東海村 の検索結果

東日本大震災から11年。改めてお読みいただきたい論考をご紹介します

　東日本大震災から11年。震災と原発事故はいまだ、この社会と人びとに深い傷痕を残しています。私たちは、この経験から何を学び、考え、どんな手を … ［続きを読む］

イチローの大リーグ最多安打記録を横目に…防衛大綱で首相官邸詰めの日々

失敗だらけの役人人生㉔　元防衛事務次官・黒江哲郎が語る教訓

2017年まで防衛省で「背広組」トップの事務次官を務めた黒江哲郎さんの回顧録です。防衛問題の論考サイト「市ケ谷台論壇」での連載からの転載で、 … ［続きを読む］

原発「安全研究」は事故リスク解析、米スリーマイル島事故が転機に

　元原子力安全・保安院審議官の阿部清治（きよはる）（７５）は、国による原子力の安全規制に４０年余にわたって関わってきた。こんなに長く規制の側 … ［続きを読む］

「三巨頭vs.防衛庁長官」事件発生！　仕事はすべて板挟み　

連載・失敗だらけの役人人生⑨　元防衛事務次官・黒江哲郎

2017年まで防衛省で「背広組」トップの事務次官を務めた黒江哲郎さんの回顧録です。防衛問題の論考サイト「市ケ谷台論壇」での連載からの転載で、 … ［続きを読む］

「原発マネー」は地域に貢献しない――元祖「原子力村」東海村の前村長が説く「脱原発」論

緊急防護措置の対象区域に約100万人、それで地域防災計画など作れない

　茨城県東海村といえば、誰もが知るように、日本の原子力発祥の地である。　日本原子力研究所が設置され1957年夏に日本初の原子炉「JRR-1」 … ［続きを読む］

課長になり高揚も束の間の防衛庁18年目　野中官房長官の叱責、初の臨界事故も起き…　

連載・失敗だらけの役人人生③　元防衛事務次官・黒江哲郎が語る教訓

2017年まで防衛省で「背広組」トップの事務次官を務めた黒江哲郎さんの回顧録です。防衛問題の論考サイト「市ケ谷台論壇」での連載からの転載で、 … ［続きを読む］

原発事故から10年、再び勃興する核武装論

保守派と核・原発、その主張の変遷

事故後の第一声は「核武装が遠のく」　3.11および福島原発事故から10年になる。「月日は百代の過客にして～」とはよく言ったものだが、私たちは … ［続きを読む］

「原発報道」は戦後ジャーナリズムの敗北の原点である

ジャーナリスト柴田鉄治さんの訃報に接して

　朝日新聞の社会部長、科学部長、論説委員を歴任したジャーナリスト柴田鉄治の訃報が8月末に届いた。　ここ10年のあいだ何度か話を聞く機会を得た … ［続きを読む］

「原発県民投票」をあっさり葬り去った茨城県議会

8万6703人の直接請求への回答は「事実誤認や論理矛盾のオンパレード」だった

　6月23日の茨城県議会本会議で、「東海第二発電所の再稼働の賛否を問う県民投票条例」の制定を求める議案が、賛成5（日本共産党2、立憲民主党1 … ［続きを読む］

もしパルミラ環礁に貯蔵所ができていたら？

変わる世界のプルトニウム政策[8]

