成長戦略 の検索結果

ローカル化が日本を救う〈上〉

　先日、ある大手電機メーカーの首都圏にある研究所で、主に技術系の100人くらいを相手にお話をする機会があった。　テーマは「コミュニティという … ［続きを読む］

環境と医療で都市をつくる、という話〈上〉

夏のドイツ報告

広井良典

　「環境」と「医療」という二つの分野は、本来は密接に関連しているにもかかわらず、概して別個に論じられることが多い。たとえば、政府の新成長戦略 … ［続きを読む］

首相肝いりの「内閣府宇宙戦略室」は何を目指すか

倉沢鉄也

　野田内閣はさる7月12日付で、暫定的組織だった内閣官房宇宙戦略本部事務局を、内閣府宇宙戦略室という恒常的組織に昇格させた。宇宙政策を官邸主 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】ユーロの宴の後に（下）――ユーロは「誤り」だったのか？

■同時進行する規制統合　前回述べた欧州逆統合に対して、広い意味での規制を用いた統合は逆に飛躍的に進行しているといってよい。多くのひとは、市場 … ［続きを読む］

Ｇ８サミットと日本に投げかけられた課題

中口威

■Ｇ８のの評価　Ｇ２０が定例化されてＧ８の役割は終わったとよく言われる。残念ながらこの指摘を明確に否定する論拠は無い。　確かに、財政が逼迫し … ［続きを読む］

動揺する欧州政治とマーケット

　欧州が揺れている。4月末、オランダの連立政権が崩壊した。さらに5月に入るとフランス大統領選でサルコジ氏が敗北した。ギリシャでは総選挙で与党 … ［続きを読む］

オランド氏は時代を導く政治家になれるのか

　フランソワ・オランド氏は、フランス新大統領に就任後さっそく、相次ぐ国際会議の舞台にデビューする。５７歳。社会党党首（第一書記）を１０年余り … ［続きを読む］

仏、ギリシャ両国民が忘れてはならないこと

中口　威

■小康状態にある欧州の危機　EUとIMFの融資枠設定、金融機関の債権放棄などギリシャへの追加支援、そしてECBによる12月と２月、前後2度に … ［続きを読む］

金融商品取引法改正案：総合的な取引所、課徴金制度、インサイダー取引規制見直し

　金融商品取引法の改正案が国会に提出されている。今年の改正のポイントは、市場の国際競争力の強化とオリンパス事件などを受けた金融商品取引の公正 … ［続きを読む］

ＡＩＪ投資顧問事件の本質は何か？

　　証券取引等監視委員会がＡＩＪ投資顧問を検査する過程で同社が受託運用していた年金資産の大半が消失していたことが明らかとなり、金融庁（関東財 … ［続きを読む］

エルピーダ破綻と産業政策

■日の丸半導体の破綻　国の支援を受けて経営再建中だったエルピーダメモリは、2012年2月27日に会社更生法の適用を申請し、破綻した。負債総額 … ［続きを読む］

国債残高、消費税３００％に相当

　橋下徹さんが大阪府知事から大阪市長に鞍替えし、滋賀県大津市では、越直美さんが最年少の女性市長となった。２人とも若いだけではなく、ともに弁護 … ［続きを読む］

世界と日本の危機は深まる

　世界経済はデフレあるいはへたをすると恐慌への転落の道を歩む危険がある。それを防げるかどうかは１年がたってみないとわからないだろう。　ＩＭＦ … ［続きを読む］

抜本改革なしの受信料値下げ、ＮＨＫ職員は余裕

　受信料値下げに初めて踏み込んだが、パンチはいまひとつ？　来年１０月からの受信料７％値下げを盛り込んだ２０１２年度から３年間のＮＨＫ経営計画 … ［続きを読む］

［7］震災後のリニア建設を考える（その４）――リニアは、東京への一極集中を加速させる

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

●景色を楽しみたい人には特急、という選択肢を――中国では短区間ですがリニアの営業路線がある。ところが日本にはありません。日本の技術者の一部の … ［続きを読む］

民主党の「自民党化」を考える

　手堅くスタートしたはずの野田政権が、鉢呂経産相の辞任でつまずいた。だが、ベテラン枝野氏の経産相起用で、（野党は菅政権の官房長官ということで … ［続きを読む］

