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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
3・11以降の鬱屈する精神のストレッチに! 東日本大震災とそれに続く原発事故により、私たちは日本列島のどこに住んでいようとも、金持ちも貧 … [続きを読む]
野上 暁 2016年11月11日
未発の可能性を歴史からすくいだす 同時代の出来事の意味を、その時点ではっきりと掴むことはむずかしい。いくらかの時を経て初めて、ようやくそ … [続きを読む]
西 浩孝 2016年11月07日
シメキリだけが人生だ 本書の前書きにあるとおり、多くの人にとって「締めきり」というものの存在を初めて意識するのは、小学生時分の夏休み最終 … [続きを読む]
高橋伸児 2016年11月07日
政治・国際 漂流キャスター日誌
10月25日(火) 局で定例会議。体調すぐれず。咳が止まらない。週刊現代の連載コラム原稿。沖縄タイムスの連載原稿。米大統領選挙取材打ち合わせ … [続きを読む]
金平茂紀 2016年11月04日
世界的ベストセラーはベジタリアンへの導きだった? 上下巻の本。中途半端な編集者として20余年を過ごしてきた私にとっては、あこがれの存在で … [続きを読む]
井上威朗 2016年10月28日
スローライフだなんてとんでもない! 2014年2月、東京都文京区在住の文筆家にしてイラストレーター、46歳独身の著者は、単身、小豆島に移住す … [続きを読む]
小木田順子 2016年10月28日
赤狩りをものともしない男の生涯 アメリカはときどき変になる。奇天烈な発言をくり返すドナルド・トランプを大統領候補(共和党)に選出したりす … [続きを読む]
上原昌弘 2016年10月20日
病を描くにはどうする? どうもこの手のテーマの小説は苦手だった。 第一に、日本の私小説でずいぶん読まされて、当然ながら心がふさぐばかりだ … [続きを読む]
小林章夫 2016年10月20日
文化・エンタメ 三省堂書店×論座 神保町の匠
情報ではなく体験を与える書 何にせき立てられているのか。その「何」がはっきりしないまま、ただただせき立てられ、前のめりに足を踏み出してし … [続きを読む]
佐藤美奈子 2016年10月14日
読み飽きない逸品が詰まった《お重》 これぞ落語エッセイの神髄というべき好著。執筆歴は半世紀に及び、昭和の名舞台の虚実を伝え得る書き手によ … [続きを読む]
松澤 隆 2016年10月14日
この言い換え、軽過ぎます。 本書は、日本にはかつて「武器輸出三原則」というものがあった、というところから語り起こされている。この決まり事は … [続きを読む]
今野哲男 2016年10月07日
囚人たちの読書術 刑務所で読書会が開かれていること自体に驚いた。この本の舞台となるコリンズ・ベイ刑務所、ビーバークリーク刑務所はカナダの刑 … [続きを読む]
松本裕喜 2016年10月07日
生命倫理学者のユニークな老後 加藤尚武は生命倫理学の方面で、患者の自己決定を尊重するという論陣を張り、森岡正博などとともにオピニオンリー … [続きを読む]
中嶋 廣 2016年10月03日
市井に生きる「ほんとうの知性」 本書を読みながら、内容とは直接関係のないさまざまな感想・感慨が頭に去来したのだが、その由って来たるところは主 … [続きを読む]
大槻慎二 2016年10月03日
日本映画史の欠けたピースを埋めた力作 『七人の侍』『羅生門』『生きる』。言わずと知れた黒澤明監督の名作だ。こちらはどうだろう。『セックス … [続きを読む]
東海亮樹 2016年09月26日
犬から浮かぶリアルな江戸 犬と人間をめぐる独創的な本である。 何が独創的か、と言えば、まずは着眼。書名となっている言葉は、たいていの人は … [続きを読む]
奥 武則 2016年09月26日
Journalism
先ごろ、ニューヨーク市立大学大学院ジャーナリズム学科のジェフ・ジャービス教授が著したGeeks Bearing Gifts(CUNY Jo … [続きを読む]
茂木崇(東京工芸大学専任講師) 2016年09月16日
科学・環境
前稿ではトランプ現象を「3つの謎」として捉え、「トランプ人気=ガス抜き」説によって、他では理解不能なこれらの謎が解けることを示した。また葛 … [続きを読む]
下條信輔 2016年09月16日
不撓不屈の戦いの原点にある壮絶な体験 サブタイトルは、「おじい・おばあが米軍基地建設に抵抗する理由」とあり、カバーの半分をおおう帯に、深 … [続きを読む]
野上 暁 2016年09月15日
伝説の闘士の生涯 プロローグに「心無い中傷で人生のどん底に突き落とされながら、愚痴一つ言わず生き抜いた唐牛の強靱な精神は、私をどれだけ勇 … [続きを読む]
木村剛久 2016年09月15日
今回の米大統領選の経緯は、丸ごと「ドナルド・トランプの謎」とでも呼びたいほどだ。もちろん「ヒラリー・クリントンの謎」もあるが、ここでは特に … [続きを読む]
下條信輔 2016年09月15日
ドヤ街に生きる男たちの肖像 東京の台東区と荒川区にまたがる日雇い労働者の街、山谷(さんや)。簡易宿泊所(ドヤ)が軒を連ね、大阪の釜ヶ崎、 … [続きを読む]
西 浩孝 2016年09月09日
対話から「生きやすさ」へ 日本の自殺者の数は年間2万4000人ほど(2015年)。何分間に一度亡くなっているかカウントしてみてくださいと言う … [続きを読む]
高橋伸児 2016年09月09日
悲観している暇があったら、ブレイディみかこを読もう アメリカと中国の政治・経済は、日本のそれと繋がっていて、ひいては自分の生活にも関わっ … [続きを読む]
小木田順子 2016年09月02日
権威に反逆し続けた人が新たな権威になったらどうするのか? 国内で取材する書籍出版部から、海外情報を扱う雑誌編集部に異動した3年前のことで … [続きを読む]
井上威朗 2016年09月02日
必読のユニークな憲法論 著者がもっとも熱く憲法を論じていたのは、湾岸戦争さなかの1991年に創刊された「批評空間」(太田出版、内藤裕治編 … [続きを読む]
上原昌弘 2016年08月29日
日本の中世を詳しく知るにはいい本 ずいぶん昔、まだ小学生だったころ、家にあった少年少女向けの文学全集で、鎌倉時代から建武の中興あたりを扱 … [続きを読む]
小林章夫 2016年08月29日
文化・エンタメ
今世紀の「NHK 朝ドラ」の最高視聴率を記録した「あさが来た」の最終回近く、主人公白岡あさ(波瑠)に平塚らいてう(大島優子)が近づき、あな … [続きを読む]
福嶋聡 2016年08月19日
ヤミ市跡が呼び覚ます都市の記憶 たとえば新宿の「新宿ゴールデン街」や「思い出横丁」、池袋の「栄町通り」や「美久仁小路」。高層ビルを中心と … [続きを読む]
佐藤美奈子 2016年08月18日
大都市の孤独が鍛え上げた洞察力 一気に読んでしまう面白さだ。 書名からは一見、底の知れた取り合わせに思える。 気の早い漱石好きなら、『 … [続きを読む]
松澤 隆 2016年08月18日
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