ナショナリズム の検索結果

自民党・安倍晋三新総裁は「君子豹変」の勇気を

　自民党総裁に安倍晋三元首相が返り咲いた。　「近いうち」にあるはずの総選挙で、民主党の苦戦は必至とみられる。橋下徹大阪市長率いる日本維新の会 … ［続きを読む］

ユーロ危機は終らない

吉松崇

　９月は、ユーロ圏で、久々に明るいニュースが続いた。欧州中央銀行（ECB）のマリオ・ドラギ総裁は６日、南欧諸国の短期の国債（１年～３年物）を … ［続きを読む］

続・抗議デモは、どうしてエスカレートするのか？

　前稿では、中国の反日デモを巡り、「応酬がエスカレートする」心理メカニズムを分析した。まず、攻撃側と被害側とで事態の見え方が違う。特に損害の … ［続きを読む］

抗議デモは、どうしてエスカレートするのか？

下條信輔

　中国で反日デモが暴徒化した。もともと反日感情の盛り上がる「国恥日」（柳条湖事件勃発の９月１８日）には、１００都市に拡大。中国政府も引くに引 … ［続きを読む］

尖閣諸島は、対外「説得性」を競う舞台である

櫻田淳

■海外の「観客」を気にかけよ　野田佳彦内閣が「尖閣諸島国有化」を閣議決定して以降、高まるばかりであった日中関係の緊張は、八十余年前に柳条湖事 … ［続きを読む］

二大政党の変化と第３極の行方――右派連合による右旋回か？

小林正弥

　二大政党の党首選は、いずれも党首を支える立場の政治家が立候補の可能性を示唆してその結果に大きな影響を与えた。　民主党では細野豪志氏が一時意 … ［続きを読む］

二大政党の党首選と日本政治の行方――２つの「民意」と民主主義

■自民党は右旋回か？　民主党と自民党の党首選が行われている今、ここ２、３日の政治の大きなニュースを考えてみれば、９月１４日には野田政権が「２ … ［続きを読む］

“伝説のテロリスト”の半生を描く傑作長編『カルロス』（下）――＜冒険＞に魅了された享楽主義者

　カルロスの軌跡は現在でもなお多くの謎に包まれているというが、海野弘氏は『スパイの世界史』（２００７、文春文庫）で、彼の破天荒な生い立ちを手 … ［続きを読む］

領土をめぐる混乱、大局を見据えた大人の対応を

■頻発する領土をめぐる混乱　２０１０年９月尖閣諸島海域での中国漁船衝突問題は記憶に新しい。また同年１１月には、露メドベージェフ大統領（当時） … ［続きを読む］

ニコンが中止しようとする元「慰安婦」写真展の新たな動き

　ニコンが開催を中止しようとした韓国人写真家の安世鴻（アン・セホン）さんの写真展「重重　中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」か … ［続きを読む］

