イスラム の検索結果

ウイグルの民族組織、ETIMとWUCとは何か？

柴田哲雄／愛知学院大学准教授（歴史学）

　10月28日に発生した北京の天安門広場における車両突入、炎上事件について、中国当局は東トルキスタン・イスラム運動（ETIM）が関与している … ［続きを読む］

秘密保全の法律がいかに濫用 されたか 現実を直視しよう（『Journalism』12月号より）

外岡秀俊（ジャーナリスト、北海道大学公共政策大学院研究員）

　衆参の過半数を与党が占める「１強」国会のもとで、「特定秘密保護法案」の審議が始まった（※本論考は１１月２６日校了：WEBRONZA編集部注 … ［続きを読む］

イスラム金融と仏教ファイナンス？

イスラム金融と仏教ファイナンス？　アンダーソン・毛利・友常法律事務所　弁護士　上林 英彦　・　はじめに　筆者は中東駐在の経験から、中東諸国に … ［続きを読む］

オバマの「右往左往」で世界とシリアは混乱――理念と内政、国際政治を堂々巡り

　近年、これほど自らの右往左往ぶりを表面化させた米大統領はあまりいない。　カーター元大統領（１９７７～８１）以来かもしれない。大統領再選と在 … ［続きを読む］

宗派間の底知れない恐怖心が支配するシリアのシナリオ

　日本時間の９月１５日未明、ロシアとアメリカがシリアの化学兵器の国際管理に関して合意に達した。ロシアの提案を実質上アメリカが受け入れる形で、 … ［続きを読む］

アフリカを知るために（上）――資源大国のルポルタージュ

　“カダフィは、「リビアはアラブではない」という姿勢を取るようになりました。リビアはアラブ諸国との外交は続けるが、アイデンティテ … ［続きを読む］

東京五輪を機会に、日本をスポーツ大国に

　２０２０年夏季五輪の開催都市に東京が選ばれた。スペインのマドリードには勢いがあり、トルコのイスタンブールには大義があった。だから、東京の勝 … ［続きを読む］

五輪もＥＵ加盟も挫折、イスラム色強めるトルコの不確かな未来

　２０２０年五輪招致でイスタンブールは負けた。５月末にはイスラム色を強めるエルドアン首相への抗議デモが頻発し、６月は新興国に共通の通貨安と株 … ［続きを読む］

フリーランスの仏教徒として

室　謙二

　私はフリーランスの仏教徒である。もっとも私も最初はそんな言葉があることを知らなかった。カレン・アームストロング（比較宗教学）のラジオインタ … ［続きを読む］

変調を来す新興市場国の政治と経済

　過去１０年近く平均１０％前後の成長率を達成していた中国経済が大きく減速し始めている。　２０１３年第一四半期の成長率は７．７％、２０１３年全 … ［続きを読む］

アジア・新興国の会社法実務戦略Q＆A

『アジア・新興国の会社法実務戦略Q＆A』　２０１３年４月２６日発行　編者：アンダーソン・毛利・友常法律事務所　商事法務　アンダーソン・毛利・ … ［続きを読む］

エジプト、軍事クーデターを誘ったインフレ・失業

　エジプトは２年余りというごく短期の間に、２度にわたる革命を経験し、混迷時代に入ろうとしている。　選挙を通じて初めて選ばれたムルシ大統領の就 … ［続きを読む］

見えてきた「東京五輪」――日本が主導すべきこととは？

　６月２５日、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が２０２０年夏季オリンピック（五輪）候補都市に関する評価報告書の内容を公表した。　これまで競争 … ［続きを読む］

