裁判 の検索結果

DJプレイを適法にする著作権の権利制限規定

神様から著作権法を一ヵ所だけ変える力を貰ったら（3）

そもそもDJプレイとは　私は、バンド活動にのめり込んだ学生時代を過ごしたこともあり、弁護士として、音楽に関わる案件を多く取り扱っています。　 … ［続きを読む］

「人体実験」と法、患者の人格権を法学部助教授と付属病院講師が探求

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（９）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ゴーン事件契機に「人質司法」を国際語にしよう

ゴーン事件は日本刑事手続きの異常さのカタログ 　カルロス・ゴーン前日産会長の事件はまだ公判が始まっていない。捜査段階だけだが、それでも日本の … ［続きを読む］

中間選挙後も混乱続く米政局

トランプ再選の道筋は見えず

国論を二分した歴史的選挙　昨年11月6日に行われたアメリカの中間選挙には、様々な意味合いから関心が集まっていた。通常、新大統領が就任して初め … ［続きを読む］

『日本国紀』百田尚樹に決定的に欠落している認識

　百田尚樹の「通史」『日本国紀』(幻冬舎)では引用史料を一切示されず、歴史書の体をなしていないこと、そして叙述自体のいくつかの箇所がウィキペ … ［続きを読む］

［120］検察ファミリーという大枠

1月8日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。頭の中を虚無感が吹き抜けていく。　今日午前10時半からカルロス・ゴーン日産前会長の拘留理由開示 … ［続きを読む］

「次の検事総長は黒川氏」で決まりなのか、検察の論理は

　法務省の事務方トップの黒川弘務事務次官が１月18日付で異動し、東京高検検事長に就任した。2年半にわたって法務行政を取り仕切り、官邸肝いりの … ［続きを読む］

昭和天皇はマッカーサーに戦争責任を認めたのか？

ファーストコンタクト　昭和天皇がマッカーサーを訪ねたのは、炎暑がややおさまった9月27日である。アメリカ大使館に着いたのは午前10時、共奉し … ［続きを読む］

徴用工問題で隘路の日韓

「未来志向」紡ぎ直せるか

　あまたの困難を克服してきた日本と韓国だが、今回ばかりは勝手が違う。　国交正常化から半世紀以上を経たいま、政治的に封じこめてきた歴史問題がむ … ［続きを読む］

沖縄、徴用工問題に共通する安倍政権の上から目線

「唯一の解決策」と辺野古基地建設を強行、韓国への批判を強める外相ら

　「本土の人には理解できないよ！」　その鬼気迫る形相に、私はたじろいだ。　電気工事店を営むその友人とは15年来、沖縄を訪ねるたびに会う仲だ。 … ［続きを読む］

ニッポンの「食の主権と安全」が売られる！

知らないではすまされない。「食への意識」を国民は高めよ

テレビ・新聞はTPP11に期待するが……　2018年は、アメリカを除く11カ国の「TPP11（環太平洋連携協定） … ［続きを読む］

県民投票の会代表がハンストで問う「民主主義」

10万人超の署名を集めた責任。「もう体を張って、アピールするしかありません」

　沖縄県が条例で定めた県民投票を行わないと表明する市が出てきたことを受けて、県民投票の実施を直接請求した市民団体の代表が2019年1月15日 … ［続きを読む］

医師の説明義務違反を認め、損害賠償の支払い命じた金沢地裁判決

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（８）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

