戦争 の検索結果

『アニマル・キングダム』の描くラストに、非民主的に民主主義をもたらす西洋の伝統を見る

　オーストラリア・メルボルンを舞台とした『アニマル・キングダム』は、犯罪を生業にする一家を描いた物語だ。モチーフ通り、そこではいくつかの犯罪 … ［続きを読む］

［3］金正恩による莫大な「政治的浪費」は経済難招く

　２月１６日は故金正日氏の誕生日だった。今年から「光明星節」と名づけられ、民族最大の祭日として大々的に祝うことになった。　先立つ１４日には、 … ［続きを読む］

それでも普天間が動かぬ理由

　いまや、民主党政権のアキレス腱の観がある沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、大きな動きがありました。日米両政府が、これまでは決して見直す … ［続きを読む］

『平清盛』の海の色と国民的ドラマ（？）『カーネーション』への文句

　兵庫県知事の「平清盛毎週コメント」が途切れて残念だ。　私が感心したのは、兵庫県知事清盛コメントを受けての、広島県知事の発言。例の「清盛の瀬 … ［続きを読む］

私がイラン中央銀行に貸したカネの行方

　イランの核開発問題をめぐって、アメリカ政府がイランの中央銀行を制裁の対象にしている。イラン中央銀行を通じて代金を決済していた各国にとっては … ［続きを読む］

国債残高、消費税３００％に相当

　橋下徹さんが大阪府知事から大阪市長に鞍替えし、滋賀県大津市では、越直美さんが最年少の女性市長となった。２人とも若いだけではなく、ともに弁護 … ［続きを読む］

議事録は政権運営の「資源」である

　東日本大震災が起きて以後に政府内で開かれた原子力災害対策本部や緊急災害対策本部など震災対策のための全ての会議で議事録が作られていなかった。 … ［続きを読む］

［5］彼女たちに必要なもの

３）「自発性」について　「慰安婦」の「連行」に関する軍の関与は、今のところ戦場に限ってのことのようです。前回に挙げた吉見教授は、インドネシア … ［続きを読む］

オバマ陣営がロムニー候補をたたく理由

春名幹男

　オバマ米大統領（民主党）陣営が１１月の大統領選挙で対決を想定する共和党候補者は、ロムニー前マサチューセッツ州知事である。　１月３１日のフロ … ［続きを読む］

挑発するイスラエル、耐えるイラン、戦争を恐れるアメリカ

　１月１１日、イランで核開発にかかわっている専門家が暗殺された。一部ではイスラエルと欧米の諜報機関が合同で暗殺したとの見方もあるようだ。事実 … ［続きを読む］

弟に挑戦した異端の兄の「籠の鳥」人生――『金正男独占告白』から

　その温和さと誠実な態度に、つい気を許してしまう。東京新聞の五味洋治記者は取材相手をそんな気にさせる記者です。ソウルと北京で計８年特派員を務 … ［続きを読む］

全豪テニス８強入りした錦織圭よ、国を背負うな！　

　自身初となるグランドスラム８強（全豪オープン）入りを果たした錦織圭（２２歳、２０１２年１月３０日現在、世界第２０位）。ご存じ、日本テニス界 … ［続きを読む］

武器輸出緩和と防衛産業（下）――何を守り、何を捨てるのか

　保守論壇の中には、我が国が武器を輸出すれば、世界中で売れ、防衛省向け装備の調達単価が著しく低減できる、と主張する人が少なくない。だがこれは … ［続きを読む］

『平清盛』の画面がとにかくイヤな理由

青木るえか

　兵庫県知事が大河ドラマ『平清盛』の第一回を見て「画面（映像）が汚い。鮮やかさがなく、チャンネルを回す気にならない」と苦言を呈した。　最初聞 … ［続きを読む］

［4］他者への想像力

１）関与主体は誰なのか　満州事変以来、日本は最終的には３００万もの兵士たちを朝鮮や中国大陸や「南洋」においていました。　それは兵士たちにとっ … ［続きを読む］

イラン制裁をめぐる玄葉光一郎外相と安住淳財務相の対立は深刻だ

●英国中心にイランへの合同秘密工作が行われている!?　　イラン情勢が緊迫している。最終段階に至ったイランの核開発を阻止するために、米国、英国 … ［続きを読む］

