グローバル化 の検索結果

【野田流統治システムへの疑問（３）】「国家戦略会議」――これでお茶を濁しているときではない

薬師寺克行

　野田政権が発足して約２カ月、徐々にその姿や手法が見えてきた。　どんな政権でも何か「改革」を掲げて成果を上げたがるが、この政権はやらなければ … ［続きを読む］

他人事でない米・英の外国公務員贈賄防止罪のリスク

　今年7月に施行された2010年英国贈賄防止法が、米国の海外腐敗行為防止法(FCPA)と並び日本企業にとって脅威になりそうだ。英国でビジネス … ［続きを読む］

９９％への強い違和感

　「我々は９９％だ」というウォールストリートに端を発する先進国デモだが、先日、ついに東京にも波及した。ただ、彼らの主張には強い違和感をおぼえ … ［続きを読む］

加わった自然災害リスク、八方ふさがりのものづくり

　日産自動車のカルロス・ゴーン社長は２４日の記者会見でタイの洪水の影響を聞かれ、「自然災害は起きたら準備した対応策を実行し、対応できるが、円 … ［続きを読む］

アジアより米国重視のＴＰＰ－論点はコメ依存の脱却

　日本における環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の議論は唐突に始まった。横浜で開催されたアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議の目玉として … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（４）――脱原発への工程と方策

●１２章、４８ページの報告書　さて、脱原発の倫理と論理、そのための具体的な工程がどのように描かれているのか。報告書の中身を詳しく見てみよう。 … ［続きを読む］

［1］異色の韓国男児キャラ

　つい１年前までは、韓流ファン以外には知られていなかったその名を、いまや雑誌やテレビで見ない日はない。チャン・グンソク（２４）のことだ。　最 … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（３）――脱原発へのマニフェストと「フクシマ」の衝撃

●原発事故への驚きと落胆　東日本大震災と福島第一原発の事故をきっかけに、ドイツは脱原発へと大きく回帰した。その衝撃の大きさを物語るように、メ … ［続きを読む］

【欧州エネルギー事情】　ドイツ編（１）――新たな文明への挑戦、脱原発の倫理と論理

脇阪紀行

●倫理委員会の顔　約束の時間がきても、老人は話を切り上げようとしなかった。日本人に自らの思いを伝えたい。強い意思が感じられる。　ドイツの首都 … ［続きを読む］

老舗の製造業、復活の期待と現実

木代泰之

　「日立製作所と三菱重工が経営統合する」という日経新聞の記事（8月4日）は結局、誤報に終わるようだ。しかし、ある壮大な期待を世間に抱かせたこ … ［続きを読む］

素材・部品では限界。円高生かし転換を

木代泰之

　3月の大震災で日本製の素材・部品の供給（サプライチェーン）が途切れ、その広がりと強さが世界で再認識された。さすが日本の製造業である。だが、 … ［続きを読む］

課徴金と株主代表訴訟、その危険な連鎖

　独占禁止法や金融商品取引法違反で課徴金処分を受けた企業の取締役らが、違法行為による損害を防げなかったなどとして、株主代表訴訟を起こされるケ … ［続きを読む］

反ＥＵ・反イスラムの心情と対峙する欧州の「現実主義」

三島憲一

　オスロ都心の官庁街の爆弾で８人、郊外の島で６８人が虐殺されたノルウェーの事件は、いささか自閉的な右翼青年の犯罪であったが、ヨーロッパ中に衝 … ［続きを読む］

広田照幸さんに聞く　「ポスト震災の教育をどう考えるか」――（２）教育基本法や学習指導要領を使いこなす

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

〔教育の目的について〕――「教育の目的」について、どう考えればよいですか。しばらく前の時期には、「グローバル競争の中で日本の経済が勝ち抜くた … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン　【北海道から何を発信するか】　経済・金融・財政の構造変化と針の穴

