成長 の検索結果

「輸出が伸びないと景気が良くならない」の誤り

　アベノミクスの第1の矢の金融緩和で景気が良くなったと言っても輸出がまったく伸びないではないかという議論がある。日本人は、輸出が伸びないと景 … ［続きを読む］

［3］２Ｄにあらずんば、アニメーションにあらず？

日本アカデミー賞・アニメーション映画賞の統計から

日本アカデミー賞は全て２Ｄセル作品が受賞　去る３月７日、第３７回日本アカデミー賞授賞式が開催され、最優秀アニメーション映画賞を『風立ちぬ』が … ［続きを読む］

［6］第２章「転がる卵のように――集団就職と戦後都市（２）」

差別的な就職先

　年少労働者の離職率はかなり高かった。１９６４年の調査では、３０～９９人規模の事業所で４人に１人前後が、就職後１年以内に離職している。これ以 … ［続きを読む］

やはり、最低賃金の引き上げが必要だ――歴史の教訓に学べ

　春の到来とともに、大手企業のいくつかが、基本給の引き上げを含む賃上げをするという。それが一部の大企業だけではなく、その他の大企業、中堅・中 … ［続きを読む］

若者内向き説に疑問あり、米国留学減少は別の要因

団藤保晴（ネット・ジャーナリスト）

　日本の若者内向き説の根拠である米国留学の減少が別の要因で起きていると考えられる。中韓両国の若者は壮絶な国内就職難から米国留学を強く志向し、 … ［続きを読む］

減速局面に入った中国経済

　第13期全国人民代表大会（全人代）第２回会議の閉幕に合わせて去る３月１３日記者会見をした中国の李克強首相は高金利商品のディフォールトは避け … ［続きを読む］

東大発ものづくりベンチャーが躍進！米国のベンチャーの祭典で大注目

　米国テキサス州オースチンで開催されるハイテクベンチャーの祭典SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト）インタラクティブは、毎年できたてのベン … ［続きを読む］

