観客 の検索結果

［3］ＧＰ第１戦「スケートアメリカ」リポート（上）

Ｐ・チャンを超える者

この連載では、今シーズンにカナダ・トロントに上陸したばかりの羽生結弦からリポートしているが、すでにフィギュアスケートはシーズンイン。ここでは … ［続きを読む］

［5］ではどうすればいいのか？

　これまで４回にわたって、ＴＩＦＦ（東京国際映画祭）の問題点を指摘してきた。会場、ディレクター制、国際映画祭の本来の目的や世界初上映の意味、 … ［続きを読む］

［4］摩訶不思議な「特別招待」

　ＴＩＦＦ（東京国際映画祭）も中盤を過ぎると、毎回関係者のイライラが溜まってくる。「関係者が気楽に集う場所がない」「プレス上映が１回しかない … ［続きを読む］

教育者・若松孝二監督の思い出

古賀太

　　若松孝二監督が亡くなられたというニュースを聞いて思い出したのは、今年の２月１日のできごとだ。私が教えている日大芸術学部映画学科の学生と企 … ［続きを読む］

［3］誰のための映画祭か

　１０月２０日（土）から始まる東京国際映画祭（ＴＩＦＦ）は、事務局によれば総予算は約７億円で、官公庁からの助成金は約３５％（つまり２億４５０ … ［続きを読む］

サッカー界のライセンス制導入で、プロ野球は世界の異端児になる

　読売ジャイアンツ（巨人）がリーグ優勝を遂げたが、巨人はスペインサッカーのレアル・マドリードやＦＣバルセロナ同様、リーグ内で断トツの戦力を保 … ［続きを読む］

［1］プロローグと盛り場・風俗篇

【プロローグ】――エロ・グロ・ナンセンスを語ることは、マス（大衆）を語ることである。そして、マスこそが世の中を動かしていく■不安心理から生ま … ［続きを読む］

“フィルム・ノワール”特集の最大の目玉――ウルマーの怪傑作『恐怖のまわり道』

　“Ｂ級映画の王様”、エドガー・Ｇ・ウルマーの『恐怖のまわり道』（１９４５、６７分、旧題「まわり道」）は、今回のシネマヴェーラ渋谷・ノワール … ［続きを読む］

【ニューヨークから】 経営が苦しいＮＨＬアイスホッケーから日本は何を学ぶか

　８月末、北米アイスホッケーリーグ（ＮＨＬ）のコミッショナー、グレイ・ベットマン氏と会談を予定していたが、選手会との団体労働協約（ＣＢＡ）に … ［続きを読む］

尖閣諸島は、対外「説得性」を競う舞台である

櫻田淳

■海外の「観客」を気にかけよ　野田佳彦内閣が「尖閣諸島国有化」を閣議決定して以降、高まるばかりであった日中関係の緊張は、八十余年前に柳条湖事 … ［続きを読む］

“フィルム・ノワール”の古典が東京・渋谷に大結集！

　選りすぐりの＜フィルム・ノワール＞１８本が、東京・渋谷のシネマヴェーラ渋谷で特集上映されている（１０月１２日まで）。いつもながら、シネマヴ … ［続きを読む］

ライブ映像解禁に見る、闘士・山下達郎

倉沢鉄也

　デビューして37年間、一貫して音作りの職人を標榜し、テレビ出演をデビュー初期から拒否、ライブ映像作品を一度もリリースしたことがなく、You … ［続きを読む］

“伝説のテロリスト”の半生を描く傑作長編『カルロス』（中）――めくるめく疾走感　　　　

　ところで言うまでもなく、カルロスのような怪物的な男の人生や、その複雑怪奇な背後関係を映画にするのは、「とんでもなく」困難だっただろう。　た … ［続きを読む］

［1］ロケーションと会場

　１９８５年に始まった東京国際映画祭（ＴＩＦＦ）は、今年の１０月で２５回目を迎える（最初は隔年開催）。これまでさんざん批判されてきたこの映画 … ［続きを読む］

華流ドラマをヒットに導いたツァイ・ユエシュン監督が見たアジア市場

　神尾葉子によるコミック「花より男子」を原作にした台湾ドラマ「流星花園～花より男子～」は２００１年に放送されると、その人気は台湾を飛び出し、 … ［続きを読む］

大傑作『プロメテウス』は見逃せない!!（上）――地球外生命体が人類を創造した!?

