃんねるに代表されるように、匿名でネガティ … ［続きを読む］

「温暖化防止に原発は必要」という主張の是非（下）

　「深刻化する温暖化による脅威を回避するためには、原発の利用が不可欠だ」というコロンビア大のジェームズ・ハンセン博士らの書簡に対する反論を見 … ［続きを読む］

［19］ルポライター　杉山春との対話（下）

　――杉山さんご自身、母親であることとライターの活動はかかわりあっているのですか。　杉山　そうですね。私は、自分のことを書いているので。私は … ［続きを読む］

［18］ルポライター　杉山春との対話（中）

　――そもそもどういういきさつでライターになられたのですか。　杉山　早稲田の一文を１９８１年に卒業しました。私の母は、１歳半年上の兄と男女分 … ［続きを読む］

日本史必修で日本史嫌いが増える？　教科書なんか放っておけばいい

　出版界のなかで、「歴史」「宗教」「哲学」分野は、いつの時代でも必要とされるテーマである。俗にいえば、多くの読者がいる。自分の意見を世に問い … ［続きを読む］

［17］ルポライター　杉山春との対話（上）

　日々のニュースのなかで、最も見聞きしたくないのが、死に至らしめるような児童虐待事件だ。　初めてそうした陰惨な事件を知ったのは１９８０年代の … ［続きを読む］

必見！　ナチ残党狩りを描くオーソン・ウェルズの『謎のストレンジャー』（下） ――ヒッチコック映画との共通点、巨匠ジョン・フォードの影響など

　今回は、本稿（上）（中）で触れられなかった『謎のストレンジャー』の演出上のいくつかの特徴、とりわけヒッチコック映画と本作の共通点、巨匠ジョ … ［続きを読む］

「場」に加わる。次は自分で「場」をつくってみる――民主主義の基礎として

宇野重規×湯浅誠

　参院選の自民党大勝、特定秘密保護法の成立、石破茂・自民党幹事長の「デモ＝テロ」発言、そして、おさまらない「ヘイトスピーチ」… … ［続きを読む］

医学界は変われるか？　ディオバン問題の１年

　もう年の瀬というのに、高血圧治療薬ディオバンをめぐる臨床研究で、いったい誰が何のために不正なデータ操作をしたのか、真相は一向に明らかになら … ［続きを読む］

［15］第２章　演劇篇（７）

ナンセンス忠臣蔵

成功をもたらしたのは珍奇であざとい宣伝と仕掛け　１９３０（昭和５）年の末、珍妙にして人目を惹く広告が新聞の求人欄にのった。　「遺産五千万を抱 … ［続きを読む］

秘密保護法案、マスメディアの人間は組織の「空気」とどう向き合うか

　特定秘密保護法案について書く。と言っても、この法案の中身の検証ではない。この法案は端的に言って欠陥法案であり、このまま法制化されると取り返 … ［続きを読む］

フジテレビ『ほこ×たて』の「実態調査」はガチンコ勝負で

　フジテレビの人気番組『ほこ×たて』で「不適切な演出」が次々に見つかり、　番組打ち切りが決まった。この番組は、主に日本の中小企業 … ［続きを読む］

ＢＳ日テレも参入、人気集める報道番組

　ＢＳ日テレは９月３０日から月～金曜の午後１０～１１時に新しい報道番組「深層ＮＥＷＳ」をスタートさせた。平日の同じ時間帯には高い視聴率を稼ぐ … ［続きを読む］

［16］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（下）

　――会長の覚えもめでたく家父長的な支配構造の中で順調に出世していて、いったい『無念は力』の無念とは何がモチーフだったのでしょうか？　≪３８ … ［続きを読む］

［15］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（中）

　≪外から見ていると、ＮＨＫは日本のジャーナリズムの世界で最も官僚的な体質が色濃いように私は思う（これに対して小俣氏は「朝日のほうがＮＨＫよ … ［続きを読む］

真の芸術家・藤圭子の最大の「不幸」とは何だったのか？

山口百恵、松田聖子、中森明菜と不幸歌手

　歌手・藤圭子が亡くなった。多くの報道がなされているが、歌手としての仕事そのものについて論じたものは、私の眼にした範囲では、ほとんどなかった … ［続きを読む］

大学生の新聞離れ、学割では食い止められない

　電気代、ガソリン代、乳製品など物価上昇はほぼ全国一律で起きる。しかし各世帯の家計収入、懐具合は一律には変化しない。賃金水準が全国平均より低 … ［続きを読む］