宮脇淳（行政学、公共政策学）

　２０００年代に入り、北海道と日本全体の経済動向の乖離が大きくなっている。以前は、日本経済が回復するとそれに遅れて北海道経済が回復、日本経済 … ［続きを読む］

「東大秋入学」は日本を変えるか（下）　進む大学の機能分化と新卒一括採用の多様化

常見陽平

◇進む大学の機能分化◇　東京大学が秋入学を始めとする改革を打ち出したことにより、日本の他の大学は秋入学に向かうのではないかという論もある。た … ［続きを読む］

「東大秋入学」は日本を変えるか（上）　「タフな東大生」育成への期待

常見陽平

◇「秋入学」に驚いている場合じゃない◇　「東大が秋入学を検討」していることが、話題になっている。メディアでは、特徴的な事象ばかりが話題になり … ［続きを読む］

昭和の負のトライアングル崩れるか

城繁幸

　「東大が秋入試への移行を検討」というニュースが、教育界、産業界を巻き込んで大きな話題となっている。大学のグローバル化が直接的な狙いらしいが … ［続きを読む］

「空洞化」ではなく「新しい国家モデル」を予感

木代泰之

　中国をはじめ成長するアジアに向かう日本企業の動きが止まらない。何年も前から製造業、飲食業、小売業、金融業などあらゆる業種が海外展開してきた … ［続きを読む］

自民党から総理を出せ

林志行

　今のリーダーのどこに不満があるのか。　十分な議論をせず、思いつきで政策を掲げているように見える。法律にがんじがらめにされ、うまく成果を見せ … ［続きを読む］

「危機に強い知性」を生物に学ぶ

下條信輔

　想定外の大きな危機や損傷に対して、生物はどのように対処しているだろうか。現代世界のグローバル化と、それに伴う災害や危機の大規模化。そうした … ［続きを読む］

なあなあの原子力体制（最終回）――原子力関係者と公共の議論の場を

三島憲一

原子力政策を推進した自民党は陳謝すべき　　これまで述べたような日本の構造は、外国にもとっくに知られている。私が多少ともフォローしているドイツ … ［続きを読む］

堀江貴文氏を強く支持する

宇野常寛

　「ホリエモンの時代は終わるのか」というのが今回の「お題」なわけだが、個人的にはこのコピー自体に堀江氏への不当に低い評価を感じざるを得ない。 … ［続きを読む］

「鎮守の森」のエネルギーコミュニティー（上）

広井良典

　震災復興と、さらにその先の日本のありようを構想する、朝日新聞の「ニッポン前へ委員会」のメンバーに加わらせていただくことになった。５月１日付 … ［続きを読む］

若者の「ローカル志向」は負の現象か（下）――グローバルの先のローカル

広井良典

　経済のグローバル化の先にはローカル化があるのではないか、という本稿（上）の議論は、「新成長戦略」などということが喧しく言われている現政権の … ［続きを読む］

不可避な財界の構造変化／東電福島第１原発事故

安井孝之

　財界の真ん中にいた東京電力は、もはや民間企業として自立した経営体として生き残ることは難しくなった。東日本大地震が引き起こした福島第１原発事 … ［続きを読む］

懸念される資源需給の逼迫

藤井英彦

　東日本大震災のダメージが深刻だ。復興に向けた取り組みが始動したものの、未だ目処は立たない。影響は国内にとどまらず海外にも及ぶ。本稿では海外 … ［続きを読む］

巨大地震が示したもの――巨大技術と集権型システムの危うさ【無料】

脇阪紀行

　こんな時に心の平静を保つことがいかに難しいことか。ついに東京電力福島第1原発の「緊急事態」は、半径２０キロ圏内の住民の避難から２０～３０キ … ［続きを読む］

若手官僚が霞が関を飛び出した：「青山社中」の理念と展望

朝比奈一郎（青山社中）＆遠藤洋路（同）／聞き手：鈴木崇弘

　１４年間、霞が関の改革に挑んだ経産省出身の朝比奈一郎氏と、文科省出身の遠藤洋路氏。二人は、「プロジェクトＫ（新しい霞ケ関を創る若手の会）」 … ［続きを読む］

若狭勝弁護士「崖にたとえる危険管理・危機管理」

「企業不正と社会責任」をテーマに15周年特別記念シンポジウム

　　日本経営倫理士協会創立15周年特別記念シンポジウムが3月1日、東京都渋谷区のこどもの城で開かれ、企業のコンプライアンスやＣＳＲの担当者ら … ［続きを読む］