　リドリー・スコット監督の新作ＳＦ映画、『プロメテウス』がついに“解禁”された。　１２４分の上映時間が６０分くらいに … ［続きを読む］

『トータル・リコール』リメイク版――記憶とは何か、自分とは何かを問うＳＦサスペンス映画　　

　フィリップ・Ｋ・ディック原作、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『トータル・リコール』（１９９０）は、＜記憶の書き換え＞をめぐるＳＦ映画の“古 … ［続きを読む］

東京・上野「フェルメール」戦争――「耳飾り」が「首飾り」に圧勝の理由

古賀太

　２０年ほど前から世界的にフェルメール・ブームが起きたが、今年の日本はそれが頂点に達したと言えるのではないだろうか。２００８年に上野の東京都 … ［続きを読む］

アマチュア競技の夢を一瞬見た、この五輪

倉沢鉄也

　ロンドン五輪が１２日で閉幕した。２６競技３０２種目の総括、という観点は、すでに一部報道もされているとおり、別々の会場、別々の日程で行われて … ［続きを読む］

［11］グラウンド整備、８・１５の黙とう……試合の「間」は「魔」になるか

　野球は、試合の主導権をどちらが取るかのゲームでもある。流れを引き寄せようとするときに利用するのが、「間」だ。ピンチに守備のタイムを取ったり … ［続きを読む］

続・ロンドン五輪ＴＶ観戦記――オリンピックの「感動」と不健康さについて

　ＴＶが触れない一流選手の遺伝的な優秀さや、五輪中継や視聴者の「感動好き」に関しては、ビートたけしの次の言葉が急所を突いていて痛快だ。ちょっ … ［続きを読む］

［9］勇気のいる作戦「敬遠」は「逃げ」ではなく、ゲームの駆け引きだ

　大谷翔平と明徳義塾の対戦が見られなくなった……。　花巻東が岩手大会の決勝戦で敗れたとき、真っ先に過（よ）ぎった … ［続きを読む］

Ｗ杯優勝からのなでしこジャパンの変化

潮智史

　世界王者なんだから、金メダルだって取れるでしょう。そんな雰囲気のなかで当たり前に決勝に進んだなでしこジャパンはたいしたものだった。　でも、 … ［続きを読む］

ロンドン五輪ＴＶ観戦記――「応援放送」の不快さとうっとうしい話題

藤崎康

　オリンピックのＴＶ中継でいつもウンザリさせられるのは、異様にハイテンションな「応援放送」である。開催中のロンドン五輪でも、メダル候補の日本 … ［続きを読む］

デジタル放送の利点を生かしていない五輪中継

　オリンピックのテレビ中継はデジタルの利点を十分に生かし切っていない。テレビ受像機の画面が横にワイドになったにもかかわらず、カメラワークがア … ［続きを読む］

［2］高校野球の連続敬遠は「書かれざるルール」か？

　大会前から注目を集めている監督がいる。明徳義塾（高知）の馬淵史郎監督である。高知大会決勝で、高知高校の４番打者法兼選手を６打席のうち５回、 … ［続きを読む］

敬意と感謝のスピーチに劣る日本の五輪

　この原稿を書いている時点でロンドン五輪はちょうど折り返しの9日目、さきほど女子マラソンの結果が出た、という状態なので、競技の総括には早すぎ … ［続きを読む］

【映画で知る世界の現実（４）】 『かぞくのくに』と『トガニ』に学ぶ朝鮮半島と日本

　８月４日（土）に公開される日本映画『かぞくのくに』と韓国映画『トガニ　幼き瞳の告発』は、どちらも現在の朝鮮半島と日本について改めて考えるう … ［続きを読む］

堅守速攻が的中、グラスゴーの奇跡ではない

潮智史

　なでしこジャパンがＷ杯チャンピオンらしい、手堅い試合運びでカナダを下した翌日。女子に比べれば、ずっと注目度の低かった男子が驚きをもたらした … ［続きを読む］

オスプレイの安全性を客観的に分析し、自衛隊の採用も検討すべきだ

清谷信一

　筆者がデモ飛行を見た限り、オスプレイの騒音のレベルは自衛隊も保有する大型ヘリ、ＣＨ－４７チヌークなどに比べて小さいように思えた。ただ搭乗し … ［続きを読む］