「日本人は独創的でない」に根拠なし

湯之上隆

　筆者には、ちょっと意地の悪い趣味がある。時々、ブックオフなどの古本屋に行って、「10年後の日本はこうなる」というような、未来を予測した内容 … ［続きを読む］

［3］ 朝鮮人「慰安婦」とは誰か

●小説「蝗」から　そもそも、「慰安婦」とは一体どういう存在だったのでしょうか。　韓国や世界の認識では、日本軍によって戦場に「強制連行」され、 … ［続きを読む］

武器輸出緩和と防衛産業（上）――ルールや定義の明確化が必要だ

　野田内閣は２０１１年末に武器禁輸を緩和すると発表した。これによって武器の国際共同開発参加や自衛隊装備の輸出などへの筋道がたったが、詳細はま … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】千葉麗子さんインタビュー 「『電脳アイドル』の過去から『脱原発』」の未来へ」 （中）――内面から磨いた美しさを伝えていきたい

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校シニア研究員

――ヨーガとの出会いについて聞かせてください。千葉　妊娠中、洋雑誌を見ていたら、マドンナがヨーガマットをくるっと巻いて小脇に抱えて、ニューヨ … ［続きを読む］

アンドレ・アガシ、グレゴリー・ペック、シルビー・バルタン、シャルル・アズナブールと国際政治

　２０１１年１２月２２日、フランス下院が、１９１５年のオスマン帝国によるアルメニア人の大虐殺の否定を犯罪化する法案を可決した。この法案によれ … ［続きを読む］

小沢議員第10回公判　服役中の前田元検事が特捜部捜査の舞台裏を証言

　資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告（６９）の第１０ … ［続きを読む］

サダム・フセインが私に握手しながら言ったこと

　１２月はイラクを思う事の多い月である。２０１１年の１２月つまり今月の１５日にアメリカ軍がイラクからの撤退を完了した。９年に及ぶイラク戦争が … ［続きを読む］

世襲を嫌う中国。北朝鮮の３代世襲で対米関係を強化する

　中国共産党は台湾に逃れた国民党とは異なり、最高権力の世襲はしてこなかった。毛沢東主席の長男、岸英氏は朝鮮戦争で戦死した。鄧小平氏の長男、樸 … ［続きを読む］

金正恩は「ミサイル指導局」を掌握できるか

　金正日総書記死去の報が世界を駆け巡っている。折しも日韓首脳会談が慰安婦問題をめぐって決裂し、北朝鮮問題で十分連携することができなかったばか … ［続きを読む］

軍事的な挑発を仕掛けるのは米韓側か？

　金正日総書記の急死を告げる朝鮮中央テレビの放送を見ながら、ふと頭をよぎったことがある。ひょっとすると米韓両軍は、北朝鮮の体制崩壊をにらんだ … ［続きを読む］

ＥＵ統合は進んでいる

　欧州債務危機が続く。12月9日、ＥＵ首脳は財政規律強化で合意した。イギリスの離反という大きな代償を支払ったうえでの合意だ。　しかし、金融市 … ［続きを読む］

「京都」を現代史的に検証して先に進め

　南アフリカのダーバンで開かれていた国連気候変動枠組み条約（温暖化条約）第17回締約国会議（ＣＯＰ17)は、マラソン交渉の末、最終日を１日半 … ［続きを読む］

広田照幸さんに聞く　「ポスト震災の教育をどう考えるか」――（３）教育の目標は達成できないのがあたりまえ

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

〔教育目標の二重性〕――これまでの日本の学校は、大きなレベルの「教育の目的」を見失っているのかもしれませんね。広田　「教育の目的や目標が美し … ［続きを読む］

ヤンキースのジョー・ディマジオとタカハシ投手

　１９４１年の日米開戦から７０周年にあたる２０１１年も残り少なくなった。同じ７０周年でも、もう少し明るい話題を探せば、ヤンキースの強打者のジ … ［続きを読む］