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文化・エンタメ
つい先日、神保町の古書店に行ったら、ラジオが流れていて、FMのようだった。 しばらくすると、「私以外私じゃないの」が聞こえてきた。最初から … [続きを読む]
矢部万紀子 2016年03月01日
社会・スポーツ いま一度、死刑について考える
以下、私自身が「死刑はできればなるべく早期に廃止することが望ましい」と考える理由、より穏やかにいえば、「死刑に疑問を感じる理由 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年02月22日
文化・エンタメ 追悼・原節子 スクリーンに全てを賭けた真正の芸術家
小津安二郎と原節子自身の意図や思惑をはるかに超えたレベルで成し遂げられた激越、かつ根源的な「号泣」の演技、そしてそのことによって獲得された … [続きを読む]
末延芳晴 2016年02月19日
社会・スポーツ
2月12日に神戸地裁で開かれた、角田瑠衣被告に対する裁判員裁判の判決公判で、懲役23年(求刑懲役30年)の判決が言い渡された。 … [続きを読む]
小野一光 2016年02月18日
これは、法的な「制度論」について考える場合にはいつでもいえることだが、死刑について考える場合にも、ミクロ的な見方だけではなく、マクロ的な見 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年02月08日
2015年12月18日、法務省は、裁判員裁判により死刑判決を受けた死刑囚について、初めて、死刑の執行を行った。 これを機会に、元裁判官の法 … [続きを読む]
瀬木比呂志 2016年01月29日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
線引きは、どのように可能か タイトルを見て、「なに? 入門。いまさら……」と思った人がいるかもしれ … [続きを読む]
奥 武則 2016年01月28日
政治・国際 中東取材20年:戦争、革命、「イスラム国」へ
イスラム連載を始める 2006年4月、カイロ勤務を終えて東京に戻り中東担当の編集委員になった。編集委員の仕事は、中東で何か大きな動きがあれば … [続きを読む]
川上泰徳 2016年01月28日
「正義」の名の下に行われる過剰な暴力や殺人には与したくない。 国家-資本の「テロ」行為を前に手を拱(こまね)いているのも嫌だ。 「テロ」と … [続きを読む]
福嶋聡 2016年01月07日
科学・環境
去年もいろいろあった。特徴的だったのは同じ流れの事件が続いたことだ。たとえばイスラム国による日本人ジャーナリスト殺害からはじまり、11月パ … [続きを読む]
下條信輔 2016年01月06日
目立った根源的なテーマ フランスのヌーヴェル・ヴァーグの金字塔となったジャン=リュック・ゴダールの映画『勝手にしやがれ』(1951)の後半で … [続きを読む]
古賀太 2015年12月21日
年末には、各種の宴会、飲み会が増える。深夜の混み合った電車に乗る機会も多くなる。そこで、この機会に、痴漢冤罪に対する防衛策について書いてお … [続きを読む]
瀬木比呂志 2015年12月03日
スウェーデンの公安はテロ警戒レベルを5段階中の3から4に引き上げた。4は過激派がテロを起こす手段と意思を持っていると判断されるレベルで、導 … [続きを読む]
山内正敏 2015年11月26日
政治・国際
フランスのパリで129人(本稿執筆時)が殺害される同時多発テロが起きた。1月にイスラムの預言者の風刺画を掲載したシャルリ・エブド襲撃事件以 … [続きを読む]
川上泰徳 2015年11月20日
経済・雇用 水野和夫氏と考える資本主義世界
当時の小説で中世社会の現実を知る 『21世紀の資本』は700ページもある本ですので、読むのはたいへんです。しかし、ピケティはいいところで『ゴ … [続きを読む]
水野和夫 2015年11月20日
「みなさんは人を殺す勇気がありますか?」 米国を中心に死刑囚の写真を撮影している写真家トシ・カザマさん(56)が来日、10月に東京都内で開 … [続きを読む]
大久保真紀 2015年11月13日
1995年の東住吉事件の再審が決定し、それにともなう刑の執行停止により、無期刑で収監中の男女が釈放された。事件から20年が経過していた。再 … [続きを読む]
河合幹雄 2015年11月03日
先日、発生して間もない殺人事件を取材する機会があった。 数人の記者で取材先を分担しての仕事だったが、まず最初に手をつけたのが、無料通信アプ … [続きを読む]
小野一光 2015年10月05日
「まれ」というドラマは、一体何のためにあったのだろう。 不思議をあげていけばきりがないドラマだった。なぜ主人公の希(まれ)の後輩パティシエ … [続きを読む]
矢部万紀子 2015年10月01日
9月18日の「朝日新聞」朝刊と夕刊のベネチア国際映画祭報告を見て、驚いた。私も今年のベネチアに参加してその報告は前日の「読売新聞」朝刊に書 … [続きを読む]
古賀太 2015年09月24日
現在、山田浩二容疑者が否認を貫いているが、(2015年9月15日現在)、防犯カメラ等から山田容疑者への包囲網がせばまっている。しかし、山田 … [続きを読む]
久田将義 2015年09月17日
文化・エンタメ 元少年A『絶歌』をテキストとして読む
『絶歌』においてAは、土師淳君殺害について、前記の鑑定書には記されていないことを書いている(118頁以降:ここも読むのが辛くなるようなくだ … [続きを読む]
藤崎康 2015年09月16日
Journalism
「歴史とは、ある意味でいえば、死者の声であって、われわれの歴史が豊富になっているのは、どういう死者がどれほどたくさんいたかにすぎないのです … [続きを読む]
田原牧 2015年09月10日
Aは本書の第一部で、神戸少年鑑別所で彼の精神鑑定を行なった鑑定医(精神分析医)の一人を、「ワトソン」という仮名で呼びつつ、この40代後半 … [続きを読む]
藤崎康 2015年09月08日
今回まず取り上げたいのは、前々回も触れた、祖母の死後、Aが自分の「秘密」を打ち明ける箇所の直前の記述である(第一部)。 それは興味深いこ … [続きを読む]
藤崎康 2015年09月04日
『絶歌』にあって、Aの非凡な文章力・観察力・記憶力が最も顕著に表れるのは、前回引用したような、自意識過剰な自己分析的な記述にではなく、空間 … [続きを読む]
藤崎康 2015年09月01日
ミステリー好きにこそおすすめの、まっとうなガイド この本の悪評はすごくて、本稿執筆時で、Amazonの星は2つ(平均)、レビューが13個 … [続きを読む]
上原昌弘 2015年08月27日
『絶歌』において、Aが殺人にいたる経緯の記述は、2部構成の本書(約290頁)の第一部の前半でヤマ場を迎える。 そこでは、Aの関東医療少年院 … [続きを読む]
藤崎康 2015年08月14日
福島第1原発事故の刑事責任をめぐり、東京第5検察審査会は7月31日、業務上過失致死傷罪で告発された勝俣恒久元会長(75)、武藤栄(65)と … [続きを読む]
河合幹雄 2015年08月13日
もはや旧聞に属するが、1997年に神戸連続児童殺傷事件を起こした元少年A(以下A)の手記、『絶歌』が大田出版から6月11日に刊行された。 … [続きを読む]
藤崎康 2015年08月11日
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