水害 の検索結果

低調な「個人識別番号法案」　報道法案成立後も継続して検証を

臺宏士（毎日新聞社会部記者）

　外国人を含む日本国内の居住者全員に生涯不変の番号を割り当て、行政機関がその番号を使って個人情報を管理するシステムの導入を柱とした、個人識別 … ［続きを読む］

安倍政権の成長戦略と大学の国際化

　5月17日、安倍総理が、日本アカデメイアにおいて、成長戦略の第２弾を発表した。チャレンジ、オープン、イノベーションの３つがキーワードで、巨 … ［続きを読む］

映画以前のしろもので、何とも嫌な気分になった『図書館戦争』

　今年のゴールデンウィークの映画は、『アイアンマン３』を除くと、邦画が強かった。興行収入３０億円を超した『名探偵コナン　絶海の探偵』を始めと … ［続きを読む］

「原発役人」に聞いてもらいたいこと

　２０１１年３月、東京電力福島第一原子力発電所で甚大な被害をもたらす事故が起きてしまった。あれから２年あまり。　東電はもちろん悪い。だが、国 … ［続きを読む］

福島原発放射能汚染の情報発信の場となった欧州地球科学総会

　空や土壌や水域に放出された放射能が、複雑な地形や生態系の中でどのように分布し、どのように二次汚染していくのかを調べるのは地球科学の問題だ。 … ［続きを読む］

福島事故の放射線による健康被害が「考えにくい」理由（下）

　福島医大が主催した放射線影響に関する国際学術会議（福島コンファランス）の報告を続けます。２）被ばく線量に基づいた健康影響の推定　日本の科学 … ［続きを読む］

次の注目は成長戦略―金融機関の行動に期待

　日銀は４月４日に新たな金融政策の枠組みを発表した。わかりやすさやスピード感などから、海外のエコノミストの反応は総じてポジティブであり、日本 … ［続きを読む］

ＴＰＰ交渉参加は本当に「公共的」利益に適うのか？

■安倍首相の「賢い」戦略　安倍晋三首相が環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の交渉に参加することを表明した（３月１５日）。安倍首相は、オバマ大統領 … ［続きを読む］