［21］アベノミクス１年の総決算・・・１人当たりＧＤＰ（ドル換算）は１７・３％縮小

　第2次安倍政権が２０１２年１２月に成立してから満１年３カ月近く、安倍首相の肝煎りと見られる黒田氏が、日本銀行総裁に就任してから今週で満１年 … ［続きを読む］

遠藤も大相撲も、もっと大事なことがある

　つい２、３年前まで存亡の危機、いや、解散してしまえとばかりの世論を世の中全体であおっていた感のある大相撲。現在、スピード出世のイケメン平幕 … ［続きを読む］

連載小説９回表：飛ぶボール疑惑の真相

　　　　　１　１０月８日、晴れ。　首位東京ジーニアス、１４３試合、７４勝５９敗１０分、勝率５割５分６厘。　２位のベイライツ、１４３試合、７２ … ［続きを読む］

［5］第２章「転がる卵のように――集団就職と戦後都市（１）」

駅のホームから始まった物語

　１９５０年代の半ば以後、桜の咲く頃になると、東京や大阪など大都市の駅には、中学を卒業したばかりの少年少女だけを乗せた列車が次々に到着した。 … ［続きを読む］

雇用の受け皿としての農業の存在意義

　高齢化、後継者不足、低い国際競争力・・・農業の課題を挙げれば切りがないが、まったく異なる視点から農業をとらえようとする動きがある。雇用の受 … ［続きを読む］

続・ソチ五輪の逆説〜メダル至上主義があるから純粋な感動がある

　前稿では「メダルを取らせたければ、騒ぎ立てないこと」「周囲の期待が大きいほど重圧となり、失敗の危険が高まる」という原則を強調した。その原則 … ［続きを読む］

「自信がついた」ランドセル俳人・小林凜くんが迎える春

宇佐美貴子（朝日新聞記者）

　「いじめと闘うランドセル俳人」として注目される小林凜くんは、朝日俳壇で頭角を現した。初入選した２０１０年１２月から現在までの俳句を、俳壇担 … ［続きを読む］

日本代表の強化につながる体の強さの充実～パナソニックが二冠達成

　国内のラグビーシーズンは、パナソニックの二冠で幕を閉じた。日本選手権を振り返れば、トップリーグ上位チームの「ストレングス」の充実と、ブレイ … ［続きを読む］

報道ステーション「子どもの甲状腺がんと原発事故」で気になった不誠実さ

　テレビ朝日の報道ステーションは３月１１日に「子どもの甲状腺がんと原発事故」を特集した。「よくぞ報道した」という称賛と「危機感を過剰にあおっ … ［続きを読む］

［3］派遣法改定で加速する「人間のカンバン方式」

　政府は１１日、労働者派遣法改定案を閣議決定した。前回、日本の派遣は「偽装雇用」の温床になりやすいと指摘した。だが、専門業務とされる２６業務 … ［続きを読む］

お金の本来の役割を考える本（下）――『里山資本主義』と『銀二貫』

　お金がお金を生み、自己増殖していくという幻影や強迫観念から解放され、そこから行き着く破綻を免れるためには、お金が交換の媒介という本来の役割 … ［続きを読む］

ウクライナ危機で弱みを見せたロシアを地政学的に分析する

　プーチン・ロシア政権によるウクライナへの軍事介入は実は、大国の地位をかけたロシアの地政学的戦略だった。　ウクライナ危機で最も傷ついたのはオ … ［続きを読む］

異分野の専門家が取り組むデータジャーナリズムの試み

　インターネットやソーシャルメディアなどを通じてネット上に公開される、さまざまなデータを分析して社会の問題を見つけ出し、わかりやすい形にして … ［続きを読む］

《シリーズ》ウェブとジャーナリズム　早大Ｊスクール　田中幹人准教授インタビュー（４）完

聞き手：矢田義一WEBRONZA編集長

　Ｑ．　今のようなネットの状況は過渡的なものなのでしょうか。　田中　こうした情報環境は、今しばらくは増福されていくと考えています。メディア史 … ［続きを読む］

［23］羽生結弦とアジア系がジャンプの常識を塗り替える

　ソチオリンピックフィギュアスケート。男子の金メダリストは史上初の東洋人、そして６６年ぶりの１０代チャンピオン――。　それは男子フィギュアス … ［続きを読む］

［19］大気汚染などの環境問題・・・日本の文明観で見直せ

　春の訪れは、本来は喜ぶべきものである。しかし、呼吸器系のアレルギーを持った多くの人々には、大いなる苦痛の時期の始まりでもある。スギ花粉など … ［続きを読む］

［19］鈴木明子と村上佳菜子（１）

「真央」という光の影で

　自分にないもの、失ったものへの憧れ。自分には決して見せられない無心の姿へのリスペクト。それが、浅田真央に向けられた人々の思い。　だとしたら … ［続きを読む］

ユルーいのに緊張が途切れないラブコメの超傑作、『ニシノユキヒコの恋と冒険』（下）――超絶な回想形式、カジュアルな幽霊、魅力全開の本田翼など

　井口奈己監督は、『ニシノユキヒコの恋と冒険』の脚本を何度も書き直した、と語っているが、いちばん苦心したのは、たくさんの女たちを時系列の中で … ［続きを読む］

主張する女性下着

　女性下着が表舞台に立った。３月７日に全面開業する大阪市の近鉄百貨店あべのハルカス本店。売り場面積１０万平方メートルは、国内百貨店では最も広 … ［続きを読む］

緊急措置効かぬ怪物スモッグが中国政府を打ちのめす

団藤保晴（ネット・ジャーナリスト）

　いざとなれば打つ手はあると中国政府は身構えていたのに、モンスター級の重篤スモッグは繰り出される緊急措置を悠然と払いのけた。丸６日も続いた大 … ［続きを読む］

ポスト京都は、イギリスの行き方に注目しよう　（下）

　（上）に続いて、英国の積極的で腰の据わった温暖化対策を報告する。風力発電を大幅に増やす計画については（上）でも書いたが、他の再生可能エネル … ［続きを読む］

ポスト京都は、イギリスの行き方に注目しよう　（上）

　論者なども担当の一員を務めた京都議定書の国際交渉では、イギリスが、議長国の日本とEUの間に立ち、また、EUと米国との間に立って、交渉が成就 … ［続きを読む］

［18］アベノミクスが不調な背景・・・最近３年間の世界貿易の低迷

　２０１２年１２月に第２次安倍内閣が成立し、その経済政策が「アベノミクス」と持ち上げられて来た。満１年を経て、安倍政権下の日本経済の総合成績 … ［続きを読む］