　約40年前、米国のカーター政権は、日本に再処理の中止を求める中で、日本の使用済み燃料を太平洋の米国領の島で保管する提案をしていたことが分か … ［続きを読む］

原発事故 「被害」と「加害」に引き裂かれた私

50年の歴史を演劇「福島三部作」で問う

　福島原発の半世紀の歴史を考え、演劇を通して語る大型企画に、気鋭の劇団が取り組んでいる。原発事故を足元から見つめようと2年半かけて取材した成 … ［続きを読む］

ダメ長男を支え続ける原子力ムラ

原電の生命線は東海第二原発。それも再稼働の見通し立たず

　希望も未来も意味もないのに、生命がなんとか生き永らえ命を次世代に継ごうとする姿は、感動を呼ぶ。しかし、四面楚歌で展望のない大企業がなりふり … ［続きを読む］

原子力緊急事態宣言は今も解除されていない

福島第一原発「廃炉作業」という異常状態に関心を持ち続けよう

　あの日、東京電力福島第一原発の事態を受けて政府が発令した「原子力緊急事態宣言」は、現在も解除されていない。東日本大震災と原発事故の発生時、 … ［続きを読む］

社会科学者が明らかにしたSPEEDIの教訓

放射能影響予測システムは「使えるか」「使えないか」ではなく「どう使うか」

　東京電力福島第一原発事故から7年になる春を迎えた。事故直後、SPEEDI（緊急時迅速放射能影響予測）システムのデータが公開されなかったこと … ［続きを読む］

２０１８年、日本国憲法と戦後の現在地

社会運動を支えたふたつアジェンダが問われる時代。継承か終焉かの分岐点に立つ憲法

“時代の塗り替え”と正統性の動揺　2018年になった。この2018年には「明治維新150年」と最後のフルバージョンの … ［続きを読む］

大洗の被曝事故で見えた「事故対策の不備」

原子力機構を批判するだけでは済まない国の責任

　日本原子力研究開発機構（JAEA）の大洗研究センターで被曝事故が起こった。被曝者５人全員の尿からプルトニウムが検出され、国内最悪の内部被曝 … ［続きを読む］

推進と反原発、二つに分かれ先鋭化する情報

テレビは視聴者の深い関心に応えられるか

　事故から6年目、去年6月になって、ようやく東京電力の広瀬直己社長は、その事実を認め、謝罪した。　「いかなる状況があったにせよ、口止めに当た … ［続きを読む］

核セキュリティサミットの読み方（下）

日本の再処理政策に集まる厳しい眼差し

　最後の核セキュリティサミットは、成果と課題を明らかにしつつ終わった。「上」で示したような評価と課題の中で、果たして日本の取り組みはどう評価 … ［続きを読む］

［3］必見！長谷川和彦『太陽を盗んだ男』

　伊地智啓がキティ・フィルムで製作した『太陽を盗んだ男』(長谷川和彦監督、1979)は、原爆を作って日本政府を脅迫する中学教師のお話だ。　文 … ［続きを読む］

福島事故。畑村洋太郎・元政府事故調委員長に聞く

「原発は外国から持ってきた技術、生みの苦しみを通っていない」

　東京電力・福島第一原発の事故から４年、畑村洋太郎・元政府事故調査委員長が朝日新聞のインタビューに応じた。畑村氏は、事故の背景として「形だけ … ［続きを読む］

福島事故。調べる側、調べられる側の落胆

畑村洋太郎・元政府事故調委員長、班目春樹・元原子力安全委員長に聞く

 　福島第一原発事故から４年を機に、元・政府事故調査委員長の畑村洋太郎氏と、元・原子力安全委員長の班目春樹氏にインタビューした。事 … ［続きを読む］

放射線量測定は気象庁のアメダスを活用すべきだ

　鹿児島県の川内原発について原子力規制委員会が９月に「新基準を満たす」と判断したのに続き、１１月７日に県知事が再稼働に同意した。　いよいよ再 … ［続きを読む］

高レベル放射性廃棄物を環境・廃棄物経済学から考える

　 原子力利用に伴う長期的リスクとして高レベル放射性廃棄物問題がある。この問題について、原子力委員会から日本学術会議に対して、審議依頼が行わ … ［続きを読む］

人生も政治も変える「対話力」――都知事選にみる「対話的民主主義」

「対話」と「会話」の違い　筆者は、最近、『人生も仕事も変える「対話力」――日本人に闘うディベートはいらない』（講談社＋α新書）を … ［続きを読む］

「墓場」がなければ負担増　原発の「廃炉会計」の疑問（下）

　経済産業省は原発を廃炉にする際に、本来なら損失になる会計処理を変えて、発電をしていない原発にかかる費用も電気料金で取れるよう省令を変更した … ［続きを読む］

役立つ災害ロボット実現のための提言

　2年前の惨状をテレビで見たとき，真っ先に感じたこと，それは「ああ，間に合わなかった」ということである。まさに慚愧に堪えない思いであった。私 … ［続きを読む］

「原子力の日」の広告と原発社説

　１０月２６日は原子力の日だった。１９６３年のこの日、茨城県東海村にあった日本原子力研究所（現・日本原子力研究開発機構）の動力試験炉が国内初 … ［続きを読む］

もうひとつの「もんじゅ」訴訟―――３・１１以前から原発推進という国策に挑んできた人たち　

大久保真紀

　２００３年秋、弁護士の海渡雄一さん（５７）のもとに一通の手紙が届きました。差出人は西村トシ子さん（６６）。会いたいという内容でした。　トシ … ［続きを読む］

日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか？

金平茂紀

　日本のほとんどのメディアがロンドン五輪漬けになっているなかで、このような文章を書くのは心が重たくなる。だが、きちんとこの問題を論じることが … ［続きを読む］

特集　安全・危険をどう伝えればいいか　放射線リスクをめぐる混乱と課題―低線量、内部被曝、子ども、合意形成【Journalism ９月号より】

甲斐倫明

　朝日新聞が発行するメディア研究誌「Journalism」９月号の特集は「安全・危険をどう伝えればいいか」です。ＷＥＢＲＯＮＺＡではこの中か … ［続きを読む］