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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
戦争を起点に人脈でたどった現代漫画史 廃墟とは、言うまでもなく日本の戦後の原風景である。 ニューギニア戦で九死に一生を得た水木しげるから … [続きを読む]
野上 暁 2015年05月28日
「認知症800万人時代」における貴重なドキュメント 2013年、厚生労働省の研究班が「認知症高齢者は2012年時点で推定462万人、予備 … [続きを読む]
西 浩孝 2015年05月25日
娼妓たちの「リアル」からみる新・女性史 格子窓状にくりぬかれたカバーの向こうに女性の表情がわずかにうかがえる。このカバーをはず … [続きを読む]
高橋伸児 2015年05月21日
福島は難しくて面倒くさいか? 私は開沼さんの担当編集者なので、新刊は常にチェックする。たとえ担当でなくても、開沼さんは、発言や書くものが気 … [続きを読む]
小木田順子 2015年05月14日
「中の人」が「嫌われる理由」に向き合う勇気 コンサル。わが同業には、この業界の人に嫌悪感を示す人が多いようです。いわく、上から目線で失礼 … [続きを読む]
井上威朗 2015年05月14日
「知ること」こそ理解の第一歩 最近「日本大好き」をお題目とするネット情報やテレビ番組、書籍が目について仕方ない。「クールジャパン」の仕掛 … [続きを読む]
上原昌弘 2015年05月01日
すてきな愛の詩選、ハンドバッグに入れて! すてきな恋愛詩のアンソロジー。近頃珍しい本が出た。 吉井勇、島崎藤村、ゲーテにジャン・コクトー … [続きを読む]
小林章夫 2015年05月01日
在宅ひとり死は怖くない 「在宅ひとり死」とは、著者である上野千鶴子が考えた言葉である。 一人で暮らす人が誰にも看取られずに主に自宅で死 … [続きを読む]
佐藤美奈子 2015年04月23日
喪失に向かう人と成熟を超える人 この世には、読んでどんなに愉快でもつまらない本と、どうにも不愉快だが実におもしろい本がある。読むべきなのは当 … [続きを読む]
松澤 隆 2015年04月23日
ベタなタイトルにこそ、この人の味がある 体験したことはもちろんないのだが、最近は、戦争というものが、以前より格段と身近に感じられるように … [続きを読む]
今野哲男 2015年04月16日
池内流 旅の楽しみ方 カフカの翻訳で知られる池内紀さんの旅の本は多い。『ドイツ 町から町へ』『ニッポン発見記』『町角ものがたり』『ひとり … [続きを読む]
松本裕喜 2015年04月16日
「そうだったのか!」が満載の選書らしい選書 いい意味で期待が裏切られる本というのが、ままある。今まで「そういうものだ」と思っていたことが … [続きを読む]
大槻慎二 2015年04月09日
反知性どころかエートスの構造転換 『消費が社会を滅ぼす?!――幼稚化する人びとと市民の運命』というのは随分と予言的な印象を受ける邦題だが … [続きを読む]
東海亮樹 2015年04月03日
「皇后」というもう一本の糸 読み止しページにはさむ、しおり糸が付いている。珍しいことではない。だが、2本となると、どうだろうか … [続きを読む]
奥 武則 2015年04月02日
流浪の露天商たちが闘った反戦反軍と廃娼闘争の軌跡 テキヤとは香具師(やし)のことで、「的屋」とも書く。吹き矢で当てさせることや、いかがわ … [続きを読む]
野上 暁 2015年03月26日
転生する痛切な同時代史 いかなる同時代史も、私という視座を抜きにして語れない。しかし、そこに若者をすえたら、時代はどうみえてくるだろう。 … [続きを読む]
木村剛久 2015年03月26日
ブラックアフリカで見た戦争の実相 腹の奥底から絞り出すような叫び声。こちらを凝視する目。焼け焦げた匂い。胸を締めつけられ、握り潰されるよ … [続きを読む]
西 浩孝 2015年03月23日
「クソみたいな世界」の果てに 著者・鈴木涼美は、慶応大学、東大大学院を経て、某新聞社の会社員だった。在職中、かつてAV女優として多数の作 … [続きを読む]
高橋伸児 2015年03月19日
歴史のデッサンを描く仕事 STAP細胞事件については、毎日新聞の記事がいい、毎日新聞が頑張っている――この問題が渦中だったころ、ツイッタ … [続きを読む]
小木田順子 2015年03月13日
見たいものだけを見ない、「まともな取材」の尊さ 東日本大震災の後、多くの取材者が現地に行き、様々な経験を持ち帰ってきました。おかげで貴重 … [続きを読む]
井上威朗 2015年03月12日
料亭の魅力とは何か? 料亭を贔屓にするような身分ではない。それでもいくつかお邪魔した店はある。 勤め先の大学の隣には一時期政治家がひしめい … [続きを読む]
小林章夫 2015年03月05日
霊言から永久保存版まで、読んだぞ16冊! 2014年11月10日に急逝した「高倉健」の写真集やムックが12月から近所の書店の平台を占領しは … [続きを読む]
上原昌弘 2015年03月05日
ひき裂かれた「まほろば」にまみえる旅 東北を語ることは、関西人・司馬遼太郎自身の表現で言えば、「懸想文」(恋文)だったという。アブナイ。 … [続きを読む]
松澤 隆 2015年02月26日
不可能を超えることは幸せなのか? 『絶対音感』(新潮文庫)や『星新一――一〇〇一話をつくった人』(新潮文庫)など、同じ著者による長大なノ … [続きを読む]
佐藤美奈子 2015年02月26日
いまからでも、やるからには、考えてみよう 2020年に、東京で1964年以来の五輪が行われる。半世紀前のオリンピックは、戦後日本の復興の … [続きを読む]
今野哲男 2015年02月19日
建築としての図書館 古代から現代までの図書館を写真と文章で紹介した大型本で、美しい写真が満載。やはりイギリスのこの種の本は質が高い。 … [続きを読む]
松本裕喜 2015年02月19日
文科系のための自然科学書 昭和に自己形成期を過ごした文科系の諸氏には、おそらく似たような経験がおありではなかろうか。 学校図書 … [続きを読む]
大槻慎二 2015年02月12日
言論が商品となった時代に 「大宅壮一」に始まって、「大宅壮一」で終わる。 「大宅壮一」と聞くと、私は、かつて自らが痛烈に批判したテレビ( … [続きを読む]
奥 武則 2015年02月05日
文化・エンタメ 三省堂書店×論座 神保町の匠
ダ・ヴィンチで唯野教授でベアーズだったのか! ベストセラーは世相を映し出す。その時代の大衆の心のありようが本から見えてくるからだろう。 … [続きを読む]
東海亮樹 2015年02月05日
脱格差社会宣言の波紋 当初、日本語版タイトルは、『21世紀の資本論』と予告されていたはずだ。それが『21世紀の資本』に変えられたのは、マ … [続きを読む]
木村剛久 2015年01月29日
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