音楽 の検索結果

心理劇と活劇のみごとな結合！――黒沢清のＷＯＷＯＷ連ドラ、『贖罪』第２話　

　『贖罪』第２話「ＰＴＡ総会」にも、第１話同様、黒沢清ならではの“クールな不気味さ”が張りつめている。だが第１話は、物語、人物造形、ビジュア … ［続きを読む］

チャン・グンソクのライブにカップルで行けるか？

　メイシー・グレイにレイラ・ハサウェイと、新年早々レディーソウルの景気いいライブを続けて見てご機嫌なのだが、続いてロックのエレファントカシマ … ［続きを読む］

ユチョン主演「トキメキ☆成均館スキャンダル」の悲運――ＪＹＪ問題の思わぬ余波

　この１年間で一番おもしろかった韓国ドラマは？　とたずねられたら、迷わずこう答える。「成均館（ソンギュンガン）スキャンダル」だ、と。韓国では … ［続きを読む］

【２０１１年　ライブ　ベスト５】 ロックは、エレキがズガドゴ鳴ってりゃいいのよ

（１）遠藤賢司（８／１５　プロジェクトｆｕｋｕｓｈｉｍａ！）（２）エリック・クラプトン＆スティーブ・ウィンウッド（１２／１０　日本武道館）（ … ［続きを読む］

【２０１１年　ミュージカル　ベスト５】 衝撃的だった「スリル・ミー」

　ミュージカル人気が相変わらず続き、多くの作品が上演された１年だったが、ブロードウェーの新作は１本も翻訳上演されなかった。それに代わって、オ … ［続きを読む］

【２０１１年　アイドルイベント　ベスト５】戦国時代を駆け抜けたももクロ、モー娘、後藤真希…

　「アイドル戦国時代」という言葉が定着した今年は、おそらく人類史上もっともアイドルイベントが多かった年ではなかったかと思う。週末ともなれば、 … ［続きを読む］

芸能マスコミにはありがたい紅白

●たかが紅白、されど紅白　　第６２回ＮＨＫ紅白歌合戦（１２月３１日午後７時１５分開始）の出場歌手が先日、発表された。紅白計５５組で、初出場は … ［続きを読む］

神田沙也加と松田聖子は幸福そうに見えるけど…

　紅白歌合戦が近づいてきた。今年も私が好きなモーニング娘。などのハロー！プロジェクト系が落選したのは残念だが、それよりも気になるのは松田聖子 … ［続きを読む］

「金正日死去」第一報の軽さと速さと『プルガサリ』

　金正日、亡くなりました。　共産主義国というものの重々しさがなくなったなあと思わされる訃報でした。　いつも１１時半から正午はテレビ朝日のニュ … ［続きを読む］

不老不死か？　するいぞエアロスミス

　風水が悪いのでなるべく会社には寄りつかないようにしているのだが、いちおうサラリーマンだから、たまに夜勤とか早出番で職場にへばりついていなけ … ［続きを読む］

たかが東京マラソン、されど……

辰濃哲郎

　２００９年の第３回東京マラソンで、招待選手らのゴールを終えた後、テレビのインタビューに応じた大会会長でもある石原慎太郎東京都知事の言葉だ。 … ［続きを読む］

広田照幸さんに聞く　「ポスト震災の教育をどう考えるか」――（３）教育の目標は達成できないのがあたりまえ

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

〔教育目標の二重性〕――これまでの日本の学校は、大きなレベルの「教育の目的」を見失っているのかもしれませんね。広田　「教育の目的や目標が美し … ［続きを読む］

８６歳アラン・レネのハチャメチャ恋愛喜劇！――『風にそよぐ草』

　ナチスの強制収容所をめぐるドキュメンタリー『夜と霧』（１９５６年）や、日本人男性とフランス人女性の戦争体験の齟齬（そご）を描く『二十四時間 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】サエキけんぞうさんインタビュー 「メディア環境と『ロック魂』」 （下）――現代は「スーパーパロディー」の時代

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校シニア研究員

◆インターネット時代の音楽とロック魂◆――エルヴィスの時代は、ごく少数のレコード会社とテレビ局があるだけで、そこを経由して音楽を広めるしかな … ［続きを読む］

北で粛清された「半島の舞姫」が蘇る――崔承喜の生と死

　７０年以上前に録音された貴重な音源から、柔らかなソプラノの歌がはっきり聞こえてくる。そして、彼女が独自に作り上げた舞いを華麗に演じるその映 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】サエキけんぞうさんインタビュー 「メディア環境と『ロック魂』」 （中）――アニメ文化を自覚し直す