イラン大統領選、ロウハニ勝利の謎

　６月のイラン大統領選挙での最大の謎は、なぜロウハニ候補が圧勝したかではない。なぜハメネイ最高指導者がロウハニの勝利を許したかである。言うま … ［続きを読む］

中東を新書で読む（下）――歴史の中でとらえる

　エジプトを軸とする中東の動きを長年観察してきた田原牧の『中東民衆革命の真実——エジプト現地レポート』（集英社新書） … ［続きを読む］

中東を新書で読む（上）――新聞・テレビ報道の補完として

　もう２年半近く経つのか、と思う。　「ジャスミン革命」と呼ばれたチュニジアの民衆蜂起は、２０１１年１月１４日に、ベン＝アリー大統領の国外亡命 … ［続きを読む］

パキスタン・タリバーンが抱える「爆弾」

　パキスタンの総選挙（５月１１日投票）で大きく報じられたのは、政権与党に対する反政府武装勢力パキスタン・タリバーン運動（ＴＴＰ）による爆弾テ … ［続きを読む］

米国は「歴史問題」に向き合うべき――他者の痛みへのまなざしは、ホームグロウン・テロの抑止剤となる

　ボストン爆破テロの実行犯が逮捕された。北カフカス出身のムスリムの兄弟で、一家で米国に移住したこと、ＦＢＩが過去に接触した際には国際テロ組織 … ［続きを読む］

ビンラディン暗殺の「闇」の深さ――ボストン爆弾テロ事件と暴力の連鎖

　笑顔と歓声に包まれた休日の穏やかな時間を、突然の爆音が切り裂いた。　血まみれで逃げ惑う人々。郵便で送り付けられてくる毒薬。　米国ボストンで … ［続きを読む］

ケニヤで落選したオバマ候補

　ケニヤにいるアメリカのオバマ大統領の腹違いの兄のマリク・オバマ（５５）が、３月３日に行われた地域の長を選ぶ選挙に立候補し惨敗した。オバマ大 … ［続きを読む］

Ｆ－３５談話は日本人を狙うテロを増長する

　ハリウッド映画「アルゴ」が第８５回アカデミー賞作品賞を受賞した。イラン革命時の在イラン米国大使館人質事件を扱ったものである。アルゴは、９・ … ［続きを読む］

【映画『アルゴ』をめぐって】 イランの反応

　アカデミー作品賞の映画『アルゴ』では、イラン革命は必ずしも好意的には描かれていない。頭の切れるＣＩＡ（アメリカ中央情報局）のスパイが、敵地 … ［続きを読む］

米国シェールガス革命と世界の地政学的変化

　米国で、シェール革命と呼ばれる、頁岩（シェール）中に賦存する天然ガスと原油の採掘が進んでいる。深度数千メートルにあるシェールを水圧で破砕し … ［続きを読む］

１００万人、１０万人、１０人――アルジェリアでのテロからひと月

　アルジェリアで日本人１０名が殺害された痛ましい事件から１か月が過ぎた。少し落ち着いて、状況を振り返ってもよい頃であろうか。　アルジェリアの … ［続きを読む］

東京五輪招致への方策は万全か？

　９月７日の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会で２０２０年の夏季五輪の開催都市が決定する。１月７日、最終候補地に残る２つの都市、東京、トル … ［続きを読む］

アルジェリア人質事件――軍事行動を支持したフランソワ・オランドの「教訓」

　フランソワ・オランド(フランス大統領)社会党政権下のフランス政府は、一月中旬、マリ情勢への軍事介入に踏み切った。また、フランス政府は、踵（ … ［続きを読む］

［2］水野和夫埼玉大大学院客員教授　３本の矢は語るに値しない/先進国は成長できない構造にある/マルクスを再評価

　シリーズ「アベノミクスを聞く」、第２回目は、民主党の仙谷由人元政調会長代行の経済政策ブレーンという関係も手伝って、そのマクロ経済分析が買わ … ［続きを読む］

軍事情報軽視の日本政府と防衛駐在官の構造的問題

　アルジェリア政府によるテロリストに対する攻撃で邦人にも多くの犠牲者が出た。小野寺五典防衛大臣はアフリカなどの防衛駐在官の強化を検討している … ［続きを読む］

イナメナスのテロ、標的にされる資源国ビジネス

　アルジェリア南東部イナメナスのガス関連施設で、イスラム武装勢力による襲撃、人質事件が発生した。襲撃された施設は、英ＢＰ、ノルウェーのスタト … ［続きを読む］

東南アジアに流浪する弁護士　タイとマレーシアでの経験から

東南アジアに流浪する弁護士　タイとマレーシアでの経験からアンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　安西 明毅　ここ数年、大手法律事務所の東南 … ［続きを読む］