「いつもの光景」を超えて――竹島（独島）を相互理解の契機に

　２０１２年８月１０日、李明博大統領は竹島（独島）を訪問した。当該地には１９５３年より韓国が軍を駐留していたものの、歴任者も含む大統領が上陸 … ［続きを読む］

ロンドン五輪ＴＶ観戦記――「応援放送」の不快さとうっとうしい話題

藤崎康

　オリンピックのＴＶ中継でいつもウンザリさせられるのは、異様にハイテンションな「応援放送」である。開催中のロンドン五輪でも、メダル候補の日本 … ［続きを読む］

私のベスト五輪中継番組は、暗い解説者のこれ！

　五輪中継。競技に興味がないけど、ついテレビはつけっぱなしにしてしまう、という時に何に注目するかといえば、やはり解説です。　五輪の解説という … ［続きを読む］

ロンドン五輪、熱い声援と盛り上がらぬ消費

■メダルに沸く所属企業　熊本市の半導体工場が４年ぶりに沸きあがった。藤井瑞希・垣岩令佳ペアがロンドン五輪の女子バドミントンダブルスで、銀メダ … ［続きを読む］

［11］支援側の「現代日本」批判

　支援側が、「慰安婦」問題の否認者たちと政府をほとんど同一視していたのは支援側が望む「日本社会の改革」の気持ちが政府にないと考えたからでした … ［続きを読む］

石原慎太郎の「尖閣買収発言」とナショナリズムの「沸点」

　石原慎太郎（東京都知事）は、半世紀以上もの間、その言動が世の耳目を集めてきた政治家である。石原にとっては、東京都の予算の裏付けに拠って尖閣 … ［続きを読む］

レアアースで露呈した中国の「孤立」と「密輸」

　中国がレアアースの輸出量を規制して価格を吊り上げようとした思惑は、どうやら裏目にでたようだ。暴騰していた価格は昨年後半から急落。しかも利害 … ［続きを読む］

中国の自主イノベーションには時間がかかる

　　中国の経済発展の勢いが止まらないが、コピー製品は市場に溢れ、知的財産権問題は後を絶たない。中国のイノベーションの課題について考えてみたい … ［続きを読む］

原子力による潜在的安全保障

寺岡伸章

　　　　　　　　　自分自身による評価と周囲の人々の自分に対する評価が異なるように、日本の自己評価と海外の日本を見る目は大きく違うことに留意す … ［続きを読む］

ワールドカップサッカー　相手の違いを見極め、駆け引きに勝つ

毎日が「ワールドカップ」　国際的な案件における契約交渉　アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　額田 雄一郎　ワールドカップとの出会い　「 … ［続きを読む］

オリンパス：日本型資本主義の価値観と文化を前提にすると……

オリンパス、日本型資本主義の価値観と文化を前提にすると……外国法事務弁護士・米ＮＹ州弁護士スティーブン・ギブンズ（Stephen Given … ［続きを読む］

新連載【論壇女子部が行く！】　古市憲寿（上）――いまの若い世代は、自然な形で上の世代と繋がっていける

聞き手＝論壇女子部

「論壇女子部」連載の記念すべき第１回にインタビューさせていただいたのは、２６歳の社会学者・古市憲寿さんです。最近、『絶望の国の幸福な若者たち … ［続きを読む］

本当に菅首相に正義はなかったのか

辰濃哲郎

　２００１年、米国の９・１１同時多発テロの現場で、忘れられない光景がある。　テロから２日後、朝日新聞社会部デスクとして現地入りした私は、ナシ … ［続きを読む］

プーチンがまた大統領になる理由

佐藤優

●闘いに敗れたメドベージェフ　９月２４日、モスクワで行われたロシア与党「統一ロシア」の党大会でメドベージェフ大統領が演説を行い、プーチン首相 … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン 【東アジアを考える】 新しいホットスポット、南シナ海とリージョナル・ガバナンス

林成蔚（東アジア政治論、比較政治）

●台湾海峡と朝鮮半島から南シナ海へ　冷戦が終焉しても、東アジアの安全保障情勢について議論する時は、常に二つのホットスポットが言及されていた。 … ［続きを読む］

「対中強硬派」野田首相に中国世論は厳しいが……

藤原秀人

　民主党新代表は対中強硬派だ。　８月２９日の民主党代表選挙で当選した野田佳彦氏について、中国のメディアやネット世論は一様に、こう評した。　靖 … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン　【日本の国会議員に対する韓国の「入国阻止」からの教訓】

陳昌洙（日本政治経済、東アジア国際関係）

　日本の自民党国会議員３人による鬱陵島訪問計画によって日韓両国の外交対立が先鋭化している。韓国の長官の独島（日本名＝竹島）訪問に不満を持って … ［続きを読む］

「ジャパンエキスポ」にみるフランスのオタクたち（下）――高まる韓国企業のプレゼンスと波紋

清谷信一

　今回、筆者が注目したのは「Village Japon（ヴィラージ・ジャポン、日本村)」だ。これは経済産業省のクールジャパン戦略推進事業の、 … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン　【北海道から何を発信するか】　札幌にはホームレスが存在しない？

中島岳志（南アジア地域研究、日本思想史）

　札幌には１００人を超えるホームレスが存在する。正確な実数を把握することは難しく、大掛かりな調査をしても数え漏れが生じるため、実際は２００人 … ［続きを読む］

ロシアによる前原誠司前外相への賛辞と期待

佐藤優

●北方領土訪問に注目するロシア　　ロシアが現在もっとも関心をもっている日本の政治家は、前原誠司前外相だ。８月６～７日、北方領土へのビザなし交 … ［続きを読む］