資本主義 の検索結果

広がる所得格差、どこへ行く資本主義

　年末になると、３年前に起きた製造業の「派遣切り」を思い出す。 　リーマンショックで打撃を受けた製造業の派遣社員が大量解雇され、寒 … ［続きを読む］

米中そして日本、課題ばかりが残った

吉田文和

　ＣＯＰ17の課題は、すべての主要排出国が入る新たな枠組みづくりと、京都議定書の延長問題であった。前者について、2015年までに交渉を終え、 … ［続きを読む］

新連載【論壇女子部が行く！】　古市憲寿（上）――いまの若い世代は、自然な形で上の世代と繋がっていける

聞き手＝論壇女子部

「論壇女子部」連載の記念すべき第１回にインタビューさせていただいたのは、２６歳の社会学者・古市憲寿さんです。最近、『絶望の国の幸福な若者たち … ［続きを読む］

日本生命：二足のわらじをはいたオリンパス株主

「エグジット」はインサイダー取引に当たるか？

二足のわらじをはいたオリンパス株主 外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン・ギブンズ（Stephen Givens）　オリン … ［続きを読む］

オリンパス元専務がウッドフォード元社長復帰を呼びかけ

ホームページを立ち上げ社員署名集め

　巨額不正経理問題に揺れるオリンパスで、疑惑を内部告発したマイケル・ウッドフォード氏（５１）の社長復帰を求めて、元専務の宮田耕治さん（７０） … ［続きを読む］

原発輸出は野田政権が帝国主義化しつつあることの証左だ

　日本政府は、ベトナムへの原発輸出に舵を切った。それ以外にもインド、トルコ、リトアニアにも原発を輸出しようとしている。日本国内では脱原発依存 … ［続きを読む］

ギリシャ危機…潰えた国民投票の政治的意味

鈴木崇弘

　ギリシャ危機、それに伴うＥＵの混乱は、欧州発の財政・金融危機への緊急対応の問題（注１）があるために、どうしても金融・財政や経済の問題が前面 … ［続きを読む］

「ウルトラＱ」のマーブル模様は抽象表現主義？　

　ケムール人にさらわれたらどうしよう、自分もカネゴンになっちゃうんだろうか、と心配したり、Ｍ１号が繰り返す「私はカモメ」が怖くて夜寝れなかっ … ［続きを読む］

２０１２年の「フィールド・オブ・ドリームス」――モバゲーベイスターズスタジアムへようこそ

　横浜ベイスターズを買収するＤｅＮＡ。ＤｅＮＡといえば、ケータイやスマートフォンでおなじみのゲームサイト「モバゲー」。モバゲーといえば「怪盗 … ［続きを読む］

グローバルな金融取引税を導入しよう

　世界を恐慌のふちに立たせているのは、もとはといえば金融バブルとその崩壊だ。それによる世界同時不況と、救済のための財政支出が各国の財政を危機 … ［続きを読む］

ケアとしての科学（下）定常社会に寄り添う

　前回はこれからの科学のあり方として「ケアとしての科学」という方向について述べたが、ここではそれをもう少し広い社会的文脈の中で考えてみたい。 … ［続きを読む］

金持ちになるのは実力か運か

　先日、ある会合で会った女性起業家の話に驚いた。彼女は、航空会社のキャビンアテンダントをやめて、マナーや美容に関するコンサルタント業を始め、 … ［続きを読む］

崩壊する米国の中間層、遠い雇用回復

木代泰之

　ロスアンゼルスに暮らす友人から、最近こんな話を聞いた。「近所のゴミ捨て場は収集日の朝になると、普通の服装をした１０人ほどの男女が巨大なポリ … ［続きを読む］

米国は、若者の雇用のためにＴＰＰ＝保護主義を進める

　グローバリゼーションが進む中で、米国はもっとも有利な立場にあるはずだ。それにもかかわらず格差に抗議する若者のデモが大学生にまで波及した。米 … ［続きを読む］

村上春樹をめぐる暴論に固執して

　馬齢を重ねることは、誠に寂しい。覚え間違いなど日常茶飯事なんです。けれど、それがほんの時たま、怪我の功名となることもある。その底にある、無 … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン 【東アジアを考える】 ポスト共産党王朝を見据えた日中関係を