老舗の製造業、復活の期待と現実

木代泰之

　「日立製作所と三菱重工が経営統合する」という日経新聞の記事（8月4日）は結局、誤報に終わるようだ。しかし、ある壮大な期待を世間に抱かせたこ … ［続きを読む］

菅政権には、したいことの政策化が欠けていた

原田泰

●反米主義、反ビジネス主義を止めたこと　菅政権は極めて評判が悪い政権だったが、私はそれほど悪いと思っていない。政権交代の高揚感で、なんでもで … ［続きを読む］

「個人プレー首相」の悲しい失政

小此木潔

　発足当初は「脱小沢」「クリーン」「第３の道」などで人気があった菅直人政権も、惨めすぎるほどの支持率低下に悩まされ続けた。市民運動出身で、み … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン　北海道から何を発信するか】　領土、利益、平和――北方領土から日本外交を考え直す

遠藤乾（国際政治）

　北方領土の問題は、竹島同様、いまも必要以上に日本外交を呪縛している。これが妥協の可能な程度の問題でなく、領土の一体性という原理原則の問題な … ［続きを読む］

どうなる日本の原発新設？ 山口県から呼びかける「現実的脱原発」

全国唯一の原発新設計画を抱える山口県の県議会議場で

　山口県の元山口市長で、自民党の公認候補者として参院選に立候補したこともある山口県議の合志栄一（ごうし・えいいち）氏が、日本の原子力発電所は … ［続きを読む］

「脱原発選挙」に「説得性」はあるのか

櫻田淳

　菅直人（内閣総理大臣）が「四面楚歌」の状態になっている。様々なメディアが伝えるようになっているのは、菅が政権維持のための起死回生の策として … ［続きを読む］

「空洞化」ではなく「新しい国家モデル」を予感

木代泰之

　中国をはじめ成長するアジアに向かう日本企業の動きが止まらない。何年も前から製造業、飲食業、小売業、金融業などあらゆる業種が海外展開してきた … ［続きを読む］

一体改革に実体経済の論点不可欠

藤井英彦

　税と社会保障一体改革の議論が盛り上がっている。わが国は先進各国のなかでも政府債務残高の規模が際立って大きく、財政改革は焦眉の急だ。ベビーブ … ［続きを読む］

［１］鉄道と日本近代を考える

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

２０１０年１２月に九州新幹線が全通し、今年２月に東北新幹線が新青森まで延伸した。青森から鹿児島まで日本列島が１本の新幹線でつながったことにな … ［続きを読む］

若者の「ローカル志向」は負の現象か（下）――グローバルの先のローカル

広井良典

　経済のグローバル化の先にはローカル化があるのではないか、という本稿（上）の議論は、「新成長戦略」などということが喧しく言われている現政権の … ［続きを読む］

米国を奥座敷に迎え入れる日本、その意味を考える

木代泰之

◇米軍の手厚い支援◇　大震災発生以来、米国が手厚い支援を展開している。三陸沖には空母が停泊して「トモダチ作戦」を展開し、東京では米軍やエネル … ［続きを読む］

原発の炉心溶融事故で吹き飛ぶエネルギー政策と成長戦略【無料】

木代泰之

　福島第一、第ニ原子力発電所の事故が、12日夜時点で炉心溶融という、あってはならない状況へと進んでいる。かつての米スリーマイル島原発やソ連時 … ［続きを読む］

若手官僚が霞が関を飛び出した：「青山社中」の理念と展望

朝比奈一郎（青山社中）＆遠藤洋路（同）／聞き手：鈴木崇弘

　１４年間、霞が関の改革に挑んだ経産省出身の朝比奈一郎氏と、文科省出身の遠藤洋路氏。二人は、「プロジェクトＫ（新しい霞ケ関を創る若手の会）」 … ［続きを読む］

霞が関の現役官僚が危ぶむ「"平成の開国"と税・社会保障改革のゆくえ」

古賀茂明（前国家公務員制度改革推進本部事務局審議官）／聞き手：一色清

　公務員制度改革などを手がけた霞が関きっての「改革派官僚」古賀茂明氏（経産省大臣官房付）へのインタビュー第３弾が実現した。今回のテーマは、菅 … ［続きを読む］