サードウェーブコーヒー発祥の地で発がん物質表示に躊躇と慣れ

サードウェーブコーヒー発祥の地、西海岸に留学アンダーソン・毛利・友常法律事務所神保 咲知子　私は、2016年の夏から1年間、アメリカ合衆国カ … ［続きを読む］

検察は起訴を前提に厳しい捜査をしていた

大詰めを迎えた福島原発事故東電刑事裁判（下）

2008年6月の会議は10メートル盤上の津波対策を決める場であった　業務上過失致死傷の罪で強制起訴された東京電力の勝俣恒久元社長ら3人の刑事 … ［続きを読む］

東電は08年には津波対策をとる方針を決めていた

大詰めを迎えた福島原発事故東電刑事裁判（上）

刑事裁判のこれまでの経過　福島原発事故について東京電力の幹部らの刑事責任を問う裁判が2018年年末の論告求刑公判を経て大詰めを迎えています。 … ［続きを読む］

医学部が嫌う多浪生は医師に向かないのか

人生経験は医師にとってマイナスにならない　国家試験合格率重視の医学部の理屈

　東京医科大学の不正入試に端を発して、多くの大学医学部、医科大学で、女子受験生や多浪生に不利な採点をしていたことが明らかになっている。　たと … ［続きを読む］

ナショナリズムの台頭

　世界は今、統合の時代から分裂の時代、あるいは、新たなナショナリズムの時代に入ってきたように思える。アメリカのドナルド・トランプ大統領は「ア … ［続きを読む］

日本にも政府から独立した「国家人権機関」を

　外国人技能実習生の自殺・失踪、障害者の強制不妊、政府の障害者雇用水増し、子どものいじめ・貧困、医学部の不正入試、原発、沖縄の基地・・・深刻 … ［続きを読む］

正反対の内容の２つの症例登録票、裁判長が医師を尋問

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（７）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ゴーン事件　日本の「司法の独立」を世界が注視

 ゴーン氏無罪だったら検察はどうする　「（ゴーン氏が）もし有罪にならなかったらどうなるんですか？」女性アナウンサーが訊くとコメンテ … ［続きを読む］

当たり前の常識と正義の感覚による審理を[5]

戦後日本の負の遺産を象徴する福島第一原発事故、非合理的前提を信じた電力会社

　僕が『黒い巨塔　最高裁判所』〔講談社〕を書くための準備として最初に行ったのは、原発の安全性を広い視野から客観的に論証している、あるいは少な … ［続きを読む］

バングラデシュ流ビリヤニ　記者として迫害と対峙

　夏のような陽気もつかの間、一気に気温が下がり、神奈川県内とはいえ雪が降りだしそうな天気が続いた12月初旬。駅前の喧騒を抜け、静かな住宅街へ … ［続きを読む］

ゴーン氏勾留延長却下が大ニュースになる特殊な国

　12月20日正午過ぎ、東京地裁が、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏らに対する地検の勾留延長を却下したとのニュースがテレビで流れた。NH … ［続きを読む］

ゴーン事件　「国策案件」が生んだ捜査のゆがみ

日本の検察は大丈夫か 　「世界が衝撃を受けた電撃的な逮捕」（朝日新聞12月11日付、以下新聞の日付はいずれも2018年）日産自動車のカルロス … ［続きを読む］

築地市場移転に不審は募るばかり

　都営大江戸線の勝どき駅から地上へ出て築地市場を眺めたのは、10月20日の土曜日、良く晴れた秋の日だった。墨田川の向こうに無人になった市場が … ［続きを読む］

良心に従い裁判しているのは「5~15％」[4]

最高裁による異動など報復への恐れ、問われる裁判所の権力チェック機構

　7　以上によれば、おそらく前記の裁判体の裁判官の過半数は、「火山ガイドは不合理だが、社会通念論あるいはほかの何らかの理屈を用いて、原発（再 … ［続きを読む］

南京大虐殺記念館長が語る「抗日」「反日」の違い

習近平が出席した式典の翌日、南京大虐殺記念館の展示が大幅に変わった。その狙いとは

12月13日は「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」　中国には、日本との過去の戦争について重要ないくつかの日付が存在する。　例えば、日中全面戦争のき … ［続きを読む］

オリンパス、内視鏡の院内感染で報告怠った罪、米司法省が起訴

　オリンパスは患者の健康を危険にさらした――。１２月１０日、アメリカの司法省はそんなコメントを発表した。　精密機器メーカーのオリンパス（本社 … ［続きを読む］

日本は「和解・癒やし財団」解散を非難できない

「慰安婦」問題に対する政府の責務

　「慰安婦」問題が日韓間の懸案となって久しい。2015年末に、安倍政権・朴政権の間でこれに関する日韓合意(以下「合意」)が結ばれたが、その後 … ［続きを読む］