続・原発鳴動、ネズミ一匹　〜「想定外」を問う無意味

　原発はそれ自体が巨大なシステムだが、自然現象や野生生物を含む周辺環境の中に立地している。今回の停電事故のように内外で一見些末な不備や不運が … ［続きを読む］

原発鳴動、ネズミ一匹　〜心理学から見た停電事故

　去る３月１８日福島第一原発で停電があり、冷却機能が停止した。一時は原因不明で、このまま４日間冷却できなければ温度が上昇して危険という、緊迫 … ［続きを読む］

フェイスブックのつながり検索「グラフ検索」の巻き起こす波乱

小林啓倫（日立コンサルティングシニアコンサルタント）

　会員数10億人を突破し、日本でもすっかり定着した感のあるフェイスブック。その影響力ゆえに、彼らの行動には常に賛否の声があがるが、今年１月に … ［続きを読む］

役立つ災害ロボット実現のための提言

　2年前の惨状をテレビで見たとき，真っ先に感じたこと，それは「ああ，間に合わなかった」ということである。まさに慚愧に堪えない思いであった。私 … ［続きを読む］

関西テレビは「すり替え」問題を開示せよ（上）

　　福島第一原発の使用済み核燃料プールで同時多発的な停電が発生し、冷却機能が長時間ストップした。冷却できない状態が続くならば２年前のメルトダ … ［続きを読む］

相互乗り入れに反対、新しい交通イノベーションを

林信行

　ジャーナリストと言え人間。「主観」を殺して「客観」を装っても、根底に「主観」が現れてしまうこともある。それよりは最初から堂々と、自分の立場 … ［続きを読む］

貧しいけど、愉しい共産国・キューバ（上）　孤独死のない社会

早房長治

　米国のフロリダ州の南、１４０キロのカリブ海に浮かぶ小国キューバは、食料の配給制が必要なほど貧しい国である。しかし、治安はよく、街は音楽と踊 … ［続きを読む］

［2］ノンフィクション作家・角幡唯介との対話（上）

　戦後最悪の災害と人類史上に残る惨事がひきおこされたというのに、そのことがわずか２年で忘れ去られようとしている。東京のキー局を中心に多くの記 … ［続きを読む］

「国会事故調の意義を日本人はわかっていない」－委員長・黒川清さんのロングインタビュー(下）

――注目点の一つが、東電の全員撤退問題でした。国会事故調は「東電は当初から全員の撤退は考えていなかったものと認められ、菅総理の行動によって、 … ［続きを読む］

「国会事故調の意義を日本人はわかっていない」－委員長・黒川清さんのロングインタビュー(中）

――「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法」ができても、委員長はなかなか決まりませんでした。黒川　法律が成立したのは９月末で、10月かな … ［続きを読む］

「国会事故調の意義を日本人はわかっていない」－委員長・黒川清さんのロングインタビュー(上）　

　今回から３回連続で、東京電力福島第一原発の国会事故調査委員会で委員長を務めた黒川清・元日本学術会議会長のインタビュー記事をお届けする。黒川 … ［続きを読む］

思いを束ねられるＩＴに慣れ被災地から発信してほしい

林信行

　「あきらめ」の声の方が目立ち始めている、というのは昨年、被災３県を訪ねた時から感じている印象だ。住居の問題から、財産の問題、仕事や今後の生 … ［続きを読む］

［12］続・ようやく公開されるチェルノブイリフォーラム報告書の日本語版

　国連チェルノブイリ・フォーラム報告書『チェルノブイリ２０年：原発事故の環境への影響とその対策』の日本語訳が、ボランティアの努力で事故から５ … ［続きを読む］

［11］ようやく公開されるチェルノブイリフォーラム報告書の日本語版

　福島事故のあと、農林水産業などの専門家の多くが放射能対策の為に参考にした虎の巻がある。国連チェルノブイリ・フォーラムの報告書『チェルノブイ … ［続きを読む］

深刻に受け止められた「直ちに影響はない」

川本裕司

　一昨年３月の東京電力福島第一原発事故のあと枝野幸男官房長官（当時）が記者会見で、放射線量について「直ちに人体や健康に影響を与える数値ではな … ［続きを読む］

ＷｉＦｉフリーで世界に劣る東京、都市力の差はどこから来るのか

　米国からｉＰａｄを手に東京に来た知人が、「ＷｉＦｉフリー（無料の無線ＬＡＮ）で端末を使える場所が少なすぎる」と嘆いている。ＷｉＦｉを使える … ［続きを読む］

政治性ゆえに公開されない隕石観測データ

　ロシアのチェリャビンスク州に２月１５日に落下した隕石の大きさについて、ロシア科学アカデミー（RSA）の推定値（直径数メートル）と、米国航空 … ［続きを読む］

流星研究にも大きなインパクトを与えた隕石落下事件

　世界時間２月15日金曜日にロシアのチェリャビンスク州で起きた10m級隕石落下は、世界中を驚かせた。同じ日に50m級小惑星大接近という大イベ … ［続きを読む］

防衛費増額４００億円はまやかし、実際は「大軍拡」だ（上）――防衛費増で景気は良くなる？

　平成２５年度の防衛費の概算要求では、防衛費の増額は約１０００億円と報じられたが、その後の政府予算では減額され、約４００億円増に減額されたと … ［続きを読む］

「決める」ための科学コミュニケーションを～「ミドルメディア」という試み

　　　　　　福島第一原発事故のさなか、刻々と流れる情報を、人々はどのように受け取り、そして伝えていったのだろうか。震災から2年が経とうとする … ［続きを読む］

音のしない募金箱に涙　～被災地に寄り添って　東日本大震災報道写真展、今年も～

山田菜の花（朝日新聞社文化事業部）

　２月初旬、学生たちが企画した都内の写真展を訪れた。東日本大震災の被災者のポートレートが５０枚ほど並ぶ。津波で土台しか残らなかった自宅前や、 … ［続きを読む］

続：「アリバイ」と「見せ玉（ぎょく）」が日本文化のカギだった

　日本の政治・行政には「アリバイと見せ玉の文化」とでも呼ぶべき精神風土がある。それは摩擦を減らし集団の和をもたらすが、原発の安全管理や国際紛 … ［続きを読む］