鈴木賢（比較法、中国法・台湾法）

●メディア統制に緩み？　去る７月２５日に中国浙江省温州市郊外で発生した高速鉄道事故は、猛スピードで経済発展を続ける中国の危うさを改めて内外に … ［続きを読む］

球団経営は自由競争でいいのだろうか？

大坪正則（スポーツ経営学）

　プロ野球（ＮＰＢ）の今シーズンも各球団の残り試合が３０を切り、パ・リーグはリーグ優勝の先行きが見えてきた。だが、３位争いはセ・パ両リーグ共 … ［続きを読む］

ドーピング問題――禁止する薬物リストを作成して公開すべき

大坪正則（スポーツ経営学）

　日本プロ野球組織（ＮＰＢ）の医事委員会が、９月１日、中日ドラゴンズの井端弘和選手から禁止薬物を検出したと発表した。ＮＰＢは２００７年から本 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 高城剛さんに聞く　「ウェブの未来」――（３） 一身二生、２つの地域で２つの仕事をして暮らそう

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員

◆「脱藩」してシステムのクラッシュを待つ◆――これまでうかがってきたメディア状況や日本的システムの問題と同時に、高城さんは２００７年以降の個 … ［続きを読む］

「ステークホルダーの皆様」は経営と収益性の弱さの言い訳か？

「ステークホルダーの皆様」をアピールする企業は経営と収益性の弱さの言い訳にそうしている臭いがする外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン … ［続きを読む］

失業対策事業のトラウマを超えて

本田由紀

　「失業対策事業」という言葉を聞くと、おそらく若い人たちはきょとんとするだろうし、より年長の人々の中には反射的に眉をしかめる人も多いことだろ … ［続きを読む］

日本国債に暴落のリスクはあるのか

森永卓郎

　ＧＤＰの２倍という世界最大の借金を抱える日本の財政は、破たん寸前だ。このままいけば、国際価格の下落＝金利の急騰が発生し、予算が組めなくなる … ［続きを読む］

構造変化と長期停滞

榊原英資

　世界経済は今、数百年に一度の大きな構造変化の時期にあると言われています。欧米中心の現在の資本主義は長い16世紀（1450～1620年）にイ … ［続きを読む］

広島の核廃絶の誓い再び

寺岡伸章

　終戦の暑い夏が、またやってくる。　わたしは小学6年生の担任の先生から「君たち日本人の役割は世界から核兵器をなくすことだ」と説教されたのをよ … ［続きを読む］

広田照幸さんに聞く　「ポスト震災の教育をどう考えるか」――（２）教育基本法や学習指導要領を使いこなす

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

〔教育の目的について〕――「教育の目的」について、どう考えればよいですか。しばらく前の時期には、「グローバル競争の中で日本の経済が勝ち抜くた … ［続きを読む］

近代資本主義の終焉

榊原英資

　震災、そして原発事故の結果として節電が今夏以降の日本経済の課題になっている。　第2次世界大戦後の物不足のなかで、停電などが相次いだことは過 … ［続きを読む］

「空洞化」ではなく「新しい国家モデル」を予感

木代泰之

　中国をはじめ成長するアジアに向かう日本企業の動きが止まらない。何年も前から製造業、飲食業、小売業、金融業などあらゆる業種が海外展開してきた … ［続きを読む］

モノ言う株主の再来、日本はどう返事するか？

モノ言う株主の再来、日本はどう返事するか？外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン・ギブンズ（Stephen Givens）　しばらくな … ［続きを読む］

政治は権力闘争である

原田泰

　前回、マスコミは、政策分析に関する情報をもっと提供すべきだと書いたら、政治記者は政策分析をしたことがないのだから無理であるというコメントを … ［続きを読む］

ドイツ、脱原発への道（上）――州首相を生んだ緑の党の学習過程

三島憲一

　原発事故はドイツでも派手に報道された。おりから南ドイツの重要な州であるバーデン・ヴュルテンベルク州の選挙直前ということもあった。原発事故の … ［続きを読む］