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校シニア研究員

◆ロックとアイドル、ポップスターの歴史は重なる◆――エルヴィスに続いて、様々なアイドルが登場します。そうしたアイドルの概念や歴史が次第に拡散 … ［続きを読む］

モーツァルト音楽の選曲が卓抜な舞台「アマデウス」

　松本幸四郎主演・演出の舞台「アマデウス」（ピーター・シェファー作、ピーター・ホール１９７９年ロンドン・オリジナル版演出）が上演中だ。モーツ … ［続きを読む］

［4］ダイナミック・コリアの申し子

　「僕の魂は、誰にも何時も邪魔されたくない」　こう言い切るチャン・グンソクの新しさは、韓流というグローバリゼーションの最前線に立ちながら、「 … ［続きを読む］

エイベックスとＪＹＪの泥沼裁判（下）

小野登志郎

　■エイベックスがＣ−ＪｅＳを訴え返す　２０１１年６月２０日、ＪＹＪの日本武道館での公演が終わった２週間ほどのち、エイベックスが、今度はＣ− … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】サエキけんぞうさんインタビュー 「メディア環境と『ロック魂』」 （上）――ロックとは何かを突き止めたい

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校シニア研究員

デジタル時代の進展とともに拡散する「ロック（ロックンロール）」イメージ。新しいメディアを使いこなす若者たちの音楽だったロックは、メディア環境 … ［続きを読む］

エイベックスとＪＹＪの泥沼裁判（上）

　韓国のグループ「東方神起」を脱退した「ＪＹＪ」の日本での活動は、今現在も困難な状況が続いている。そんな中、ＪＹＪがマネジメントを委託する「 … ［続きを読む］

［3］自由な精神

　「自分のやりたいことをやる、好きなことをやる」　前回、それがチャン・グンソクのスタイルだと書いたが、言うは易く行うは難し。とくに若いときは … ［続きを読む］

清武ナベツネ問題、テレビの「良心的」コメントに激怒した

　さいきん久々に明るいニュース！と思わされたのが「読売巨人清武ＧＭナベツネ告発」だろう。おっさんが記者会見で涙を抑えている絵には「こんなこと … ［続きを読む］

“孤高のドキュメンタリスト”フレデリック・ワイズマンの特集に走れ！　

　今、東京・渋谷のユーロスペースで、“孤高のドキュメンタリスト”フレデリック・ワイズマン（１９３０～）の作品が上映中だ（１１月２５日まで）。 … ［続きを読む］

ソニーが欠いた「連携」の力

　日本でも話題の伝記「スティーブ・ジョブズ」には、何度かソニーの話題が出てくる。その半分はウォークマンなどからジョブズがなにを学んだかという … ［続きを読む］

元電子立国、低収益とヒット商品の不在

　日本の株式市場では、電機産業の逆転現象がちょっとした話題になっている。　日立製作所の株式時価総額が１１月１日、１９９６年以来、約１５年半ぶ … ［続きを読む］

奇跡の超傑作『ヒアアフター』、遂にＤＶＤ化！

　１２９分があっという間に過ぎてしまう『ヒアアフター』は、見るたびに心が震える、奇跡のような映画だ。　傑作を連打しつづけているクリント・イー … ［続きを読む］

根本的な問題は、まったく解決されていない――東日本大震災・いわきから（５）

安竜昌弘（「日々の新聞」編集人、福島県いわき市在住）

地震と津波の被害から立ち直ろうとする福島・いわきの人々。しかし、そこに立ちはだかる放射性物質の壁は分厚く、高い。独自の汚染マップを作り、瓦礫 … ［続きを読む］

島宇宙に沈溺する「サブカル糞野郎」の痛さを描いた映画『モテキ』

　「さっきから俺のサブカルトーク、全部打ち返してくれてんじゃん！　スペック高過ぎ！」　これは、現在大ヒットしている大根仁監督の映画『モテキ』 … ［続きを読む］

ＪＹＪのいま（下）：東方神起との和解は

　ＪＹＪは、さまざまな妨害はあれ、韓国やその他の国では何とか活動を再開できた。しかし、ここ日本では、エイベックスとの訴訟を抱え身動きが取りづ … ［続きを読む］